天皇の後は、上皇と言われます。
皇帝に天がつき天皇で、その上というわけです。大昔に戻ったような感じがします。
大袈裟な名称が好きなのが、わが日本人なのでしょうか。自民党も代表者は、党首でも代表でもなく、総裁ですから。
控えめとか、おくゆかしいとか言われる文化は、建前に過ぎないようですね。本音は全然違うのでしょう。
天皇という役目を降りたら、個人の名前で呼んであげたいもの。明仁さんです。
上皇ではなく、明仁さん。
わたしと同じ一人の人間で、一人の男性です。 いまさら言うのも愚かですが、人間はみな平等で、対等な存在です。
それに、明仁さんら天皇家の生活費(年6億円)と宮内庁への180億円を出しているのは、わたしですし、あなたです。
明仁さんを一人の人間として遇するのがよいこと、わたしは心底、そう思います。みな同じ人間です。明仁さんもそれを望んでいるはずです。
武田康弘