思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

安倍首相の基本戦略は、北を戦争に追い込むことですが、それは極めて危険です。

2017-09-21 | 社会批評

韓国による北朝鮮の人道支援実施について「安倍晋三首相は15日、文大統領と電話会談した際、人道支援の「時期を考慮してほしい」と慎重な対応を要請していた

とネットニュースにありますが、

安倍晋三首相の非人道性が象徴されることばです。「時期を考慮」、というは、実際には「行わないで」、と言うことです。

安倍首相の基本戦略は、平和解決ではなく、北を戦争に追い込むことであるのがよく分かります。

彼の敬愛する祖父・岸信介が対米戦争に日本を追い込んだのと同じと言えます(満州と朝鮮半島で「抗日」の戦いをしていた金日成と対峙したのが岸信介でした)。

再び戦争のできる国へ、という日本の右翼と保守主義者の悲願は、北の挑発行動を利用して可能になりますが、それは、未曽有の大混乱・大被害をもたらします。

「人間的である」ことは、日本の権力者にはふさわしくないのでしょうか。戦に燃える?悪い奴には戦争だ。相手から抜かせるように仕向けろ!

伊藤忠の元会長の丹羽さん(元中国大使)も、いまの日本政府・安倍内閣は、戦争回避とはアベコベの道を走っていると、批判し警鐘を鳴らしています。


武田康弘

 

コメント (2)
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