思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

どこへも行かずに天下を知る ・ 為さずして成す。  老子47章

2019-05-06 | 学芸

どこにも行かずに、世のありようを知る。

窓の外をうかがわずに、天道を知る。

遠くへ行けば行くほど、知ることは少なくなる。

だから、聖人は、どこにも行かないで知り、見ずして明らかであり、為さずして成す。

(老子47章)



武田康弘

 

 

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日本人も自分を生きましょう! 永遠に天皇教=元号教では、哀れで不幸ですよ。

2019-05-06 | 恋知(哲学)

 日本人には、にこやかで開放的な人が少ないです。

 固くて、ツマラナイ表情をして、のびやかさがありません。
 形式的な儀式主義者の集まりで、心の底からのたのしさ、内側から湧き上がる豊かなよろこびの世界を持てません。笑顔は仮面で、元からウソの人生を歩んでいます。
 
勝ち負け、人より優越していることがよろこびという深い愚かさの中に沈んでいるので、みな外面人間です。
 自分としての人生を生きる《精神的自立》を持てません。エリートとされる人ほどそうです。他者承認を追い求めるだけの日々です。
 
哀しく不幸な人生ですが、それに気付かず、本音では、「誇れるものは金と地位」としか思っていません。そうなので、永遠に不幸な人の集まりの日本が続いてしまいます。

 

 明治維新がこしらえた天皇教=元号教に従い浮かれ占脳=染脳されて、おなじ一人の男性を「天皇陛下」(なんと「上皇」とまでが復活!)と呼んで世界で唯一の「元号」を用いて、5月1日からまた新年で、新時代が始まったとワイワイガヤガヤ。世界のどこにも通用しない自閉者の自分をよろこび誇り!?(安倍晋三などの愚かで危険な国体主義者に国民みなが同調?)、ニッポンちゃちゃちゃとはしゃぐしか脳がないようです。

 

 天皇陛下万歳!? 日本にだけ、昭和時代とか平成時代とか令和時代があるという、もう言葉にもならぬほど愚かな時代認識しかもてない国民から脱して、内からあふれる豊かな愛情と理性(綜合的判断能力)をもてる一人の人間として生きる人になろうではありませんか!小さく狭く堅い日本人を脱して、豊かでおおらかで優しく強い一人の人間としての日本人になりたいものです。

 

 まず、なにより、令和=元号を使わない人にならないと、です。


 5月3日

武田康弘

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