思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ウクライナ政府と軍による自国民に対する拷問と虐殺--フランスの女性ジャーナリストによるドキュメンタリー。

2022-04-13 | 社会批評

驚くべき、恐ろしい、真実。

ウクライナ政府と軍による自国民に対する拷問と虐殺。(クリックで開始します)



このドキュメンタリーを見た後でなければ、いまのロシアとウクライナの戦争について語ることはできません。

国会議員、政府、官僚、テレビ局、新聞社の人は、必ず見るべきです。

フランスの女性ジャーナリストによる現地取材です。

ウクライナは、2014年に軍事クーデターより、親露派政権を追放し、米・NATO側のポロシェンコ大統領に変わりました。
その後継者が今のゼレンスキー大統領です。



 ロシア軍侵攻の背景には、2014年2月以降、ウクライナ政府が同国東部に位置するドンバス地域で、主にロシア語を母語とするウクライナ住民およびロシア系住民への激しい無差別攻撃を開始し、以後8年間の長きにわたり、いわば自国民である同住民に対する迫害と殺戮と虐殺を繰り返してきたウクライナから、彼らの命と生活と安全を保護する目的、そして、ロシアの存立自体を脅かすNATOの東方拡大を絶対に阻止する目的とがありました。

 一方、米およびNATO西側諸国は、一貫して、ウクライナ政府による同地域住民への無差別爆撃や虐殺の証拠や事実はない。またNATOが東方拡大はしないという合意文書をロシアと交わしたことはないと主張し、ウクライナへのロシアの介入を強く牽制してきました。

 はたしてどちらの言い分が本当なのか? この東部地域で今、いったい何が起こっているのか? その真実を自分の目、耳、全身で確かめるため、フランスの女性ジャーナリスト、アンヌ=ロール・ボネルは2015年1月、ウクライナ東部ドンバス地域に赴きました。 彼女がそこで見たのは、自国政府の攻撃により破壊尽くされた居住アパートや学校や保育園、家族も住む家も失った人々、今も地下の防空壕で身を守りながら不自由な生活を強いられる人々…。そして自国政府が行った数々の殺戮と虐殺により、子供を亡くし、家族を亡くし、希望を無くした多くの住民たちの深い悲しみと強い怒り、不条理な戦争への絶望でした。

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このことをよく知り、拷問や殺し凄まじいまでの人権侵害とそれをバックで支える勢力(アメリカ中心)の悪辣さを、国連をはじめ、国際機関で繰り返し批判し続けることが必要と思いました。
けれども、
国境を越えての他国への攻撃は、人々を救うという目的であっても許されないこと=一刻も早く停戦しないといけないとも思います。
なお、ロシアへの制裁は低所得者虐めであり、許されません。




武田康弘


 

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