思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

桁違いのベートーヴェン第九が、ユーチューブで公開されました。アテネで。 誰でしょう?

2022-04-15 | 芸術

わたしが古代ギリシャからの使者と呼び、敬愛しているクルレンティスは、分かりやすく一口で言えば、けた違いの天才!

アテネで生まれ育ち、19歳のときからロシアの著名な音楽指導者イリヤ・ムーシンに学び、俗性にまみれるな、を信条としてきましたが、

現在、世界(欧州・ロシア・日本)のどこでも最もチケットの入手が困難な指揮者です。

その彼が、10年以上前にシベリアのベルミという地で、彼の掲げる強烈なまでのイデーに共鳴して、世界12か国から集まった凄腕の演奏者たちによりつくったムジカ・エテルナというオーケストラと合唱団は、驚くべき精度ですが、大胆なまでの個性と自由をもちます。いま、世界最高の音楽集団です。

全体主義的な昔のカラヤン・ベルリンフィルなどとは対照的で、恐ろしいまでに精緻ですが、各奏者が個性豊かに自由に歌い、奏します。音楽イデーを深く共有し、歌い方・奏し方は各自の個性でのびのびとです。全身からよろこびが溢れます。

第九は2年前に、二度目の来日を果たす最高の曲目でしたが、コロナ騒ぎで中止となり、なんとも残念でした。初来日の時ー2019年は、チケットが買えました(3公演とも完売でした)が、中止となった二度目の来日では、サントリーホールでの2日分のチケットは、10時発売で3分以内にすべて売り切れで、大多数の人は買えませんでした。わたしは、発売前に三越劇場で購入できたのですが、聴けなかったわけです。

この映像は、今年2月20日に、クレンティスの故郷=アテネで行われたもので、3日前にユーチューブで公開されているのを見つけ、この3日間、大人にも子どもにも視聴してもらいました。みな、釘付け!!!感動!!!

名演という言葉ではすみません、唖然茫然です。ぜひ全曲、フルボリュームでどうぞ。クリックで飛びます。
ベートーヴェンが生き返る!!!










これは、今日、中1の二人。
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この写真は、2019年の初来日時、チャイコフスキー交響曲4番終了後に
わたしが、会場(墨田トリフォニーホール)で撮影。

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2016年に公開されたフランスもの。字幕がついて、日本人の誰もが知ることができます。ウクライナの真実

2022-04-14 | 社会批評

一つ前のblogは、fb友人の江口美都会さんが紹介したものですが、

2016年に公開されたフランスもの。字幕がついて、日本人の誰もが知ることができるようになりました。クリックで見れます。

このドキュメタリーを見れば、今の戦争は、2014年の暴力によるクーデターでつくられたウクライナ政府(過激な民族主義のアゾフ大隊が中軸)による自国民への戦争からの続きであることが分かります。

ちゃんと知らないと、大きな間違いを犯します。

このドキュメンタリーを見れば、だれであれ、問題の核心が理解できるはずです。

50分越えですが、ぜひ、ご覧ください。衝撃の事実です。

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このことをよく知り、拷問や殺し凄まじいまでの人権侵害とそれをバックで支える勢力(アメリカ中心)の悪辣さを、国連をはじめ、国際機関で繰り返し批判し続けることが必要と思いました。
 
けれども、
国境を越えての他国への攻撃は、人々を救うという目的であっても許されないこと=一刻も早く停戦しないといけないとも思います。
 
なお、ロシアへの制裁は低所得者虐めであり、許されません。


武田康弘

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ウクライナ政府と軍による自国民に対する拷問と虐殺--フランスの女性ジャーナリストによるドキュメンタリー。

2022-04-13 | 社会批評

驚くべき、恐ろしい、真実。

ウクライナ政府と軍による自国民に対する拷問と虐殺。(クリックで開始します)



このドキュメンタリーを見た後でなければ、いまのロシアとウクライナの戦争について語ることはできません。

国会議員、政府、官僚、テレビ局、新聞社の人は、必ず見るべきです。

フランスの女性ジャーナリストによる現地取材です。

ウクライナは、2014年に軍事クーデターより、親露派政権を追放し、米・NATO側のポロシェンコ大統領に変わりました。
その後継者が今のゼレンスキー大統領です。



 ロシア軍侵攻の背景には、2014年2月以降、ウクライナ政府が同国東部に位置するドンバス地域で、主にロシア語を母語とするウクライナ住民およびロシア系住民への激しい無差別攻撃を開始し、以後8年間の長きにわたり、いわば自国民である同住民に対する迫害と殺戮と虐殺を繰り返してきたウクライナから、彼らの命と生活と安全を保護する目的、そして、ロシアの存立自体を脅かすNATOの東方拡大を絶対に阻止する目的とがありました。

 一方、米およびNATO西側諸国は、一貫して、ウクライナ政府による同地域住民への無差別爆撃や虐殺の証拠や事実はない。またNATOが東方拡大はしないという合意文書をロシアと交わしたことはないと主張し、ウクライナへのロシアの介入を強く牽制してきました。

 はたしてどちらの言い分が本当なのか? この東部地域で今、いったい何が起こっているのか? その真実を自分の目、耳、全身で確かめるため、フランスの女性ジャーナリスト、アンヌ=ロール・ボネルは2015年1月、ウクライナ東部ドンバス地域に赴きました。 彼女がそこで見たのは、自国政府の攻撃により破壊尽くされた居住アパートや学校や保育園、家族も住む家も失った人々、今も地下の防空壕で身を守りながら不自由な生活を強いられる人々…。そして自国政府が行った数々の殺戮と虐殺により、子供を亡くし、家族を亡くし、希望を無くした多くの住民たちの深い悲しみと強い怒り、不条理な戦争への絶望でした。

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このことをよく知り、拷問や殺し凄まじいまでの人権侵害とそれをバックで支える勢力(アメリカ中心)の悪辣さを、国連をはじめ、国際機関で繰り返し批判し続けることが必要と思いました。
けれども、
国境を越えての他国への攻撃は、人々を救うという目的であっても許されないこと=一刻も早く停戦しないといけないとも思います。
なお、ロシアへの制裁は低所得者虐めであり、許されません。




武田康弘


 

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今日は、花祭り。ブッダの中心思想は、3点にまとめられます。

2022-04-08 | 恋知(哲学)

 今日は、花祭り。ブッダの生誕を祝う日です。

 「花祭りはがき」をつくりました。わたしの撮った写真3枚と、息子が33年前!(笑)に学校で描いてきた画を複写してつくりました。
 桜の写真は、鳴滝近く。親鸞象と庭園は、板敷山大覚寺で、みな八郷(茨城県石岡市)で撮ったものです。八郷は四方を山で囲まれた里山で、とてもよいところ。

 宛名面には、言葉を添え、紙は、厚手で質感の柔らかなものを使いました。いい仕上がりで満足です。

 インドに生まれたゴウタマ・シッダールタは、釈迦とかブッダと呼ばれていますが、その中心思想は、以下の3点にまとめられます。

 「天井天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)とは、人は誰もみな、われ一人尊い存在として生まれてきた、比較できないそれぞれの存在で、上下はないという意味です。

 「縁起の法」(えんぎのほう)とは、固定した実体は存在しない、我(われ)というのは意識であり、自我ではなく、さまざまな縁によってつくられるという意味です。

 「自帰依・法帰依」(じきえ・ほうきえ)とは、遺言としての教え=遺教ですが、自分自身と法則に従え、という意味です。

 ブッダには「神」という思想はなく、人間の自由と責任を拠り所とする現代の思想に直結しています。同時代、紀元前400年ころに活動したソクラテスとも重なるところが多く、紀元前3世紀には、多くのギリシャ王(各ポリスの王)が仏教に帰依しました。詳しくは、『古代インド』(中村元著)をお読みください。


武田康弘
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「ブチャ虐殺の罪をロシアに転嫁する」元米軍高官・イラク国連査察団員、スコット・リッター

2022-04-08 | 社会批評

ウクライナの国家警察は、ブチャで数多くの人道に対する罪を犯した。バイデンは、このブチャ虐殺の罪をロシアに転嫁することを狙って、この犯罪者たちを助けるという罪を犯した」
元米軍高官・イラク国連査察団員のスコット・リッターの話。

The Ukrainian National Police committed numerous crimes against humanity in Bucha. Biden, in seeking to shift blame for the Bucha murders onto Russia, is guilty of aiding and abetting these crimes. Congratulations, America…we’ve created yet another Presidential war criminal!




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攻撃が分かっているのなら逃げる。戦わない。自分の命が大事。誰もいない街が攻撃を受けることはない。

2022-04-05 | 芸術

わたしのfb

攻撃が分かっているのなら逃げる。抵抗しない。戦わない。自分の命が大事。わたしなら真先に逃げる。戦争で戦う気持ちはゼロ。とにかく逃げる。誰もいない街が攻撃を受けることはない。最善の策は逃げること。

武田康弘

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人口動態統計の月次データに大異変が起きていた。戦後最大の死亡者数 前年比約7万人の死亡者増加!

2022-04-05 | 社会批評

以下は、寄せられたコメントの一部抜粋です。

全文は、コメント欄にあります=マザーがテレサのファウチさん。

人口動態統計の月次データに大異変が起きていた。
昨年9月までの月次データで、公表がストップしているのだ。
明治32年から続く国の基幹となる公式統計がストップ?
よく見ると「9月までの超過死亡者数が約6万人」になっていたのだ。理由した副反応部会のzoom会議でも佐藤委員が何度かこの件を調査するよう詰問さえしていた。

この人口動態統計は保険料算定の為の死亡率など無くてはならない統計データなのだ、公表しないはずは無いと思っていたら、ウクライナ問題勃発後2/25に2021.12速報がブレスレリースされた。
2種類あったはずのプレスだが、今見られるのは死亡者数の出ているものだけだ。

驚くなかれ、そこに書いてあるのは

戦後最大の死亡者数 前年比約7万人の死亡者増加!

311の年は一年で約1.6万人の死亡者増だった。

それが2021年は、9月までで6万人、12月までで約7万人。。。

一体何があった?日本 戦争でもあったか?日本
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もちろん、これはワクチンによるものとしか考えようがないです。武田康弘
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21世紀の良心・碩学の言語学者・チョムスキーの見方(3月1日)ロシア・ウクライナ問題

2022-04-04 | 社会批評

ノーム・チョムスキー 93歳

21世紀の良心・碩学の言語学者・チョムスキーの見方(3月1日
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アメリカも国際法を踏みにじった。

──ロシアのウクライナ侵攻は、武力による威嚇または行使を禁じた国連憲章2条4項に明確に違反する行為です。ところが、プーチンは侵攻初日の2月24日におこなった国民向けの演説で、ウクライナ侵攻に法的な正当性を与えようとしました。
ロシアは、アメリカとその同盟国が国際法を繰り返し違反してきた証拠としてコソボ、イラク、リビア、シリアの事例を挙げています。プーチンによるウクライナ侵攻の法的な正当性について、そして冷戦後の国際法の地位についてはどうお考えでしょうか? 

 最初の質問については、何も言うことはありません。プーチンが侵略に法的な正当性を与えようとしたところで、意味はありません。
 もちろん、アメリカとその同盟国が国際法を平然と破っていることは事実ですが、だからといってプーチンの犯した罪が軽くなるわけではありません。とはいえコソボ、イラク、リビアの事例と、今回のウクライナ紛争とのあいだには直接の関連があります。

 米軍のイラク侵攻は、ナチスがニュルンベルクで絞首刑になった戦争犯罪と同じで、まったく一方的な侵略でした。そして、ロシアの顔面に一発パンチをお見舞いしたのです。

 コソボ紛争はNATO、つまりはアメリカによる侵攻で、このときは南アフリカの法律家リチャード・ゴールドストーンを議長とする独立国際委員会などが「違法だが正当な攻撃」と判断しました。
 空爆によって進行中だった残虐行為を終わらせたという理由から正当化されたのですが、それは時代を逆行する決定でした。侵攻がおびただしい残虐行為をもたらしたとする証拠のほうが、圧倒的に多かったからです。
 これは予測可能な悲劇であり、実際に予測もされていました。もっと言えば、交渉の余地は残っていたのに、いつものように暴力が優先され、外交的な選択は無視されたのです。

 当時のアメリカ政府高官も、親ロシアのセルビアを空爆したせいで、冷戦後のヨーロッパの安全保障のためにアメリカと落としどころを探っていたロシアの努力がひっくり返されたと認めています。空爆は、セルビア側に事前連絡されずおこなわれました。
 この逆行はイラク侵攻と、リビア空爆でさらに勢いがつきました。リビアについては、国連安保理決議に対して拒否権を発動しないとロシア側の同意をとりつけたにもかかわらず、NATOはあっさり反故にしたのです。

 起きたことには必ず結果が伴いますが、ドクトリン(政策)によってその事実が覆い隠されてしまうことがあります。
 冷戦後の国際法の位置づけは、まったく変わりませんでした。クリントン大統領は、アメリカが国際法を遵守する意思がないとはっきり表明しました。
 彼は自身のドクトリンで「主要な市場、エネルギー供給分野、戦略的資源への無制限のアクセスを確保する」といった重大利益を守るためなら、一方的に軍事力を行使することを含め、アメリカには「一方的に行動する権利」があると宣言したのです。彼の後継者も同じです。いずれも法を踏みにじって平気でいられる人たちばかりでした。

 だからといって、国際法には価値がないと言っているのではありません。国際法が適用可能な範囲というものはやはりあります。ある面においてはすぐれた基準なのです。

アメリカvs.中ロの戦いが始まる?

──ロシアのウクライナ侵攻の目的は、ゼレンスキー政権を倒して親ロシア政権を樹立することにあるようです。しかしどのような展開になっても、ワシントンの地政学的ゲームの駒になると決めたウクライナの前途には茨の道が待ち受けているでしょう。
この点に関して、経済制裁がウクライナに対するロシアの態度を変える可能性はどれぐらいあるでしょうか? また、ロシアへの経済制裁の狙いはもっと大きいところ、たとえばロシア国内でのプーチンの求心力の低下やキューバ、ベネズエラとの関係、さらには中国そのものの弱体化にあるのでしょうか? 

 ウクライナは最も賢明な選択をしたわけではないかもしれませんが、そもそも用意されている選択肢がありませんでした。経済制裁を受けたロシアは、中国への依存度を高めるのではないかと思います。
 よほどのことがない限り、ロシアは依然として化石資源頼みの「泥棒政治国家」です。ロシア側の打つ手がなくなるのか、西側が終わりを迎えるのか。ロシアの金融システムが、経済制裁を含む痛烈な打撃に耐えられるかどうかはわかりません。だからこそ、どんなに不愉快であっても、ロシア側に逃げ道を用意する必要があります。

──西側では政府、イギリス労働党を含む主要野党、そしてマスメディアがこぞって熱烈な反ロシア・キャンペーンを展開しています。その対象はロシアの新興財閥オリガルヒのみならずミュージシャン、指揮者、歌手、さらにはチェルシーFCのオーナー、ロマン・アブラモビッチにまで至り、音楽コンテストの「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」はロシアを締め出しました。
これは、アメリカによるイラク侵攻のときのマスメディアと国際社会の反応と同じですよね。
 
 皮肉な論評ですが、ごもっともです。ここでもまた、私たちは昔ながらの手垢にまみれた手法に甘んじたいのです。

──今回のウクライナ侵攻により、西側諸国とロシア、もしくはロシアと同盟関係にある中国との長きにわたる戦いが始まったのでしょうか? 

 誰の上にその灰が落ちるかわからない──これはメタファーではなく、文字どおりそうなるかもしれません。中国は、現時点では冷静に振る舞っています。ライバルの潰し合いを横目に見ながら、世界の大部分を経済的に統合する「一帯一路構想」を着実に拡張しているのかもしれません。つい最近も、この構想にアルゼンチンを引き入れました。
 先に述べたように、アメリカとロシアが衝突すればそれは人類への死刑宣告となります。この戦いに勝者はいません。私たちはいま、人類史上の重大な岐路に立っています。これは否定も、無視もできない事実です。

From Truthout (US) 
Text by C.J. Polychroniou
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「花まつり葉書」4種類つくりました。ブッダの誕生を祝おう!!

2022-04-03 | 芸術

わたしの写真3枚と 息子が小学2年生のときに学校で描いてきた絵(33年前!)をつかって、「花まつり葉書」をつくってみました。

今日、3名の友人に出しました。



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