歴史となった健さん 2024-09-05 14:04:40 | 文学 大江のは、「人間の羊」を、私は最初に読んで、彼の人間を観る視力に、老いたる私が共鳴したのである。 ――正宗白鳥「新人論」 大江健三郎のシンポジウムが昨日、東大でやってた。いよいよ研究対象となった大江は、正宗白鳥みたいな感想すら歴史にしてしまった。 #本(レビュー感想) « 9月が朝顔の季節 | トップ | ほの暗い池の底に »