おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

薬膳を楽しむ会 感染症に負けない潤肺のごはん

2022年11月19日 08時34分00秒 | 薬膳講座
11月18日。
『薬膳を楽しむ会』です。
秋の臓は肺。乾燥を嫌います。
東京は年中雨が多いですが、この頃は乾燥していますね。

慈陰、補気、潤肺の食材を使った一食です。

・栗と南瓜の炊きおこわ
・とろろ茶碗蒸し
  大和芋のすりおろしにだしと溶き卵を加えて蒸しました。
  大和芋(山芋)は帰経が脾肺腎。
  補益肺脾の滋養高い食材です。
  潤い効果のあるえのきだけと体を温める海老を入れました。
・里芋と鮭のグラタン
  里芋を蒸してマッシュし、豆乳で溶き伸ばしてソースにしました。
・春菊と松の実のピリ辛海苔あえ
・柿とかぶのなます
  柿も喉を潤します。
・小豆餅
  白玉粉と水、茹で小豆を混ぜてこね、蒸したものです。
  胡桃をのせ、白すりごまを散らしました。
・カモミール、ミントティー
  辛涼解表の働きがあり、体表についた外邪を取り払います。


今日の会員の皆さん。




食材もたっぷりで綺麗です。


食事は、テーブルひとつに一人ずつ離れて座り、黙食でいただきました。

会場の公民館前には多摩湖線。

青空をバックに走る黄色い電車、心が和みます。

帰り道、名残りの朝顔。


急いで帰宅して、次は出張料理の仕事で出かけます。


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