小平薬膳を楽しむ会、今日のテーマは『冬至の薬膳』。
今年最後の会です。
季節の行事もテーマに取り入れたいとご希望もありました。
今日は一年中で最も昼の短い日。
冬至は暦の上では冬の最中で寒さの厳しい時期ですが、この日を
境に日が伸び始めることから、古くはこの日が年の始点と考えられて
いました。
この日は、柚子湯を立てたり、お粥やカボチャを食べて無病息災を祈ります。
陰陽では、冬至は一年で陰が最も盛んな日です。
この日を境に陽が地下で成長をはじめ、 春分の日に陽が表に出て、
陰陽転化となります。
・八宝粥
うるち米、もち米、黒米、小豆、松の実、胡桃、なつめ、
クコで8種。
立法は、益気補陽。
・羊肉のスープ
ねぎ、生姜、にんにく、小茴香、大茴香、きくらげ、香菜、
紹興酒、塩で。
立法は温陽益腎。
・かぼちゃのファルシー
詰め物は、海老と玉ねぎ。
オーブンで焼きます。にんじんも一緒にオーブン焼きで。
生姜だれをかけて。
益気補陽。
かぼちゃを半分にして、海老と油なしで炒めた玉ねぎ、米粉で
詰め物をし、焼き上がったところ。
・柚子ようかん
柚子の香で、気の巡りをよくします。
冬至に欠かせない、かぼちゃと柚子を使いました。
会員の皆さん。今日はお休みがちょっと多かったです。
最後に皆さんと記念撮影。
今年もありがとうございました!