仕事がら、栄養関係の本を読むことが多いのですが、
これも、大変勉強になりました。
『ここがおかしい!?日本人の栄養の常識』
中高年の健康について研究している桜美林大学の
柴田博教授が著者です。 発行 技術評論社
疫学調査のデータから、栄養情報の間違いが、指摘されています。
自分も、基礎データとして厚労省が実施している「国民健康・栄養調査」を
活用していますが、本書にも多く引用されています。
それで、若い女性の痩せ志向や、低栄養な食事内容に、愕然としています。
あらためて、データを読み返すと、20代26.2%、30代21.7%の女性が痩せで、
摂取エネルギーは1,650Kcalほど。大問題ですね!
栄養素の充足率も低く、心配です。
痩せ形の若い女性が、これから妊娠・出産していく、そして、子育てし、
自分の食生活を次世代に伝えていく。大丈夫でしょうか。
健康な食事と体作りについて、情報発信できたらと、いつも思っています。。。
〈内容紹介〉Amazon.co.jpより--------------------------------------
ダイエットの話題が溢れる飽食の日本。だが、日本人の摂取カロリーが減少を
続けている事実をご存じだろうか。日本人が漠然とイメージしてきた栄養・
健康常識に多くの間違いがあり、そのまま信じ続ければ自分や家族の健康を
大きく損なってしまうことになりかねない。「糖尿病が増えている」「やせて
いるほど長生きする」「コレステロールは低いほどよい」などの健康常識は
本当か?科学的なデータ・理論をもとに、正しい栄養や食生活とは何かを
明らかにしていこう。
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さて、話は変わり、今日の昼ごはんです。
リサイクル炒飯とスープ。
炒飯は、残り物のラタトゥイユと苦瓜のチャンプルー、そして
玉ねぎ、にんじんのみじん切りとで作りました。
作りおきしてある、肉みそも少し加えて。
スープは、豆腐、ねぎ、卵、小松菜。
昨日圧力鍋で作った茹で鶏の煮汁とこんぶで。
冷蔵庫の中もすっきりで、いい感じです。
今日は本の監修の原稿も送り、一段落。
これから息抜きで、ミートソースでもを作りましょうか。