メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

LIVE REPORT:LIQUIDROOM 1st ANNIVERSARY liquid surprise 01@リキッドルーム 2005.9.23

2005-11-27 23:55:55 | 音楽&ライブ
17時に友だちと恵比寿で待ち合わせ。18時すぎに会場入り。
もう席は埋まっていて、後ろで見るにも野郎が多くて、だんだん息苦しいまでの客
結局、詰め詰めの超満員で、始まる前からすでに暑いっ!

SOIL&"PIMP"SESSIONS
ピンプは毎年2月に恒例の「TABOO」(冷牟田竜之Presents DJイベント)のときに初見して以来。
saxとtpの2本柱が、とにかくこれでもかって高音+爆音で吹きまくる
ドラムもピアノも体張って演奏。ドラムなんか雷神みたいなたたき方

そして彼らを牛耳っている?のは、怪しい興行主風(笑)な社長(パパイヤ鈴木激似)(爆

「セクシーに踊って見せてくれ!」

アジテーターの彼は大したことはしてないんだが、彼も汗だく
スカパラでいうギムラさんみたいな“におい”担当。

saxが左右に揺れるバネが入ってるようなリズムの取り方なのが、けっこー好きなんだよネ。
ピアノ+ドラム+ベースのジャムはgood。1曲が長いファンクのような、JAZZのような。

「ピアノは喋ると可愛い。黙ってるとカッコいいだろ?」
「いや、喋らせないよ! ワンマンで喋るから」

ペットとsaxが向かい合ってのソロ対決もあり
とにかくアピる、アピる! 個性のぶつかり合い。同じsaxでも吹く人によって、こうも違うものかとビックリ。
群雄割拠の世界で、どのバンドもちょっとでも他と差をつけるためにしのぎを削っているんだな。

先週ここでi-dep見た時は、なぜかステージも客席ももっと広く見えた。
バンドやイベントによって、ハコの印象も変わるもんなんだ。


勝手にしやがれ
dr武藤さんを中心に、ホーン4人が背を向けて、ライブの成功を祈るいつもの儀式から始まる。
全員、黒のスーツでバシッとキメて、におい立つような男前バンド
バランスのとれた圧倒的な音の波にのまれて、間違いなくカッチョいい

MCもアンコールもなし。
一切のムダを省いたモノクロームのステージ、ストイックなまでのサウンドは、NYのどこかのクラブにいるような錯覚に陥る。

UNOのCMに書いた新曲♪U-K も演った。かなりイイ!

♪デカダンス・ピエロ
♪SISTER
♪SLAVE

次から次へと休むヒマなくつづくキラーチューン!
特に毎回入るsaxのソロには酔えます。

武藤さんは帽子をとって、短く切った髪を振り乱しての熱いドラムでさらに煽る。
そしてラストのお決まりは、チャーリー君がちょこんと座ったドラムセットを飛び越えるんだけど、
今回はコケずに安定着地。それはそれで物足りないんだけどね(笑

ちなみにこの日は、お気に入りの勝手Tシャツ=正装ですv
武藤さんの描いた線画の太陽のデザインがステキ
アルバムジャケなんかでも使われる絵はオシャレで、ジャン・コクトーやシャガールを思わせる。

いや~!ホーン祭り!お腹いっぱいです!

で、今日は、怒涛のライブ週間を締める最後の2本---のはずが!予報がしっかり当たって、雨・雨・雨...(泣
小金井公園で、今野さん(ex.ROCKING TIME voc.)がゲストで出る、
ハナレグミの野外フリーライブがあるんだけど、雨天決行って、これでもやるんですか?
疲れもたまってることだし、これはあきらめて、夜からのブラサキSnuckに体力温存。


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