■『クマよ~たくさんのふしぎ傑作集』(福音館書店)星野道夫/文・写真
「見渡すかぎりの原野に
ぽつんとおまえがいるだけで
風景は なんだかもういっぱいだ」
どんなに群生地でも、ブルーベリーやグランベリーを籠いっぱいにして持って帰ることはできないそうな。
なぜなら、ほとんどが口の中へ消えてゆくからって話が面白い
本書ではなかったかもしれないけど。
ベアフラワー=夏の草地に咲く。クマはこの白い花を好んで食べる。
ハクトウワシ
猛禽類は総じて好きだ。
見た目のカッコよさと、バタバタ羽ばたかずとも風を読んで飛ぶ優雅さ。孤高さ。
「おまえは小熊と遊んでいる
そっと話しかけるように そっと抱きしめるように
おれもこのまま草原を駆け おまえのからだに触れてみたい
けれども おれとおまえははなれている
はるかな星のように 遠くはなれている」
道夫さんの撮るクマはイケメンだ。思わず惚れそうになる
これまで、こんなクマの表情を見たことがない。
道夫さんのクマに対する気持ちも、恋愛に似た狂おしいまでの情熱だったんじゃないだろうか。
それでもやっぱりクマとニンゲンの間には、野生の越えてはならない境界がある。
それでいいんだ。
「見渡すかぎりの原野に
ぽつんとおまえがいるだけで
風景は なんだかもういっぱいだ」
どんなに群生地でも、ブルーベリーやグランベリーを籠いっぱいにして持って帰ることはできないそうな。
なぜなら、ほとんどが口の中へ消えてゆくからって話が面白い
本書ではなかったかもしれないけど。
ベアフラワー=夏の草地に咲く。クマはこの白い花を好んで食べる。
ハクトウワシ
猛禽類は総じて好きだ。
見た目のカッコよさと、バタバタ羽ばたかずとも風を読んで飛ぶ優雅さ。孤高さ。
「おまえは小熊と遊んでいる
そっと話しかけるように そっと抱きしめるように
おれもこのまま草原を駆け おまえのからだに触れてみたい
けれども おれとおまえははなれている
はるかな星のように 遠くはなれている」
道夫さんの撮るクマはイケメンだ。思わず惚れそうになる
これまで、こんなクマの表情を見たことがない。
道夫さんのクマに対する気持ちも、恋愛に似た狂おしいまでの情熱だったんじゃないだろうか。
それでもやっぱりクマとニンゲンの間には、野生の越えてはならない境界がある。
それでいいんだ。