■『銀河鉄道999』 少年画報社文庫版 (2、6、10、11、12)(全12巻)
「メーテルの旅」では、未来の999と現在の999が時空を超えて連結してしまい、メーテルと違う少年が乗っているのを見た鉄郎はフシギに思う。
同じく「タダで機械の身体をもらえる星に行く」目的だが、パスも「アンドロメダ星雲行き」ではなかったのも気になる。
同じ戦士の銃も少年のはもっと古い感じ。鉄郎がなんらかの理由で手放したのだろうか。
別れ際に向こうのメーテルは現在の自分に「悲しくて長い旅よ・・・」と言って涙を流しているのも気になる。。
今ごろ思ったが、そいえば自分はテレビアニメの最終話を見ただろうか?見たとしても相当昔ですっかり忘れてしまった。
なんとなく、劇場版のエンディングと同じだと思い込んでたけど、原作は違うのかもしれない。
ゆうちゅうぶに最終話だけあったが、敢えて見なかった。まずは原作で読んでからにしよう。
6巻には車掌さんの昔の恋人フィメールのエピソードもあり。夢を語り合う仲だったのにケンカ別れしたみたい
巻末には『宇宙戦艦ヤマト』原案の豊田有恒さんがあとがきを寄せている。
日本を代表するSF作家の小松左京さん、筒井康隆さん、眉村卓さんもみな最初は漫画家を目指して投稿していたってビックリ!
絵がヘタで、文字で表現して大成功した。どんな表現方法であれ、SF作家には通じ合うものがあるって納得。
11巻ラストの「かげろう気流」のメーテルの言葉がひっかかった。
メ「何も努力せずに人を働かせるのを当然の権利だと思っている種族に未来はないわ」
メ「機械人間の山も、カゲラリア族も、何か理屈を言いながら滅びてゆくだけ・・・自分で働かないのだからどうにもならない・・・」
鉄郎「働く昆虫は、働くために働くのか・・・おかしな星だ」
「他人の手に運命をゆだねて生き残れるような場所はこの宇宙のどこにもない」
そして最後の12巻がやっと手元にやってきた。ラストは映画の『さよなら~』とほぼ同じ。
その前に以前クリスタルのカラダをしたクレアの母メノウが『全機械体総合カタログ』を持ってきて、
「この中から選べ。でなきゃ私が選ぶことになる」というが、たった30分じゃ短すぎるよねっ?!
生身のカラダで最後の1日を自由に楽しむ「最後の晩餐」て星で鉄郎はあらゆる食べ物を食べて味わう
終着駅「惑星大アンドロメダ」に着いて、鉄郎は1本のネジにされそうなところをメノウによって救われる。
メーテルは女王プロメシュームの娘で、これまで無数の少年らを連れてきては部品にされるのを見てきたが、
父ドクター・バンとともに、この惑星ごと暗黒の墓場に葬る計画だった。
最後に自分の本当の姿を見せるが、「999に乗る前にぼくはメーテルが悪魔の子でも魔女でもかまわないと誓った。
ぼくにとってのメーテルはずっとぼくの前に座って旅をしたメーテルだけだ。だからぼくは見たくないよ」と鉄郎。
「ありがとう鉄郎・・・遠く時の輪の接するところで、また巡り会いましょう。
私はあなたの想い出の中にだけいる女。私はあなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影・・・」」とメーテル。
帰りの999には鉄郎だけが乗っている。旅はまだまだ続く。
鉄郎はきっと地球や他の星をよりよくするため、機械化人間に支配され、虐げられている人々を救うために
これからも闘うんだろうな。そして、きっと地球に帰って、なにかしらアクションを起こすんだろう。
▼銀河鉄道999 113話(最終話) 「青春の幻影 さらば999 後編」 1/3
アニメのほうは、プロメシュームがやたらと悪女に描かれてるんだな/驚
原作マンガのほうは、これで全部読んだから、アニメのつづきを改めて見直してみたい。
劇場版もきっとまた一生のうちに何度か観る機会があるだろう。わたしの中ではやっぱり劇場版が最高傑作のままだ。
マンガ・TVアニメ・劇場版、それぞれ微妙に表現方法は違っても、どれも珠玉の名作には違いない。
♪SAYONARA
「メーテルの旅」では、未来の999と現在の999が時空を超えて連結してしまい、メーテルと違う少年が乗っているのを見た鉄郎はフシギに思う。
同じく「タダで機械の身体をもらえる星に行く」目的だが、パスも「アンドロメダ星雲行き」ではなかったのも気になる。
同じ戦士の銃も少年のはもっと古い感じ。鉄郎がなんらかの理由で手放したのだろうか。
別れ際に向こうのメーテルは現在の自分に「悲しくて長い旅よ・・・」と言って涙を流しているのも気になる。。
今ごろ思ったが、そいえば自分はテレビアニメの最終話を見ただろうか?見たとしても相当昔ですっかり忘れてしまった。
なんとなく、劇場版のエンディングと同じだと思い込んでたけど、原作は違うのかもしれない。
ゆうちゅうぶに最終話だけあったが、敢えて見なかった。まずは原作で読んでからにしよう。
6巻には車掌さんの昔の恋人フィメールのエピソードもあり。夢を語り合う仲だったのにケンカ別れしたみたい
巻末には『宇宙戦艦ヤマト』原案の豊田有恒さんがあとがきを寄せている。
日本を代表するSF作家の小松左京さん、筒井康隆さん、眉村卓さんもみな最初は漫画家を目指して投稿していたってビックリ!
絵がヘタで、文字で表現して大成功した。どんな表現方法であれ、SF作家には通じ合うものがあるって納得。
11巻ラストの「かげろう気流」のメーテルの言葉がひっかかった。
メ「何も努力せずに人を働かせるのを当然の権利だと思っている種族に未来はないわ」
メ「機械人間の山も、カゲラリア族も、何か理屈を言いながら滅びてゆくだけ・・・自分で働かないのだからどうにもならない・・・」
鉄郎「働く昆虫は、働くために働くのか・・・おかしな星だ」
「他人の手に運命をゆだねて生き残れるような場所はこの宇宙のどこにもない」
そして最後の12巻がやっと手元にやってきた。ラストは映画の『さよなら~』とほぼ同じ。
その前に以前クリスタルのカラダをしたクレアの母メノウが『全機械体総合カタログ』を持ってきて、
「この中から選べ。でなきゃ私が選ぶことになる」というが、たった30分じゃ短すぎるよねっ?!
生身のカラダで最後の1日を自由に楽しむ「最後の晩餐」て星で鉄郎はあらゆる食べ物を食べて味わう
終着駅「惑星大アンドロメダ」に着いて、鉄郎は1本のネジにされそうなところをメノウによって救われる。
メーテルは女王プロメシュームの娘で、これまで無数の少年らを連れてきては部品にされるのを見てきたが、
父ドクター・バンとともに、この惑星ごと暗黒の墓場に葬る計画だった。
最後に自分の本当の姿を見せるが、「999に乗る前にぼくはメーテルが悪魔の子でも魔女でもかまわないと誓った。
ぼくにとってのメーテルはずっとぼくの前に座って旅をしたメーテルだけだ。だからぼくは見たくないよ」と鉄郎。
「ありがとう鉄郎・・・遠く時の輪の接するところで、また巡り会いましょう。
私はあなたの想い出の中にだけいる女。私はあなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影・・・」」とメーテル。
帰りの999には鉄郎だけが乗っている。旅はまだまだ続く。
鉄郎はきっと地球や他の星をよりよくするため、機械化人間に支配され、虐げられている人々を救うために
これからも闘うんだろうな。そして、きっと地球に帰って、なにかしらアクションを起こすんだろう。
▼銀河鉄道999 113話(最終話) 「青春の幻影 さらば999 後編」 1/3
アニメのほうは、プロメシュームがやたらと悪女に描かれてるんだな/驚
原作マンガのほうは、これで全部読んだから、アニメのつづきを改めて見直してみたい。
劇場版もきっとまた一生のうちに何度か観る機会があるだろう。わたしの中ではやっぱり劇場版が最高傑作のままだ。
マンガ・TVアニメ・劇場版、それぞれ微妙に表現方法は違っても、どれも珠玉の名作には違いない。
♪SAYONARA