■『ガス燈』Gaslight(1944)
監督:ジョ-ジ・キューカー
出演:シャルル・ボアイエ、イングリッド・バーグマン、ジョセフ・コットン、ディム・メイ・ホイッティ、アンジェラ・ランズベリー ほか
▼trailer
F氏がTVでOAしていたのをたまたま観て、夢中で最後まで観てしまったと言っていたので気になって借りてみた。
昔、クラシック映画ばかり観ていた時に一度観たかもしれないんだけど。
ロンドンと言えば切り裂きジャックが有名だから、てっきり連続殺人犯の話かと思ったら違った。
殺人鬼の夫が、自分の罪を隠すために妻を病気だと思い込ませるくだりが怖すぎる。
精神異常だと本人の意思に関係なく、親族の了解だけで強制的に入院させられるんだっけ?
もし、親族がなんらかの悪意を持っていたら、、、そういうストーリーが映画や小説には多々あるもんね。
この時代の心理治療は、拷問と同じくらい気違いじみていたからなおのこと
▼story
有名なオペラ歌手であった叔母が何者かによって刺殺され、目撃者だった姪のポーラは別の街に移り住み、声楽を学んでいた。
そのピアノ演奏者グレゴリーと恋に落ち、わずか半月足らずで結婚。
夫の夢だというロンドンでの暮らしが始まる。そこは、かつての惨劇があった屋敷で、遺品もそのまま残っている。
「思い出の物はすべて屋根裏部屋にしまって、ドアには板を張り付けてしまおう」と夫。
毎晩、夫は仕事で出かけ、真夜中になると部屋のガス燈がゆらめき、何者かが屋根裏を歩く足音におびえるポーラ。
彼女の物忘れが激しいことで外出も禁じ、幻聴や幻覚が増えたため、医者が必要だろうと夫は言うのだったが・・・
イングリット・バーグマンは、オードリー・ヘップバーンや、ヴィヴィアン・リーなどとともに好きな女優さんの1人。
どこから見てもまったく非の打ちどころのない美しさで惚れ惚れしてしまう
昔の映画には現代にはけして真似の出来ない上品さ、優雅さが漂っている。
今のホラーはすぐに血や絶叫が飛び交って、とにかくビックリドッキリさせてなんぼだけど、
クラシックホラー映画は、じわじわと忍び寄る恐怖感、思わず背筋がゾっとする心理的な怖さ。
音楽や効果音、モノクロの光の効果も最大限に使って盛り上げてゆく。
犯人ですらなんだか気高いプライドがあるし。
両手を後手に縄で縛っただけで、警官も付き添わず、優雅に馬車に乗って去ってゆくんだもの。
あの調子じゃ、警視庁に着いてもみんな寝ていて、閉館してるんじゃないのかな?
「これを機会になんでも相談してね」て、探偵?が下心ありありで言うラストがユニークw
にしてもガス燈ってどうゆう仕組みになってるんだろ?
火を点ければすぐ灯るって、始終ガスが漏れてるのか?
いや、きっと点ける時だけ栓を開けたりしてたのかも
監督:ジョ-ジ・キューカー
出演:シャルル・ボアイエ、イングリッド・バーグマン、ジョセフ・コットン、ディム・メイ・ホイッティ、アンジェラ・ランズベリー ほか
▼trailer
F氏がTVでOAしていたのをたまたま観て、夢中で最後まで観てしまったと言っていたので気になって借りてみた。
昔、クラシック映画ばかり観ていた時に一度観たかもしれないんだけど。
ロンドンと言えば切り裂きジャックが有名だから、てっきり連続殺人犯の話かと思ったら違った。
殺人鬼の夫が、自分の罪を隠すために妻を病気だと思い込ませるくだりが怖すぎる。
精神異常だと本人の意思に関係なく、親族の了解だけで強制的に入院させられるんだっけ?
もし、親族がなんらかの悪意を持っていたら、、、そういうストーリーが映画や小説には多々あるもんね。
この時代の心理治療は、拷問と同じくらい気違いじみていたからなおのこと
▼story
有名なオペラ歌手であった叔母が何者かによって刺殺され、目撃者だった姪のポーラは別の街に移り住み、声楽を学んでいた。
そのピアノ演奏者グレゴリーと恋に落ち、わずか半月足らずで結婚。
夫の夢だというロンドンでの暮らしが始まる。そこは、かつての惨劇があった屋敷で、遺品もそのまま残っている。
「思い出の物はすべて屋根裏部屋にしまって、ドアには板を張り付けてしまおう」と夫。
毎晩、夫は仕事で出かけ、真夜中になると部屋のガス燈がゆらめき、何者かが屋根裏を歩く足音におびえるポーラ。
彼女の物忘れが激しいことで外出も禁じ、幻聴や幻覚が増えたため、医者が必要だろうと夫は言うのだったが・・・
イングリット・バーグマンは、オードリー・ヘップバーンや、ヴィヴィアン・リーなどとともに好きな女優さんの1人。
どこから見てもまったく非の打ちどころのない美しさで惚れ惚れしてしまう
昔の映画には現代にはけして真似の出来ない上品さ、優雅さが漂っている。
今のホラーはすぐに血や絶叫が飛び交って、とにかくビックリドッキリさせてなんぼだけど、
クラシックホラー映画は、じわじわと忍び寄る恐怖感、思わず背筋がゾっとする心理的な怖さ。
音楽や効果音、モノクロの光の効果も最大限に使って盛り上げてゆく。
犯人ですらなんだか気高いプライドがあるし。
両手を後手に縄で縛っただけで、警官も付き添わず、優雅に馬車に乗って去ってゆくんだもの。
あの調子じゃ、警視庁に着いてもみんな寝ていて、閉館してるんじゃないのかな?
「これを機会になんでも相談してね」て、探偵?が下心ありありで言うラストがユニークw
にしてもガス燈ってどうゆう仕組みになってるんだろ?
火を点ければすぐ灯るって、始終ガスが漏れてるのか?
いや、きっと点ける時だけ栓を開けたりしてたのかも