■SONGSスペシャル 時を超える青春の歌 ~作詞家・松本隆の45年~
今年活動45周年を迎えた作詞家・松本隆さん。
デビュー35周年を迎える聖子ちゃんの新曲を、松本隆さん×松任谷由実さんのタッグで書いた。
この豪華な3人のほか、これまで曲を書いたアーティスト、名曲を紹介して、改めてスゴイ人だと分かった/驚
聖子ちゃんファンとしては、デビュー当時の映像から、今もまったく変わらない「不動のアイドル」として歌い続ける姿に感動。
それを支え続けた2人の作詞・作曲家が明かすエピソードにも感動した。
松本隆さん×松任谷由実さん×松田聖子さんの31年ぶりの再会
松本さんは、作詞だけでなく、聖子ちゃんのプロデュースもしていた。
松本:
(ユーミンに)「“ライバルの曲作ってみない?”と言った。
かたや“ニューミュージックの人”と“アイドルの人”、お互い女王様だからw
僕は絵に描いたようなものが嫌で、優しいしかないような女の子像が多いけど、
女の人って、可愛いだけじゃなくて、強い面もあるし、優しい面もあるし、
もっと複雑で、強い面も弱い面も両方持っている。光も影もあるみたいな(それは男女同じだよね
聖子:
30年前の曲でも、今の気持ちで歌える。
最初聴いた時は、なんて可愛い曲なんだろう! どうして女の子の気持ちを松本さんは男性なのに分かるんだろうと思って/驚
この曲で、女の子との架け橋ができたような気がして。
このナレーションを務めたはるかちゃんも♪赤いスイートピー をカバーしたんだ/驚
松本:
もう賭けだよね。“馬鹿ね”は、もうドキドキしながら書いた。上手に歌ってもらって、とっても幸せになる。
落ちるメロディの一番下の音が低すぎて出ないって(聖子ちゃんが)言って、それをユーミンが中で聴いてて“私は出るわよ”って言った。
その瞬間、女の戦いがバチバチって火花が散ってw
ユーミン:そんなことないよねえ!w 歌ったら、聖子さんの可愛さが出て、低音もコントラストが出て。
ユーミン:聖子初の失恋ソング。
松本:
ちゃんとした女の子の歌が残せたなって感じた。生きて、血が通っている女の子。
喜怒哀楽もあって、もう全部1人の主人公みたいな感じなんですよね、僕にとっては。
その歌が引き金になって、それぞれの中の思い出を思い出すみたいな。
セルフライナーノーツ
え、ナウシカも!?
これまで作詞した楽曲数は2100曲以上。
シングル総売り上げ枚数は約5000万枚。
ヒットチャート1位になったのは50曲以上。
このエンディングシーンは永遠だなあ!
太田「松本さんは、試行錯誤しながら太田裕美を作った」
'90年代を経て出逢ったKinKi Kids
'90年代の音楽シーンの変化で発表作が一時減り、そこで出逢ったのがKinKiの2人だった。
2年前に他界された大瀧さんと自分との関係に似ていると感じたそう。
36歳になった今、♪スワンソング は、2人が自ら作詞を依頼した
松本隆からKinKi Kidsへの手紙
「人間は独立した点であって、点と点を線で結ぶと友だちになる。
だが、点でも線でもない、点線のような人間関係があって、僕が昔やってた“はぴいえんど”なんかがそうだ。
例えば、僕と大瀧さんは、相手が生きてようと、死んでようと何も変わらない点線が引かれていて、それはもう永久に続く。
おそらくKinKi Kidsの2人もそんな感じになるのではないか。
僕はKinKi Kidsに、青春の壊れやすさと、その破片のキラキラ輝く感じ、
何度壊されても、そこから立ち上がる魂の強さを書いてきた。
その相反する複雑な美しさを忘れずに歌い継いでください」
はっぴいえんど再会ライヴ
「生きてるうちにやるべきことはやっておこうと思った。
助けてくれたのは、細野晴臣だったり、鈴木茂だったり、昔の仲間は本当にすてきだなと思う。
これだけは自慢できるなと思いますね」
♪永遠のもっと果てまで
松本:僕らが作ると歌詞が一瞬の間に30年戻るね!
ユーミン:
すごいよね1行目から! 聖子版♪MY WAY。
聖子さんが風雪越えて、帆を揚げて旅立とうって歌詞を、昔なら歌えなかったかもしれないけど、そこに時間がすごくこもってる。
聖子:
・・・もう胸がいっぱいですね。私はデビューした時から、ずっとお2人に素晴らしい曲を書いていただいて、ここまで来ることができて、
この35年っていうすごく大きな節目で、またこういうふうな曲を書いて頂けたっていうことは、本当に幸せだなと思います」
松本:
永遠の限界があるとして、そのもっと先に行きたいっていう、それはなんか面白いなと思って。
まだ見ていない海があるんだったら、そういうのをやっぱり聖子さんに歌って欲しいし、体でそれを表してほしいなと思って。
ユーミン:(3人のショットに)なかなか歴史的ショットよね。
♪永遠のもっと果てまで
今年活動45周年を迎えた作詞家・松本隆さん。
デビュー35周年を迎える聖子ちゃんの新曲を、松本隆さん×松任谷由実さんのタッグで書いた。
この豪華な3人のほか、これまで曲を書いたアーティスト、名曲を紹介して、改めてスゴイ人だと分かった/驚
聖子ちゃんファンとしては、デビュー当時の映像から、今もまったく変わらない「不動のアイドル」として歌い続ける姿に感動。
それを支え続けた2人の作詞・作曲家が明かすエピソードにも感動した。
松本隆さん×松任谷由実さん×松田聖子さんの31年ぶりの再会
松本さんは、作詞だけでなく、聖子ちゃんのプロデュースもしていた。
松本:
(ユーミンに)「“ライバルの曲作ってみない?”と言った。
かたや“ニューミュージックの人”と“アイドルの人”、お互い女王様だからw
僕は絵に描いたようなものが嫌で、優しいしかないような女の子像が多いけど、
女の人って、可愛いだけじゃなくて、強い面もあるし、優しい面もあるし、
もっと複雑で、強い面も弱い面も両方持っている。光も影もあるみたいな(それは男女同じだよね
聖子:
30年前の曲でも、今の気持ちで歌える。
最初聴いた時は、なんて可愛い曲なんだろう! どうして女の子の気持ちを松本さんは男性なのに分かるんだろうと思って/驚
この曲で、女の子との架け橋ができたような気がして。
このナレーションを務めたはるかちゃんも♪赤いスイートピー をカバーしたんだ/驚
松本:
もう賭けだよね。“馬鹿ね”は、もうドキドキしながら書いた。上手に歌ってもらって、とっても幸せになる。
落ちるメロディの一番下の音が低すぎて出ないって(聖子ちゃんが)言って、それをユーミンが中で聴いてて“私は出るわよ”って言った。
その瞬間、女の戦いがバチバチって火花が散ってw
ユーミン:そんなことないよねえ!w 歌ったら、聖子さんの可愛さが出て、低音もコントラストが出て。
ユーミン:聖子初の失恋ソング。
松本:
ちゃんとした女の子の歌が残せたなって感じた。生きて、血が通っている女の子。
喜怒哀楽もあって、もう全部1人の主人公みたいな感じなんですよね、僕にとっては。
その歌が引き金になって、それぞれの中の思い出を思い出すみたいな。
セルフライナーノーツ
え、ナウシカも!?
これまで作詞した楽曲数は2100曲以上。
シングル総売り上げ枚数は約5000万枚。
ヒットチャート1位になったのは50曲以上。
このエンディングシーンは永遠だなあ!
太田「松本さんは、試行錯誤しながら太田裕美を作った」
'90年代を経て出逢ったKinKi Kids
'90年代の音楽シーンの変化で発表作が一時減り、そこで出逢ったのがKinKiの2人だった。
2年前に他界された大瀧さんと自分との関係に似ていると感じたそう。
36歳になった今、♪スワンソング は、2人が自ら作詞を依頼した
松本隆からKinKi Kidsへの手紙
「人間は独立した点であって、点と点を線で結ぶと友だちになる。
だが、点でも線でもない、点線のような人間関係があって、僕が昔やってた“はぴいえんど”なんかがそうだ。
例えば、僕と大瀧さんは、相手が生きてようと、死んでようと何も変わらない点線が引かれていて、それはもう永久に続く。
おそらくKinKi Kidsの2人もそんな感じになるのではないか。
僕はKinKi Kidsに、青春の壊れやすさと、その破片のキラキラ輝く感じ、
何度壊されても、そこから立ち上がる魂の強さを書いてきた。
その相反する複雑な美しさを忘れずに歌い継いでください」
はっぴいえんど再会ライヴ
「生きてるうちにやるべきことはやっておこうと思った。
助けてくれたのは、細野晴臣だったり、鈴木茂だったり、昔の仲間は本当にすてきだなと思う。
これだけは自慢できるなと思いますね」
♪永遠のもっと果てまで
松本:僕らが作ると歌詞が一瞬の間に30年戻るね!
ユーミン:
すごいよね1行目から! 聖子版♪MY WAY。
聖子さんが風雪越えて、帆を揚げて旅立とうって歌詞を、昔なら歌えなかったかもしれないけど、そこに時間がすごくこもってる。
聖子:
・・・もう胸がいっぱいですね。私はデビューした時から、ずっとお2人に素晴らしい曲を書いていただいて、ここまで来ることができて、
この35年っていうすごく大きな節目で、またこういうふうな曲を書いて頂けたっていうことは、本当に幸せだなと思います」
松本:
永遠の限界があるとして、そのもっと先に行きたいっていう、それはなんか面白いなと思って。
まだ見ていない海があるんだったら、そういうのをやっぱり聖子さんに歌って欲しいし、体でそれを表してほしいなと思って。
ユーミン:(3人のショットに)なかなか歴史的ショットよね。
♪永遠のもっと果てまで