原作:新井英樹
監督・脚本:真利子哲也
主題歌:
♪Easy Go/エレファントカシマシ
エンディングテーマ:♪革命/MOROHA
出演:
宮本浩 - 池松壮亮 マルキタ文具メーカー 新入社員 営業
田島薫 - 柄本時生 同僚
大芝 - 新名基浩 同僚
岡崎部長 - 古舘寛治
小田三紀彦 - 星田英利 課長
甲田美沙子 - 華村あすか 自動車会社の受付嬢
ユナ 総務部
神保和夫 - 松山ケンイチ 5年目のベテラン営業マン
妻・ミドリ
中野靖子 - 蒼井優 神保の仲間
益戸景 - 浅香航大 ニチヨン営業 神保のライバル
神武堂文具 ナガヤマカツミ会長
ワカムラ文具 シマヌキ
アダチ
テイコウ製薬会社 ミネギシ
ほか
“作者の新井英樹によると、題名を映画『まごころを君に』(1968)[note 1] の作品名に由来するという。
[note 1]原作小説は
ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』。”(ウィキ参照
『24人のビリー・ミリガン』
エレカシが主題歌担当ってことで予録してみたが、
観てみたらタイトルとみやじくんは関係なかった
ダニエル・キイスともまったく関係ないが?
宮本の一人頭ぐるぐる迷走にイライラするのは
自分にも同じように依怙地な部分があるからかもしれないと後で思った
▼
あらすじ(ネタバレ注意
1話
ホームで待っている宮本浩 同僚・田島薫も様子を見に来る
そこに可愛い女性が来る
マルキタという文具メーカーの営業マンに4月から入社したミとタ
会社は経営ダウン、学生時代の彼女とは先月別れた
ミ
(
朝起きて、会社行って、夜寝るだけの生活してんだオレは
彼女を見かけてから2ヶ月 今日こそ話しかけようとチャンスを待つ
電車の会話から、名前が甲田美沙子で、マルキタのそばの自動車会社の受付嬢だと分かった
完全にストーカー・・・/怖
これだけ尾けてたら普通バレてるよ
通勤時は同じ車両に乗りがちだから気をつけないと
道具を落とした子どもの色鉛筆などを拾うとミサコも拾う
せっかくの話しかけるチャンスを逃す
呑み屋で愚痴りまくるミ
ミ:
学校出たら、夢も自信もなくなっちゃったなあ
タ:自宅通いのボンボンだから生活に頭使わないからええな
翌朝、ミサコの隣りに立つミ
ミ:
ちょっと待ってください! 僕の名前は宮本浩です!!
ここでやっと♪
Easy Go のOPが入る
池松くんが公園で泣き笑いしながら逆立ちしたりしてる
エレファントカシマシ - Easy Go(宮本から君へVersion)
飛び込みで営業回りするミ
「他社より安いとか、納品が早いとかなんかあるだろ?」
「ないのですけど」てゆっちゃったと親しげにミサコと話す
飯田橋までの通勤トークが始まったのは2週間前
ミサコは21歳で1つ年下だが、キャリアは1年上
歩道橋で別れる
合コンに誘われた話はタからフロア全員にバレてる
タ:
まずはスーツ新調 相手は3人 バランスが大事や
走攻守 走るミ、攻めるタ、女に卑しくない守りの大芝や
前半は笑いや 後半は大芝が苦労人話でボケる
ミサコ:総務部のユナちゃんがミに会ってみたいって(ミサコにはもういるのでは?
【合コン当日】
ものすごい大ジョッキのビール/驚
キャラの濃い店長と仲良しのミサコ(朝ドラ「半分、青い」の「おもかげ」店長と張り合える!
ユナは地味でドジなコ 緊張していきなりドリンクを倒す
タがものすごいハイテンションで席替えさせる
また飲み物を倒したユナは泣き出してしまう
ミサコ:自信のないコで、ミがどうしてあんなこと出来たか知りたいって
寒くない?と言われて、スーツを持ってきたユナ
タがミにあげた名前を書いたコンドームが飛び出す
エンディングテーマ:♪革命/MOROHA もすごい勢い
向井秀徳さん風の語り口調の歌とともに、いろんなモノクロ画像
ラストにはチラっとメイキング映像まで入ってる
基本、ラヴストーリーは興味がないのだけれども、一応つづきを観てみよう
2話
ミ:あれからミサコと会ってない 時間をズラしたのは僕のほうだった
岡崎部長に「ポンチ」と呼ばれて、日報についてあれこれ怒られる
部長:
毎日、顔見せれば、相手も情がわくやろ 情につけこんで商売したらええやないか
いつもキツいことを言われる「神武堂文具」に重い足で来て、作り笑いで入るが帰れと言われ
「目を見て話しましょう」「立場を考えてものを言え」
渡された段ボールは返品?
部長:
世の中、正論ばかりじゃ営業いらんやろ 小田と一緒に明日、謝ってこい
逃げとったら商売できへんで
道路に小銭にぶりまいているユナ 手伝うミ
ユナ:映画の帰り 同居してる姉のカレが部屋に来る日なので
晩ご飯に誘うと
ユナ:食べたけど、食べれます
ミ(誰かに弱音を吐きたかった
なんだか似た者同士な2人
ユナ:飲めないけど、飲みます、私
帰り道、手を握る2人
ユナ:今までで一番楽しい日です 終電逃してもいいです、私
勢いでホテルに入るが、惚れた女以外は抱かないと
中学の時に決めた誓いを守るミ
ユナ:
私、学級会のこと今でも覚えてる
なぜシゲガキさんをいじめるのか議題になって
先生が
「シゲガキさんもみんなと同じ人間なのよ」て言ったの
学級委員長が謝ったら、次々とみんなが私に謝って
やっぱり私の味方っていないんだなって思って、泣いてみんなに謝った
ミ(小さなユナちゃんが重かった
鼻血出してまで耐えた自分を褒めるミ
小田と神武堂文具に頭を下げに行く
ひたすら持ち上げる小田 謝り方も熱いミ
オダ:融通きかないの分かってて損するのは利口やないなあ
ミ:
でもカッコいいと思ってるんですよ
なにやら明るいミをいぶかるタ
歩いていると1週間ぶりにミサコと再会
(ラヴストーリーはとにかくどこにいても再会するという法則
ミサコ:
学校の話をしてるミはすっごいイキイキしてるんですよ
月曜からちゃんと来てくださいよ
エレベーター前で人に押されて胸に飛び込んでくる
3話
2ヶ月経っても2人の距離は変わらない
ミに24歳の誕プレを渡すミサコ
中身はマフラーなどで、タからおざなりだと言われても嬉しいミ
ミ(仲良しのままでもよかった 彼女を失うのが怖かった
【11月 代々木駅】
ミサコが来なくて3つ電車を見過ごすと、遅れてきて、手を握られる
ミサコ:
仕事サボってどっか行きません? 海とか
電車がいっぱい映って、鉄道好きには嬉しいショット
知らない駅で降りた 「外川駅」だって
「あ~ん」て食べさせる、男の子の嬉しいポイントを押えてるミサコ
ミ(いつもと違う風景 いつもと違う時間 いつもと違う自分になった気がした
「寒い」と言われて手をつなぐ
肩を抱く
ミサコ:海に来たら泣けると思ったのに
昨日の夜、付き合ってた人に捨てられちゃった
まさにマンガのごとく後ろに飛びのいて、邪心を抱いていた自分を責めまくるミ
なぜか服を脱ぎだし、海に入る
ミ:
くっそー! 甲田美沙子がフツーの奴にフラれちゃダメだろー! 泣くなら一人で泣け!
がんばれえええええええええええええ!!(修造度300%
ミ(ミサコが泣き止むまでは海から出まい 心に決めていた
戻ってもまだ泣いているミサコ
その夜、タの部屋に来るミ めっさ美味しそうなナポリタン作ってる
(この組み立て式ラック、私も一度買おうか迷ったけど、意外と高くてやめた
タ:
お前のその頭も親が欲情して出来た
カッコつけんで、心のまま生きたほうがなんぼの得やで
ミサちゃんの股ぐらは世界に1つしかないんやで
人間1人たいした意味もっとらんて
ミ:でもお前だって人間意味なしなんて思ってないだろ?
【3日後の月曜朝】
髪型を変えて、会社にもう行きたくないというミサコ
ミサコ:
女の子が髪型と香水変えて出社したら何かあったなって思われるでしょ?
(いや、分からん 女子力高いってこういうコのことを言うのか?
それとも、このマンガを描いたのが男性で、理想の女の子像なんだろうか?
こういうのを読んだ若者が、「こういうのがデート、恋なんだ」て刷り込まれるのか
しかも国内限定 アメリカなら「プロムにカレシを連れて来る」みたいな?
こうしてニンゲンは種を増やしてきた
といっている私は「同じことの繰り返し」が苦手だ
それでも、いかにもラヴストーリードラマなこの話を最後まで見届けようと決心し直した
課長から無断欠勤のワケを聞かれ、小田が男女のいろいろだとフォローする
やっと神武堂文具から注文をもらうミ
ミ(変わらない日常 時間だけが過ぎていく
ミサコ:宮本さん大好き 1ヶ月も経ってないのに薄情でしょ?
ミ:でも、好きだ 心の支えになってる
ミサコ:ここ東京で一番好きな場所なの
同じ場所でユナを抱きしめたことを思い出すミ
(いい巨樹があるなあ
ミ:いい加減じゃねーぞ 甲田さん、本気で好きになれよ
3話目でキス
4話
飯田橋で朝食を食べるようになった2人
タ:
ええな、お前は逃げ道があって 夢とか言うとったけど、詰まるところ女やないか
人間なんて群れるか、逃げるかのどっちかや
ミ(仕事だけではおもろない生活だった
また小田、タ、大芝で飲んでる
ミ:これはオレのわがままばっかりで、好きとは違うでしょ
小田:お前は臆病なのに欲張りすぎてへんか わがままも逃げるのも結構
ミ:でも、人間だからしょうがないって一番ズルい逃げ道ですよね
周りの酔ったおっちゃんらが「やれ、やれー!」と囃したて
ミ:
したり顔して悟りとばすのヤメロじじいどもー!怒怒怒
小田:けど女の気持ちはどないするんや
渋谷で会う
ミサコ:ミて紳士? ケダモノ?
ミ:紳士でいたいかな
ミサコ:
じゃ私は淑女なの? やっぱりはしたない?
ミは私のことなんか何も分かってくれない 本気で好きになるって言ってくれたよね?
今日は帰りませんて言ってきたから
ミ(抱かないのは、僕のこだわりだ
ミサコ:
私、ミに逃げ込むから
前のカレのことだって忘れられるわけないでしょ? どうして手伝ってくれないの!
ミ:行くぞ!
とうとうラブホに来る
ミ(ユナちゃん、君との夜が懐かしいです
(なんだか歪んでるなあ 女性を「神聖視」しすぎて、同じ動物だということを忘れているのか?
積極的なミサコに興奮する よく眠るミサコに「ケダモノ」
ミ
(甲田美沙子を抱いた
でも、彼女を逃げ場所にするのは卑怯だというこだわりがあった
だから、彼女の傷心を癒せる男になろうと思った
ミサコ:
サークルの集まりに前カレが来るかもしれない
でも、あなたが行かないでって言うなら行かないわ
朝の名言シリーズ 私をしっかり捕まえててね ヒロシさんて呼ぶね、これから
(だんだん
『臨死!! 江古田ちゃん』に出てくるキャラを思い出してきました
【月曜 ミサコは来ない】
4日目
ミ:(電話をする理由は我が身可愛さからだ
(寄りが戻った?
【5日目 電車に乗ってるミサコ 目を避けられる】
(こうなると同じ通勤時間帯の同じ電車てツライね
明け方、メッセージがきた
ミサコ:
“本当に身勝手でごめんなさい
付き合っていたカレからもう一度やり直そうと言われました”
(その男も男だ 1度あることは、何度でもある 類友か
ミ:
オレ、ちっちゃいまんまだ
あのコに声かけたら何か変わるんじゃないかと思ったけど、何も変わってない
(互いに自分の損得感情だったってことだ
今度はトイレで大ゲンカになるミとタ タも修造度高し
タ:今でもあの女に好かれようと考えとるやろ せやったらお前もちゃんと嫌ったれよ
ミ:
もう一度会えば納得できる
お前はメッセージひとつで、ハイ分かりましたって言えるか? 会って決着つける
雨の中、ミサコの会社に来る
(なにか悲しい場面では必ず嵐になるドラマの法則
用件を聞かれて、ミ:僕の名前は宮本浩です!
受付で泣いてるミ 一緒に泣いてしまうミサコ
ミ:用などありません さようなら
ミサコ:さようなら!
ミ:
ありがとうございました!!
ミ(自分一人じゃ未練すら断ち切れなかった 身の程を知った
エレカシ絡みでなければ観ないドラマ この調子で全12話か
観始めたら、最後のオチまで観ないと気が済まないタチなので一応観ます
ここまではやたらに熱い気性の男のラヴストーリーだけれども、
次からは松ケンも出てきて、別の展開になりそうだし
第5話
フラれる時は必ず雨 そして他人にぶつかる
ズブ濡れで帰ってきたミを夜まで待ってた小田は家に連れて行く
電話で「愛してる」と言うほどラブラブ夫婦 全部奥さんに話してるんだ/驚
妻:人間はみんなわがままやで 自分の得になること全部許せへんのやろ
小田:
自分しか愛されへん究極のエゴイスト
人間だから完全になれるってそんなんムリや
そのこだわり捨てないかぎり仕事もできへんで
ミ:それまで取り上げられたら、オレなんか何にもないです
家で眠らず、クルマで寝るというミ
クルマのカギを側溝に落としてしまい、外で毛布にくるまる
恋は秋に始まって、XMASなのか 終わるのも早かったな
ミ
(2週間経ってもまだ引きずっている
ただとにかく家を出ることにした
これまで出なかったのは、通学、通勤に便利だったのと、独立心がなかったからだ
母:
親を何だと思ってるの 会社で何かあったんだ
男同士飲んできなさい お父さんが寂しがってるでしょ
父は校長先生だった(この俳優さん、こんな白髪になるほどだっけ?驚
父:
毎年、6年生を送ると置いてけぼりになった気分でな
ママ:
店に来るたび、息子が何考えてるか分からないとこぼしていたのよ
男親は、バカ息子の話を聞きたいものなのよ
父に家を出る理由を言おうとすると
父:そういうのいいから 父さん、お前の父親ずっとやる
引越し先のひなぎくハウスが赤羽駅て、無理やりみやじくんつながり!?
1ヵ月後に辞職する予定で、勤続5年の神保和夫から仕事を引き継ぐことになった
浅草橋の老舗の問屋に行くと、どの取引先とも仲良いジ
ジ:
オレはこの顔が地顔だ お前は笑顔が下手だ
ミ(この問屋を僕が引き継げるのか
ジのライバルでニチヨン営業マンの益戸景と会う
ジ:
ゴルフやるのはみんなやってるから、とりあえずで
会社の経費使えば自分の懐も痛まない
そういう自分の意志もこだわりもない営業を認めるのか、ミ?
マ:会社の利益になるなら同じだろ、ミ
(ここでもバトル
6話
ジ:
今日は引き継ぎではなく、パートナーで通す
買ってもらうのは会社じゃない、お前だ
取引先の男性の妻に病院まで教えてあげてお礼を言われるジ
アダチ:お前、会社辞めるって噂聞いたけどほんとか?
ジ:辞める時は真っ先に言いますからw
ジ:
アダチさんはオレの営業の最初の壁だった人だ とにかく嫌われて
だから辞めるなんて余計言えない
オレは仕事に情が入るのがイヤで
(思いきり情だらけだけど
仕事を辞める理由を聞くと
ジ:
30は男が動かなくなる理由になる それだけだ
(みんな年齢こだわるねえ 単なる数字なのに
ミ
(またミサコの夢を見た
仕事が出来ない自分も変えたかった だからジについていこうと思った
ジからアタッシュケースのおさがりをもらう
自分を追い詰めるため、中にはメモ帳とカタログだけにする
最初の半年は商売の話はしないという掟を作る
1人で行くと、行く先々にマスドがいて、ミをからかう
アダチにミとマスドが呼ばれ
「来週までにサンプルと見積もりを持ってきてくれ」と言われる
マ:ジだけは認めるべき男ですからね 他人には持ってないものを持ってる
ア:相変わらず犬猿の仲だな
ミ:僕は猿真似ですから
ジに飲みに誘われる
ジ:オレ、この連中と独立するから とメンバを紹介される
シゲマツ、ヒロセ、中野靖子
ヤスコは説教臭いが、そのお蔭でジは独立を決心した
(私はこういう男女グループも入れないなあ お酒が飲めないせいにしてるけど
午前2時にようやく解散 ヤを送るミ
ヤ:
ジは仕事がつまらないって愚痴ばっかりだった
5年経って会社作るんだからフシギよね
自信がないと話すと、
ヤ:最高の営業マンになるのが夢なの? 酔いが醒めちゃった
捨てられていた自転車を拾って、ミにこがせる
交番前も突破して調子こいてたら2人で倒れて、そこで別れる
ジは一番乗りで会社にいる スマホに「子ネコあげます」情報
ワカムラ文具のシマヌキはジの苦手な人 小田いわく
「タヌキオヤジ」
(文房具屋さんて大好きな場所なのに、裏事情聞くと、どの会社も似たり寄ったりだなあ
シマヌキはネコ好きなのか スマホの画像を見せると、チンチラをタダでもらっちゃったといわれる(マスドか?
そこにマスドも来る 遅れたお詫びに商品券を渡して、ランチに誘う
7話
ワカムラ文具のシマヌキはマスドに肩入れしている不利な状況
商品は自社・他社ほぼ同じだが、納期も早く、価格も安く、信頼度の高いニチヨンが有利
マルキタは、運賃を無料サービスにすることで対抗
ジ:これが最後の仕事 ミにとっても最初の仕事ですから
23時過ぎに会社を出て、飲みに誘うとジの家に呼ばれ、
籍を入れたミドリ、シゲマツが出てくる
豪華な夕食を作るシゲマツ
ジ:
競合は運を天に任せるようなもの
だから今回負けてもマスドに負けたことにはならないと思ってた
マスドから「青いんだよジ オレらガキ相手に商売してるわけじゃねんだろ」なんて言われるまでは
文具店で働いていたミドリは、ジとマスドの悪口を言ってるうちに一緒に住む仲になった
ミドリ:マは女子にも人気だが、ジはおじさんにウケるのが不憫で声をかけたのw
ミ:オレはジのやり方のほうがカッコいいと思ってます
ジ:
オレは野郎に2度も腸煮えくり返るような思いをさせられてる 奴に一泡ふかせるぞ
1度はオレの女をブス呼ばわりしたことだ!
見積もりを思いきり下げた提案は部長に即却下される
ジ:テイコウ製薬会社(注文先)と今後パイプがとれます
部長:やるならごっついパイプつなげてみいや
アダチに見積書を渡すと
アダチ:
辞める時はオレに一番に言うって言ったな こんな勝負賭けた見積もりだすわけない
商売は商売だ オレはお前に肩入れなんぞしねえよ
1ヶ月後に辞めると白状すると、周りは大騒ぎになる
ミ
(情の営業をやりながら、ジはそういう自分を否定していた
この人が勝たなきゃ世の中なんて信用しねえ
ワカムラ文具で待たされる2人
中ではマスド、アダチ、シマヌキ、テイコウ製薬会社のミネギシらがいる
勝ち誇った顔で出て来るマスド
ミネギシって、
バイトくんかい!w
挨拶代わりに出した花のサンプルと同じものをマスドが渡していた
ミネギシ:
僕はタダでも何億円でも、納得する理由があれば同じように受け取りますよ
どうしてこれを僕にくれるの?
ジはマスドと同じ「感謝の気持ちです」と始める
ジ:
初対面の方に金品を贈るのは納得できません
僕は言葉や人とのつながりで得る力を信じています
(よし)と思っているとミにも同じことを聞かれて焦る
ミ:僕は正直、この仕事が欲しいからです
ミネギシ:それじゃ、これワイロだよ まいいや 商品はどちらも差異はない 今回のマルキタさんの売りは何ですか?
ジ:今回に限り、価格と納期をかなり頑張らせていただきました
ミネギシ:それじゃ、ニチヨンさんが上ですね(またマスドが先を読んでいた
正式決定は10日後に決まる
ジ:マスドに情報流したのはシマヌキのタヌキだ
ミ:まだ終わってないですよ (自分に腹が立っていた)
新商品を立って宣伝しながら売ることもあるのか
文房具をあんな風に電気屋みたいに売られてもなあ・・・
ジの家にまた来ると、ヤスコと再会して、2人で歩く
ヤ:
ジの最後の仕事っていうのが君の大義名分かあ
自分に自信がない人が他人の力になろうとしてるんだから図々しい話じゃない
仕事が欲しいのはミでしょ? ジのためって理由は便利だよね
自分に自信がない人は、自分のことしか考えられないんだって 余裕ないから
なんだかずーーーっとじくじくしたドラマだな たまにキレて上手くいく時もあるという展開
8話
ミ:オレ、一人でも続けますから! (力もないくせに諦めの悪い自分に腹が立っていた)
アダチ:
説明会みたいな場所でいきり立つの止めろ 商売する人間の道徳に反してる
シマヌキのやり方には憤りを感じてるが、相手にとっては儲けは同じ
とやかく言うつもりはない
またマスドが来て、
ミ:直前になって見積もりを書き直す、マスドさんの慌てふためく姿が見たかったですよ
マスド:オマケは黙ってなよ はなから蚊帳の外なんだから
社内で掴みかかり投げ飛ばされる
アダチ:ミ、お前、営業失格だ
神田でバカ食いするミ(文具店も神田近辺に集まっているのか
部長:お前はほんまもんのアホや
小田:こじれとったらどう尻拭いするつもりやった 垂れたクソはジに拭わせるつもりやったよな
ミ:どうしていいか分かりません!
小田までキレる
家でも過食に走る タが心配して来る
ミ:
女は買わない、酒はただの逃げだ どっちも気持ちいいだけでバカは治んねえ
タ:人の話にいっぺんも耳貸したことないやないか 人に見捨てられて当然や
ミ:
何ひとつカッコつかねえ 女も仕事も
オレがカッコいいと思うやり方が何ひとつ通用しねえ
自分のダメさ加減を言うのはカッコよさそうだもんな
心のどっかで自分がカッコいいと思ってるからだろうな
分からねえ でもずっとこのままじゃ耐えられねえよ
タ:
アホなのにこだわり持つことがカッコつけすぎなんや
アホと言ってくれた人間に素直に詫びいれることから始めえや
会社辞めるなり、頭丸めるなり勝手にせえ 面倒みきれんわ
またキレて、バリカンで頭を丸める(なぜ身近にバリカンがある?
日曜 丸坊主でジの家に行く
ジ:
一般的にこの仕事にこれ以上関わるのは大きなロスだ 頭のいい奴はそんなことはしない
でもお前の気持ちは分かる この仕事取れると思ってんのか?
ミ:
最後まであがけば望みは消えないと思います
経験者の前例を諦めの口実にするのはズルいと思います
バカなりに納得したいんです 自分を認めたい
1人じゃ何も出来ません 少しだけ力を貸してください お願いします!!
見た目に違ったものを売る提案をするミ
ジ:
デザインの書き起こしからじゃ間に合わないだろう
出来ないことはないが、問題は金と時間だ ほぼ取れないことに会社は金を出さない
時間もうまくいって3、4日・・・
おい、その見た目は武器になるぞ
朝一からショールーム回って来い!
月曜 丸坊主で大騒ぎになる
ジからリストを渡され、タイムリミットは今日1日だけだと言われる
金を自腹で払うというと、公私混同するなと諭される
アダチも丸坊主に笑う
女子社員にモテモテのマスドにも謝る
マスド:
これみよがしじゃなく、力を抜けば 見苦しいよ
僕は仕事より生きる上で楽しいことがたくさんあってね
今回の抵抗もいろいろあるうちの1つに過ぎないこと
池松くんは、こういう泥臭い役が定着しちゃったのかな
『愛の渦』や
『劇場版 MOZU』くらいでしか観たことがないけれども
9話
アポなしの分刻みで会社のショールームを回るミ
データが古くてもうないため、版下を探す
途中でコーヒーをこぼしてリスト消失 ケータイのバッテリーも切れる
ミ(
世の中を舐めてるのはオレ 舐められてるのもこのオレだ 自分の甘さが身に沁みた
10社目のイズミでやっといいと思える図案を見つける
「版下でもいい? 捨ててるかもしれないけど これ、私の初仕事だったの」と連絡先を教えてくれる
【18:02 さくら広告社】
コスゲ:
明日出直してください 今から探してとか、言わないでください
会議後、版下探したとして、社長が「コスゲ、がんばってさがせ」て言いますよ
身勝手な人間の影でコツコツやってる奴が割を食ってる
正直者がバカをみるって耐えられないなあ
カジが話を聞く(
鶴見辰吾さんだ
今日中に版下を受け取りたいと土下座する
「あいにく私らこれから仕事がありましてね コスゲ、探してやれ
あなたへの先行投資だ いつかいい仕事持ってきてくださいよ」
大量の中から自分で版下を探すミ
コ:そんな一生懸命やってなんかいいことある? あんた、けっこう計算高いよね
ミ:
いまだに営業スマイルひとつ出来ないですから
僕が女でも今の僕には惚れないですから
コスゲも手伝い始め、諦めかけた頃、棚の隙間になにか見つける
やっと版下を見つけて、午後10時 小田もジも気に入る
サウナに行き、小田に事情を話す
ジ:
課長決算でなんとかできませんか?
小田:社会で大切なのは結果や だだこねるのはガキだけや
ミ:ハンパなことにダダこねてるんです 結果を噛み締めたい 勝ちでも負けでも
サウナでも粘りに粘るミに根負けする小田
小田:版代出したるわ やるからには取りに行くでえ
【火曜日 朝6時 小田と3人で秘密裏に行動する】
9時 ミは製版所へ行く
請求書は小田が経理に根回し
ジは印刷業者を探す
小田:順調にいけばあさってには届けられる 部長にバレたらしまいや
10話
マスドはシマヌキをゴルフコンペに誘い、サンプルを早めに明日渡すと言い、マルキタの動向を探る
シ:まだ動いてるって噂聞いたけどほんと? 商売上の道徳が問われるよ
ミ:正式決定はまだなので、なにも問題はないはずです
(筋は通ってるよね?
シマヌキから部長に怒りの電話がくる
部長に会議室に呼ばれた3人は、事情をすべて話す
ジは「経験値でものを言うのはどうか」とミのセリフを部長に言う
部長:清い正論通る世の中やないで!
小田:
清い正論通る世の中にしようと努力せんかった人間が、“所詮世の中変わらん”とか言うたらあきませんやろ
上司が部下の間口狭めてどないするんすか
取引1つの2つ分くらい取り返しますよ
口論する3人の中、泣いてるミ
ミ:続けさせてください お願いします
部長は無言で立ち去った
小田:沈黙は承諾や
ジ:いいことあったら笑うんだ
印刷所に行くと、昨日の夜、突発の大口の仕事が来てと断られる(マスドか
他をあたっても見つからない
アダチは風邪をひいても出社
やっぱり早めたのはマスド カレが一番この戦いに意地張っているのでは?
ジ:印刷所リストで直接交渉するか
ミ:テイコウに直接電話します 僕を一人前の男にしてください!
マスド&シマヌキは、ミネギシに正式発注を急ぐ
ミネギシ:月曜まで待ってください マルキタから競合に参加したいと電話があった
明日、サンプル提出までがリミット
ジ:力がないってほんとにイヤなもんだな オレ何信じてたんだろうな
ミ:オレが信じてます
アダチも協力してくれ、付き合いのある印刷所に行くが、忙しいからと断られる
先代の父が亡くなってから散々面倒をみた恩を売るアダチ
サトウ:親父は親父、オレはオレすから
妻:徹夜したら死んじゃうわよ
ミは両手を握って、3人で頭を下げると承諾するサトウ
これじゃ
過労死もなくならないわけだ
武家社会、明治、昭和、平成になっても何も変わってない
仕事に命を賭けることがカッコいいとかなんとか
経済を優先させるほど世の中おかしくなる一方なのに
11話
シマヌキの見積書がないと通らない
ミ:
オレ幸せ貧乏だから、大きな幸せで喜ぶと大きな不幸が来る気がして
こっからが勝負だから、笑うのガマンします
マスド:
シマヌキさんの性格からいって断りづらいのでは? お茶でもいかがですか?
マルキタの来る14時に合わせて外出する2人
13:25 喫茶店で待ちあう約束だがシマヌキは朝からいない
途中で転び、サンプルがタイヤに挟まる
そこにシマヌキとマスドがいる
マスド
ジ
ジ:ここまでお前をビクビクさせてんのも全部ミの力だ
腕時計が鼻に当たって血が出るミ
これまで必死に協力してくれたいろんな顔を思い出す
ミ(努力の分だけ報われたいと思った
ミ:僕に出来ることなら何でもやります! これからご指導お願いします!!
道で土下座すると人が集まり始める あら、超可愛い柴さんまで来た
マスド:プライドはないのか、足でも舐めてろ(昔の任侠映画みたい
マスドの靴を噛んで笑うミ
去ろうとするシマヌキの前を追って、横断歩道でも土下座し、とうとう書くと言わせる
14:48 「走れば5分で着く 行け!!」
15時まであと2分 あれ? タクシー運転手役に
峯田和伸さんまでいる
ミネギシ:受け取りますよ 傷もの提出するの?
ミ:僕の落ち度です!
ミネギシ:いい出来ですね ご苦労さまでした
静かに号泣するミ
小田:仕事取れたらキチンと周りに感謝せえ 取れなんだら噛み締め方考えろ
アダチはその後、シマヌキとは気まずいと知る
12話
会社に電話がかかるたび、ミネギシからの返事かと思ってとる社内 そろそろ終業時刻
ミ:みんなから力を借りてたつもりで、みんなに迷惑かけただけじゃないかと
ジ:キレイごと言うなよ 少なくともオレはいつでもオレのためにやってんだ
ミのケータイにアダチから電話がかかる
ア:
一応正式決定です
ミ:もう一度聞かせてください!!
みんなで用意してたお祝いのクラッカーを鳴らす
みんなに謝るミ
部長:シマヌキに朝一で詫びに行け 今日はもう帰れ
この熱さに合う音楽はエレカシだけだな
一人で謝罪に行かせてくれと小田らに頼むミ
小田:そう言うと思った 取引がダメになったらジへのはなむけや 好きにせえ
事務の女の子・トミナガに呼ばれて
シマヌキがマルキタのほうが150円高い見積もりを書いたと教える
またマスドが来ている
シマヌキ:詫びに1人なの? まさか手ぶらじゃないだろうね
名刺を渡して「これからもお願いします!」
マスド:
転職しろよ お前に営業はムリだ この先もずっと
ミ:許しが出るまで毎日来ます
パブで飲む小田、ジ、ミ
ジは独立話を小田に話す
酔ったサラリーマンに酒をかけられるミ
ミ:小田課長の勝ち負けはどこですか?
小田:オレは社長になるつもりよ
また同じ男がぶつかってきて、ボクシングをやっていたパンチを食らう
「僕もただのサラリーマンです ボクサーじゃありません」
(とことん
“男マンガ”っぽいなあ
ミ(数日後、明日もあさっても仕事
夜道でミサコに再会して、飲みに行く(ミサコだと素直に笑うんだな どんな目に遭っても
ユナちゃんは、その後、英会話スクールのオーストラリア人と付き合ってて幸せと聞く
ミサコ:あのまま付き合ってたら幸せになってたかな
同じカレにフラれたと、また迫られてキレるミ
ミ:
ぶっ殺すぞ! オレとてめえの関係は憎むか惚れるかの2つに1つだ どっちだ八方美人さんよ!
恋愛ごっこに付き合うほど高尚じゃねんだよ 中途半端にしてんじゃねえ!
ミサコ:ダイキライ! ミのバカ!
ミ:だったらさよならだ くそ! 泣きながら帰る
(どっちも面倒臭い・・・え、これで最終話? なんて終わり方だ・・・