作者:桜沢鈴
出演:
岩木亜希子 綾瀬はるか
宮本良一 竹野内豊
宮本愛 奥山佳恵
宮本みゆき 上白石萌歌
麦田章 佐藤健
井之脇海
横溝菜帆
大智
川村陽介
橋本真実
真凛
村本大輔
水谷果穂
宇梶剛士
奥貫薫
浅利陽介
浅野和之
麻生祐未
ほか
綾瀬はるかちゃん主演で、年末年始に一挙放送をしていたのを予録した
【内容抜粋メモ】
第1話 33才独身部長女子が突然の義母宣言!? 私は貴女に就職します!!
2009年4月
地球は歌で溢れている
もし私の人生を歌にしたとすれば、それはきっとブルースだ
孫子の言葉を引用して完璧主義の岩木亜希子
宮本良一は、娘のみゆきに新しいママと紹介すると怖がる
アプローチを失敗したから出直してくると言うアキコ
『LIFE!』の三津谷寛治さんばりの硬さww
リョウイチはミユキにアキコの完璧な仕事っぷりを説明
リョウイチ:そんな人がママになってくれたら最強だと思うんだけどな
ミユキの母は他界
家事をミユキがやっている
ミユキの懐に入るため、小学生雑誌を読むアキコ
まだ折りたたみ式携帯の時代か
リョウイチはミユキを困らせる作戦を思いつく
お迎えの夜7時になっても父と連絡が取れないと言われ
ミユキは自分で知人・下山さんに電話をしてお迎えを頼んだ
下山:
作戦はバレバレ 再婚やめたら?
愛ちゃん(亡妻)死んでまだ3年も経ってないだろう?
残業して児童心理まで調べているアキコ
ミユキをアスレチックに連れて行くプランをプレゼンする
アキコ:
吊り橋効果です
ここのアトラクションはそれはもう恐ろしいということです
デリバリーのバイトをしている麦田章に
名前がものすごい似ている顧客への封筒を間違えないよう念を押す部下・田口
田口に腹に何か描いてもらうアキコ
アキコ:明日は関ヶ原です
アスレチックを楽しんでチャレンジコースの列に並ぶと
トイレに行ってくると去るリョウイチ
偶然を装って一緒に並ぶアキコ すごい不自然
スーツとハイヒールの靴で来たアキコはミユキと一緒に宙吊りになってしまう
アキコ:完全に私の計算違いです
リョウイチ:やめますか、結婚?
アキコ:
私は私なりの大きなメリットを感じてこの結婚に取り組んでいるんです
ミユキちゃんにとって私がメリットだと感じてもらわなければ
アキコは下山を訪ねる
下山:ミユキの味方をすると約束したからあなたとは組めない
アキコ:結婚が成立した折には高級マンションを買う
と言うと手のひらを返す下山
下山:
ミユキちゃんはイジメられてるかも
親には言いたくないんじゃない
ひとり親が大変なのはわかってるから
自分も同じ状況だったと思い出すアキコ
アキコは両親を早くに亡くしている
学校用の調理器具の営業を装ってミユキの学校に来て後をつけると
男子から「ブス」とからかわれている(ベタだな
アキコ:
会社の基本はほうれんそう パパに報告します
でもいじめがなくなれば報告する必要はありません
相手を攻略するには、まずはリサーチを行うべし
ヒロキくんはジャイアンには見えない
むしろ仲間思いに見える
私をいじめるのをやめてほしいと交渉するんです
私が見たところ、あの集団は典型的なトップダウン
交渉はボスとするのが一番早い
この交渉は十中八九成功します
もしうまくいかなければ責任は私が取ります
ヒロキとミユキは口喧嘩になる
田口から「助けてくれ」と電話がくる
同じビル内でとても似ている名前にバイク便を頼んだところ逆に配達してしまったため
相手を怒らせてしまった
アキコは中国の本社に飛び、相手が欲しがっていた名刀を差し出す
英語も中国語も話せるんだ
リョウイチはやたらと並びの数字に奇跡を感じるタイプ
ミユキはアキコからもらった手紙を一度は丸めたが開くと履歴書が入っている
アキコが帰宅すると、ミユキから手紙がきている
合格採用通知
貴方益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
当家の母親募集にご応募いただき誠にありがとうございました
選考の結果、貴方を採用することに決定いたしましたのでご通知申し上げます
つきましては下記の通りご出家くださいますようお願い申し上げます
アキコはミユキの保育所に来るが
保護者以外のお迎えは登録がないとダメだと断られる
アキコ:
この度は私をご採用いただき心より御礼申し上げます
ミユキちゃんに感謝の意を表したいと思います
腹芸に笑う他の子たち
ミユキ:こんな人知りません!
私のブルースの生活は始まった
この唐突な再婚の本当の理由を私はまだ何も知らなかった
第2話 最愛の娘の家出!? そして私は制服を脱ぐ
7時間半で一挙放送はありがたいけれども CM の数が半端ない
すべては2020年のスペシャル版を見てもらうための伏線
リョウイチが来ると、アキコはミユキに土下座して謝っている
謝ることで相手を追い込む土下座の術
許さない自分が悪者のように見えてくるという心理作戦
ミユキ:ミユキのママはこんな事しません!!
5月
アキコはスーツケース2つだけで家に来る
アキコ:私はクライアントのニーズをキャッチできていないということになります
リョウイチ:アキコさんのイメージする母でいいんですよ
アニメを見ているミユキに野球中継をすすめてリモコン合戦になる
ミユキ:ママはアニメ大好きだったけど悪い母親だったってこと?
クライアントからの電話で仕事に戻るアキコ
朝帰宅するアキコ
ミユキ:
そんなんで家事をやる時間なんてないですよね
ずっとパパにやるやらせるつもりですか?
アキコ:
共働きの場合、夫婦の相応な家事分担は
円滑な家庭運営に欠かせないファクターと考えます
ちゃんとママになるべく考えますのでしばしお時間を また土下座
ヒロキ:そんなやつ追い出しちゃえばいいんじゃね?
アキコは共働きの女性からリサーチ
「最初は家事分担とか言っても、結局ぐずぐずになるじゃない」
「どうしてもという時はママ友に頼る」
「うちは埼玉の母に来てもらってる」
アキコが結婚すると聞いて驚く
アキコ:
相手はごく普通の企業に勤める子連れの一般男性です
彼は私に欠けているものを持っている人だと言えます
はるかちゃん、このドラマの間中ずっとあの黒いスーツと白いシャツなのかな
雰囲気的には『僕の彼女はサイボーグ』に近い感じ
ヒロキはミユキに家出をすすめる
明日は学校の創立記念日で休みだから家に来いと誘う
帰宅すると玄関前にたくさんのダンボール箱が置かれている
アキコの私物で宛名がもう宮本亜希子になっている
アキコ:
今日会社でヒアリングをして、子どもがいなかった時に比べて
何が一番変わったか質問したところ、子どもの予定が第一優先
その前提で自分のスケジュールを組み立てるという回答が得られました
予定表を見て明日が創立記念日だと気づく
今度は花屋のバイトをしている麦田章
言葉の間違いがやたらと多い
アキコ:
今日は創立記念日ですよね
学童も頼んでいないということですし
ミユキちゃんを一人にするわけにもいかないと思い、急遽休みを取りました
ヒロキに電話するミユキ(小学生でも携帯持つ時代か/驚
ミユキに今日1日母親として何をすべきか提案書にまとめて見せるアキコ
ミユキ:ママは時間がある時はのんびりするのが一番って言ってました
一緒にアニメを見る
アキコ:
素晴らしかったです
この番組には強力な魔法の力が隠れていると思いました
隠されているのは経済効果
このアニメを見た少女たちは憧れを抱き、グッズが欲しくなる
(はるかちゃんのモノマネが上手いw
下山が来て、ミユキも一緒にマンションの内見に行かないかと誘う
引っ越しに怒るミユキ
下でミユキを待っていたヒロキを遊びに来たと思い家にあげる
常にミユキの様子を見ているのは『家政婦のミタ』みたい
リョウイチの上司カサハラ部長から辞めちまえと言われて
自分が仕事を辞めればいいんだ!と思いつき
結婚相手はライバル会社ミツトモのアキコだと告げる
アキコ:ママとよく行った店にお昼に行きませんか?
デパートのフードコートに来る
限りなくイオンぽいジオンww
ミユキ:真似してもママになれるわけないじゃん
アキコ:
考え方や行動など細かい情報をもらえれば
かなりの部分はコピーできるのではないでしょうか
私も母と早くに死に別れたので母親のイメージはあまりありません
ですからミユキちゃんのママのことを教えてもらえるのは大変助かります
相手の心を開かせるにはまず自分の心を開くこと
営業のテクニックのひとつです
仲の良い親子を見て母親を思い出しているミユキに
同じことをやろうとハンバーグには何が入っているかゲームをするがすごい真剣勝負
いちいちリョウイチに電話して正解を聞く
全部ミユキの正解で大喜びするがショックを隠しきれないアキコ
アキラから花を買って帰るリョウイチ
アキコはママの味に一番近いレシピを探そうとしてパソコンに向かっている
リョウイチ:一緒に作りましょう
ミユキ:ママのコピーってそれはそれで嫌だし
アキコ:一人しかいないママですものね 私としたことが盲点
リョウイチ:
家族はクライアントじゃないんですから
土下座はもうやめましょう
それより履歴書にあった明るく楽しい家庭を築きたいというのをぜひ実現しましょうよ
人参が嫌いで残しているのを見て手を叩いて
アキコ:見てみたい ミユキちゃんのいいとこ見てみたい 人参食べるの見てみたい
(飲み会の一気飲みの方法で無理やり食べさせるってどうなの?
リョウイチは1本の花を亡き妻の写真にあげ
もう1本をアキコにあげるようミユキに頼む
ミユキ:同じ色じゃないから
リョウイチ:
僕は専業主夫になります
今日会社を辞めましたから
アキコさんのほうが仕事ができるし年収も僕の3倍あるし
僕は家事も好きだし、一番合理的じゃないですか
アキコ:
なぜうまく家事を回さなければいけないかと言うと
私とミユキちゃんが良好な親子関係を築くという目標のためです
給料を取って帰ってくるだけの私に
ミユキちゃんが親しみを感じてくれるでしょうか?
私が仕事を辞めるというのはいかがでしょう?
リョウイチ:アキコさんにとって仕事が全てでしょう?
アキコ:
別の世界で生きた経験は大変な武器になる
私は専業主婦の世界を知ることを新たな武器と捉えています
ミユキちゃんは私の奇跡なのかもしれません
翌日、退職届を出すと年俸をあげてもいいと止める上司
上司:
それでお手伝いさんを雇ったらどうです?
では10億ほどでいかがでしょう
アキコ:これからの私はさらに稼ぐことになるので
上司:引き抜きか?
家事も相当な労働力ってことを、この時代はまだ全然認知されていなかった(今でもだけど
アキコ:
私の娘はべらぼうに可愛いのです
その笑顔には少なく見積もっても1000万の価値があります
ミユキ:
追い出すのはやめた
変な人だけど、一生懸命だし
本当にミユキのママになりたいんだなって
(子どもが描く絵はセラピーにもなるし、深層心理もわかるからとても大事
アキコが好きな田口は、アキコが寿退社をすると聞いて驚くが
買ってきた花束をお祝いに渡すと
クライアントの誕生日だからそれをサプライズに渡してこいと言われる
正式な退社は恐ろしく溜まった有給休暇の後だったが
義母はこうしてずっと私のそばにいるようになった
リョウイチは会社に戻るが突然倒れる
父は刻一刻その時が近づいていることを
その頃の私は知る由もなかった
第3話 夫が私に解雇通告!? これが私の生きる道…PTAを全面廃止へ
ジオンのバイトに価格の値下げ提案するアキコ
社長に直電したことが奥さんの間で話題になる
ハルミはアキコを名簿でチェック
急にミユキに親しげに話しかける女子クラスメイト
ミユキ:うちに遊びに来たいんだって と喜ぶ
リョウイチ:
PTA の集まりに行ってもらっていいでしょうか?
ミユキのクラスに会長をしている方がいらっしゃるらしくて
アキコ:
親と教師が連携し、子どものよりよい学校生活を創設する機能
全身全霊をかけてコミットするのみです
私の今の肩書きは母親
PTA は私が取り組むべき最も大事なミッションと了解しました
私の義母の実態はどこまでいってもキャリアウーマンだった
PTA ってこんな感じなんだ
男性が一人もいない!!
PTA会長ハルミ:
もうすぐ運動会がある
今年も安全かつ盛大に盛り上げるべく皆さんの協力を得たい
受付は2名、駐車・駐輪場の整備1名、清掃警備1名、受付・・・
みんな下を向いてやりたがらない
アキコ:合計36人も必要なエビデンス(根拠)を教えてください
来た人の名前を確認して手荷物をチェックするだけでもかなりの人数が必要
アルコールや危険物のチェックも必要
アキコ:
緑ヶ丘小学校は公立
そもそも自転車を禁止してしまえば、この係はリストラできるのでは?
徒歩で来てくれと言っても自転車や自動車できてしまう人がいる
アキコ:ペナルティーを徹底しては? 違反したら入場禁止
ハルミの圧を感じて係をやると言う女性
アキコは何の係にもならなかった
リョウイチ:PTA は強制じゃない 最近は廃止した学校もあるそう
(係決めにこんなに揉めるんだったら本当にやめればいいのに
以前「あさイチ」で「どう付き合う? イマドキPTA」として特集した
メモったかと思ってブログ内検索してもひっかからなかった・・・
ミユキは「おうち会」の計画をたてたい
翌朝、一番に教室に来て、友達の机の中に招待状を入れるミユキ
友達は「急に来られなくなった」と断り、ガッカリして帰ってくるミユキ
連絡網を見て、遊びに来るはずだった子を調べる
アンナはハルミの娘、ジュリア、エレナ、マミ、みんな母親がPTA 役員
アキコ:
ドタキャンした親を戒めるスキームを考えている
根城である PTA を叩き潰し、廃止に追い込みます
敵に気付かれぬよう水面下で動き一気に奇襲をかけます
弱者は耐え忍べとミユキちゃんに教えたいんですか? 勝てば官軍
ミユキちゃんの心を踏みにじった大人を許すつもりはありません
駐車・駐輪係を引き受けた奥さんは、ゼオンでレジのパートをしている
PTA 廃止についての嘆願をまとめた文章を見せる
母親一人一人を周り嘆願書に名前を書いてもらい
ファミレスで集まってみんなの愚痴を聞く
「誰かが言い出すのを待っていたのよ!」
「うちの学校 あのモンスターの言いなりだから」
「3人の子どもがいて、10年くらい連続で会長をやっている」
「教育関係の偉い人や議員とも知り合いで・・・」
4人に呼ばれるアキコ
ハルミ:
請け負った仕事をやらない方、保護者会にも出ない方
そんな無責任の方も大勢いらっしゃる
親としての意識が低い
アキコ:
頂いたお名前は171名
この学校の保護者数の約1/3
書記がいないため念のためこの会話は録音させていただいております
IC レコーダーも出す(後で言った言わないが一番のモメ事になるものね
教師: PTA は必要です
アキコ:廃止にすれば過剰業務と言われる教師の仕事も多少を減らせるのでは?
担任・山口:お互いにメリットがあるなら話し合う必要はあるかと
ハルミ:一週間後の運動会について PTA は一切の協力をいたしません
アキコ:私ひとりで運動会を成立させます
アキコは副校長と担任に呼ばれ、ハルミ達に謝ってほしいと頼まれる
ミユキ:こんなことやめて! 私のママなら私が嫌われるようなことしないで
アキコ:
子どもは親が嫌われたら自分も嫌われると思っている
親は子どもが嫌われることを恐れて陰口で憂さを晴らす
その背中を見て育った子どもは長いものには巻かれろ
本当のことは影で言うのが正しいと思う
私は大事な一人娘にそんな背中を見せたくはありません
まず私の提案を聞いてもらえないでしょうか
運動会当日
自転車を停めようとする親に警官のコスプレをした田口がここに駐車するのは禁止だと言う
荷物検査はアキコとリョウイチが空港のようにスキャンしてる
PTA 役員:一人じゃなくて二人じゃない
リョウイチ:夫婦は二人で一人ですから
ハルミ:
こんな強引なやり方、みんなが不満に思わなければいいですね
ここからの対応は体ひとつでは絶対に無理
下山はハルミを知っているが思い出せない
アキコ:
応援席の皆様にお願いです
当運動会は競技ごとに席の入れ替えを行っています
赤のリボンをつけた方は緑のリボンの方に速やかに席をお譲り下さい と色分けする
3年生の徒競争が始まりミユキを応援するリョウイチ
デジカメで写真を撮ろうとするが携帯の充電も頼まれる
「席を変わってくれない人がいる
直接言ったら角が立つから注意してくれ」
「迷子の子が泣いている」
「日傘は禁止なのに使っている人がいるから注意してくれ」
「お茶がない」
(自分で出来ることばかりなのに、角が立つからと
学校や他人に押し付けるのが日本の文化・慣習か・・・
一人で対応しているアキコを手伝ってくれるママさん達が現れる
PTA 役員達も自分たちも何かやろうと言い始めて、ハルミ一人となる
子ども達も手伝うと言う
(そもそも子ども達の行事なら、自立性を高めるために子どもが運営にかかわるのも重要
下山:
私、あの人(ハルミ)に昔マンションを貸してた
急に結婚して引っ越すことになったからマンションを解約することになって
デキちゃった結婚で辞めさせられた感じだった
本当はあんたみたいにバリバリ働きたかったのかもしれないね
ハルミは一人で掃除を手伝っている
ハルミ:
素敵な運動会でした
PTA なんていらないってことが証明されて良かったですね
アキコ:
証明されたのはやはり PTA は必要だということではないでしょうか
私一人では回りませんでした
学校にとって保護者の組織はマスト
「去年はこんなじゃなかったのに」と今日1日で何度も聞きました
ずっとヤノさんがきめ細やかに仕事をされていたことを感じました
ただ保護者の組織は押し付け合いではなく
今日のようにポジティブに参加できる組織であってほしいと思います
そのためのリストラ、スリム化などはなされるべきではないでしょうか
ハルミ:私に仕事のやり方を教えてください 元部長
帰り道
アキコ:ミユキちゃんとリョウイチさんの二人三脚を録り損ねてしまいました
リョウイチ:来年のことなんてわかんないし・・・
二人三脚の写真のメールが届く
ヤノ:私も子どもの写真、撮れた試しがなかったので
リョウイチ:奇跡だ
その後、アキコは学校のシステムを改革
ハルミはアキコの家事を改革
ミユキはアンナと友だちになる
季節は夏になり林間学校が楽しみなミユキ
初めて3人で過ごす楽しい夏休みのはずだった
大学付属病院に入るリョウイチ
第4話 私達は契約結婚か!? 最愛の娘と夏の奇跡…夫が決めた愛の形!
2009年7月
医師から治療を勧められるが
リョウイチ:
ピンピンコロリと決めている
目の前の母親がどんどん弱っていくのを見るような
あんな思いはもう二度とさせたくない
医師:
必死で生きようとする姿を見せることは
いつかきっと娘さんのためになると思いませんか?
アキコはママ友の井戸端会議に参加する
夜の営みが減ったという話題で
アキコ:
誠に僭越ながらそれに関してはお役に立てるかと存じます
うまくいかない時は必ず見落としている穴があるはず
現場にお邪魔してヘルプすることもやぶさかではない と言うと爆笑される
夜間のビジネスかダブルワークだと勘違いしていて
リョウイチから事情を聞き「大変なセクハラ提案をしてしまった」と落ち込むアキコ
ミユキはアンナらと林間学校の出し物の話で家にお邪魔するが暗い様子で帰宅する
ミユキ:パパとアキコさんは偽装結婚なの?
うろたえる2人だが否定する
ミユキ:なんで結婚指輪してないの?
アキコ:私がいらないと申し上げたからです
ミユキ:何で別々の部屋で寝てるの?
アキコ:私の歯ぎしりがすごいからです
ミユキ:二人が初めて会ったのはどこ?
アキコ:
正確にフィードバックするために必要な時間を頂きたく
林間学校明けにはまとめてお答えします
ミユキが寝た後に嘘を教えていいものかどうかと悩むアキコ
アキコ:リョウイチさんが奥様から心を移したという話になっても良いのでしょうか?
リョウイチ:ミユキは知らないうちにアキコさんをママだと認め始めてるのではないでしょうか
ミユキはみんなでキャラ弁を見せ合うと
ギザギザのキャラクターを頼んだのになぜか線グラフ?ww
先生に聞くと株価チャート?だと言う
先生:相当凝っている 大変だったと思うよお母さん
どう出会ったかをレストランで話し合う二人
本当は2年前の入札プレゼンの時
アキコ:
その前に一度お会いしている
さらに1年前の上野のお花見
場所取りをしていたリョウイチさんを見かけた
新入社員がいやいや場所取りをしている中
一人でのんびり場所取りをしていた
(花見の新入社員の場所取りってまだあるのかな?!
もしやるなら呑みたい人だけとか、場所取りの時給も払うとか・・・
アキコはこれが本当の土下座だと言って、掘った穴の中に頭まで突っ込んでいる!
リョウイチ:
この辺はそのまま使ってもいいかもしれない
花見でそれぞれの存在を知りつつ、プレゼンで再会
アキコさんがカマをかけたお詫びとして食事に誘って
そこからはなんとなくお付き合いが始まった
愛と知り合ったのは合コンで似た者夫婦だった
今の話を全部逆にして、2人は何一つ似てるところがなくて
だからこそいいなと思ったからって
<回想>
リョウイチはアキコを呼び止めていきなり「僕と結婚してくれませんか」と頼む
アキコ:オファーの意味をはかりかねるのですが?
リョウイチ:
妻が死別してもうすぐ3年になる
ミユキと言う一人娘がいます まだ小学生
僕は今胃がんを患っていて余命は長くないと言われている
頼りにできる親戚もいない
僕が死んだ後、娘を守って育ててくれる人が欲しい
僕が知ってる女性の中で一番頼りになると思った
むちゃくちゃですよね
アキコ:もう少し詳しくお話を聞かせてくださいますか?
リョウイチ:アキコさんは、なぜあんなめちゃくちゃなお願いを聞いてくれたんですか?
アキコ:
私は人恋しかったんだと思います
あの前日、ある漫画を読んでいたのですが
今すぐ誰かにこの話をしたい
でも仕事以外の話をする相手は私には誰一人いなかった
リョウイチ:
くだらない話ほど面白いものはないんですよ!
だからこれからはそういうくだらない話をいっぱいしてください
アキコ:
でも寂しかったから結婚したなんて、今のミユキちゃんには大人っぽすぎます
私がプロポーズをお受けした理由は強さでどうでしょう
リョウイチさんは強いです
辛いシチュエーションにも愚痴ひとつこぼさず
普通の結婚は共に人生を歩むためにするもの
しかしながら私たちのはリレーです
でもそれでいいんだと思うんです
ミユキちゃんが巣立つ時が来たら
私は本当のことを告げようと思っています
お父さんが女性として愛していたのはお母さんだけで
私はお父さんの提案に乗ってよかったと言おうと思っています
リョウイチ:
手を繋ぎませんか?
ミユキに普通の夫婦っぽく見せるための練習です
帰宅して倒れそうになるリョウイチ
心配したアキコはキャラ弁の写メを送ると泣いてしまうリョウイチ
リョウイチ:サイコーです!
リョウイチ:僕の妻はどんな時にも提案を怠らない元キャリアウーマンでした
(いつも皆過去形なのが気になる
リョウイチはもう一度病院に行き医師に相談する
リョウイチ:
夏休みが終わったら入院することにしました
やっぱり頑張ってみようと思って
アキコさんには随分迷惑をかけてしまうことになると思うんですがいいですか?
アキコ:
私はリョウイチさんと結婚して一つ学んだことがあります
奇跡は割とよく起きます
公園でリョウイチと自転車に乗る練習をするミユキ
乗れるようになったと振り向くとリョウイチは倒れている
第5話 絶体絶命! 夫が入院 夫婦で戦う大修羅場!! 私、再就職します!?
2009年7月
病院の待合室にいるミユキにリョウイチは転んだというアキコ
下山にミユキを連れて行くようものすごい圧をかけるアキコ
医師からこのまま入院して治療を始めることを勧められるリョウイチ
医師:
ミユキちゃんには骨折したと説明したらどうでしょう?
入院期間は3~4週間
次回入院する場合も長期出張などで通していただければ
ミユキにも骨折の具合について詳細なメモを読む
アキコ:ミユキちゃんは病院が苦手では? とお見舞いも来ないほうがいいと提案
病院の看護婦に「検査までに体を拭いておいてくれ」と言われるアキコは一瞬たじろぐが
アキコ:
これから先更なる濃密な介助が必要とされる局面もありましょう
これは私がコンプリートせねばならないミッションです!
服を脱ぐ間すごい鼻息が荒いアキコ/爆
ミッションを遂行できなくて壁に頭を打ち付けるアキコ
リョウイチ:会社に休みを取っていいか許可をもらってきてくれますか?
ちょうど重要なプレゼンと当たってしまうと困った様子の上司に謝るアキコ
病院に戻ると検査結果でマーカー値が20も上がったとへこんでいるリョウイチ
マーカー値とは体内にどれだけがん細胞があるか示す示す数値
ひと月前にもになかった転移も見られた
アキコ:
リョウイチさんの査定をキープしたいなら
競合のプレゼンを私が成功させるということになりました
リョウイチ:僕なんて簡単に替えがきくんですよね
ショックを受けて去るアキコ
病人の介護ってこうした弱さからくるイライラも
全部受け止めなきゃいけないから難しいよね
アキコは自宅でリョウイチの保険証書を探していると
前妻の手作りのぬいぐるみなどが入った箱が見つかる
もうひとつの箱を開けると夫婦で撮った写真の数々
アキコ:情けない こんな時に私情に振り回されるなど なんて浅ましい!
邪気を払うと紙にいろいろ書き始める
眠れず病院のテーブルでゲームをしていると他の患者からお酒を勧められる
リョウイチ:治療って嫌ですよね 妻に当たったりして
患者:それは仕方ないよ 人間だもの
アキラは今度は白衣を着て病院にいる
アキラ:ドライバーで雇われただけなのに・・・
アキコはリョウイチの代わりに働かないかと会社から言われたとミユキに相談する
ミユキ:すごいね! 普通看病はできても、そんなことアキコさんにしかできないよ
翌朝、探している書類がこのファイルにあるのではと思ってくるミユキ
ミユキ:
ひとつご提案があります
パパが退院するまでミユキは下山さんのところに帰るというのはどうでしょう?
ママの時は役立たずだったから、こういうお手伝いをしたいの
アキコはリョウイチのために愛との写真を渡す
アキコ:
もしここにいるのが私ではなく愛さんならと考えて
きっとかゆいところに手が届くような
ベストなケアがおできになったのではないかと思います
彼女なら病気の当事者のマインドが分かります
私は大病もしたことがありません
心身のケアをすることは難しいと思われます
でも仕事ならそれなりにお役に立てるかと思います
リョウイチさんがミユキちゃんと一緒に暮らせることを
誰よりも願っているのは愛さんではないでしょうか
放射線照射治療が始まる
癌の治療もなかなか進まないねえ
2020年にもなるのに、まだ放射線とか言って
髪が抜けたり、吐き気とか↓↓↓
自分の元部下を潰すと提案するアキコ
アキコ:
これを宮本良一の仕事として評価することを
確約していただければ、その方法をお教えいたします
次々と仕事をこなすアキコ
「スタートダッシュをかけたい」と焦るリョウイチ
放射線治療最終日
カサハラ部長が「これから見舞いに行く」とアキコに電話する
腫瘍内科にいるのがバレないよう
これから一日だけ整形外科にの個室に移していただけないか
と土下座して看護婦に頼み、ギリ間に合う
リョウイチ:明日、結果が出る
アキコ:明日最終プレゼンなんです
リョウイチ:結果は一人で聞けます 癌が消えてるかもしれないし
アキコ:明日、奇跡が起こりますように
愛の写真に花を手向ける
リョウイチがジュースを買おうとして自販機の数字に7が並ぶ
こんなところで運を使いたくないと他の患者にボタンを押してくれと頼む
リョウイチ:奇跡は明日起こってほしい
アキコの完璧なプレゼンにへこむ元部下・田口
そのまま病院に直行するがベッドは空
リョウイチが入ってきて、幽霊でないことを確かめる
マーカー値が下がり、目標達成を告げるリョウイチ
アキコ:ありがとうございます! と泣く
リョウイチ:こちらこそありがとうございます と2人で土下座
リョウイチとアキコは一緒にミユキを迎えに行く
奇跡が大好きなリョウイチのために
いろんな数字が並んだ写真をアルバムにまとめたミユキ
ミユキ:今日は3人でお風呂に入りたい
また凍りつく二人ww
ミユキ:一緒に寝るのは?
ミユキを真ん中に寝る
リョウイチ:ミユキはどんな女の子になるのかなあ
アキコ:可愛いし、優しいし、きっとすぐ彼氏を連れてきたりするんでしょうね
リョウイチ:そういえばやたらとヒロキ君と一緒にいませんか
アキコ:あの子はいい子です その時が来たらリョウイチさんが面接してください
リョウイチ:
僕、死ぬことはあまり怖いと思ってなかったんです
でも今はとても怖くなってしまいました
このまま生きていれば信じられないような楽しいことが
きっとたくさんあるんだろうって思うと死にたくないです
アキコさんと出会ってそう思いました
僕はアキコさんといっしょにミユキが大きくなっていくのを見たいです
だからもし僕が治っても一緒にいてくれますか?
アキコ:
この結婚で私には娘ができると思っていたんです
夫というものまで付いてくるとは想定外でして
リョウイチさんが治った暁には身を引かねばと思っていた
リョウイチさんが良くなれば私のニーズはなくなる
従って今大変動揺しています
こんな奇跡のような受注があって良いものかと
本当に私で良いのですか?
母親にも妻にも向いているとは思えません
仕事しか取り柄のない人間です
リョウイチ:アキコさんがいいんです
リョウイチ:
3人で写真を撮りましょう
アキコさんとミユキは白いドレスを着て、僕はバシっとスーツでキメて
ウェディングドレスを選びに行くアキコを笑顔で見送るリョウイチ
***
自己治癒力などでガンが1日にして治ると言う例も世の中にはあるのに
映画やドラマでは助からないことが多いのはなぜだろう?
その昔は結核が不治の病だと言われていたように
癌は不治の病というのもある意味偏った固定観念の一つ
でも、それより「死」はけして終わりではない、ということを教えるドラマだと
後で分かった それはその後、いろいろなサイトを「偶然」見つけたことでリンクした
はるかちゃんて最強だと思うな
プロポーションも抜群だし
アクション演技も完璧だし
ちょっと抜けたコメディエンヌにもなれるし
『わたしを離さないで』みたいなシリアス演技もできる
とても貴重な女優さんだと思う
<つづく>
出演:
岩木亜希子 綾瀬はるか
宮本良一 竹野内豊
宮本愛 奥山佳恵
宮本みゆき 上白石萌歌
麦田章 佐藤健
井之脇海
横溝菜帆
大智
川村陽介
橋本真実
真凛
村本大輔
水谷果穂
宇梶剛士
奥貫薫
浅利陽介
浅野和之
麻生祐未
ほか
綾瀬はるかちゃん主演で、年末年始に一挙放送をしていたのを予録した
【内容抜粋メモ】
第1話 33才独身部長女子が突然の義母宣言!? 私は貴女に就職します!!
2009年4月
地球は歌で溢れている
もし私の人生を歌にしたとすれば、それはきっとブルースだ
孫子の言葉を引用して完璧主義の岩木亜希子
宮本良一は、娘のみゆきに新しいママと紹介すると怖がる
アプローチを失敗したから出直してくると言うアキコ
『LIFE!』の三津谷寛治さんばりの硬さww
リョウイチはミユキにアキコの完璧な仕事っぷりを説明
リョウイチ:そんな人がママになってくれたら最強だと思うんだけどな
ミユキの母は他界
家事をミユキがやっている
ミユキの懐に入るため、小学生雑誌を読むアキコ
まだ折りたたみ式携帯の時代か
リョウイチはミユキを困らせる作戦を思いつく
お迎えの夜7時になっても父と連絡が取れないと言われ
ミユキは自分で知人・下山さんに電話をしてお迎えを頼んだ
下山:
作戦はバレバレ 再婚やめたら?
愛ちゃん(亡妻)死んでまだ3年も経ってないだろう?
残業して児童心理まで調べているアキコ
ミユキをアスレチックに連れて行くプランをプレゼンする
アキコ:
吊り橋効果です
ここのアトラクションはそれはもう恐ろしいということです
デリバリーのバイトをしている麦田章に
名前がものすごい似ている顧客への封筒を間違えないよう念を押す部下・田口
田口に腹に何か描いてもらうアキコ
アキコ:明日は関ヶ原です
アスレチックを楽しんでチャレンジコースの列に並ぶと
トイレに行ってくると去るリョウイチ
偶然を装って一緒に並ぶアキコ すごい不自然
スーツとハイヒールの靴で来たアキコはミユキと一緒に宙吊りになってしまう
アキコ:完全に私の計算違いです
リョウイチ:やめますか、結婚?
アキコ:
私は私なりの大きなメリットを感じてこの結婚に取り組んでいるんです
ミユキちゃんにとって私がメリットだと感じてもらわなければ
アキコは下山を訪ねる
下山:ミユキの味方をすると約束したからあなたとは組めない
アキコ:結婚が成立した折には高級マンションを買う
と言うと手のひらを返す下山
下山:
ミユキちゃんはイジメられてるかも
親には言いたくないんじゃない
ひとり親が大変なのはわかってるから
自分も同じ状況だったと思い出すアキコ
アキコは両親を早くに亡くしている
学校用の調理器具の営業を装ってミユキの学校に来て後をつけると
男子から「ブス」とからかわれている(ベタだな
アキコ:
会社の基本はほうれんそう パパに報告します
でもいじめがなくなれば報告する必要はありません
相手を攻略するには、まずはリサーチを行うべし
ヒロキくんはジャイアンには見えない
むしろ仲間思いに見える
私をいじめるのをやめてほしいと交渉するんです
私が見たところ、あの集団は典型的なトップダウン
交渉はボスとするのが一番早い
この交渉は十中八九成功します
もしうまくいかなければ責任は私が取ります
ヒロキとミユキは口喧嘩になる
田口から「助けてくれ」と電話がくる
同じビル内でとても似ている名前にバイク便を頼んだところ逆に配達してしまったため
相手を怒らせてしまった
アキコは中国の本社に飛び、相手が欲しがっていた名刀を差し出す
英語も中国語も話せるんだ
リョウイチはやたらと並びの数字に奇跡を感じるタイプ
ミユキはアキコからもらった手紙を一度は丸めたが開くと履歴書が入っている
アキコが帰宅すると、ミユキから手紙がきている
合格採用通知
貴方益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
当家の母親募集にご応募いただき誠にありがとうございました
選考の結果、貴方を採用することに決定いたしましたのでご通知申し上げます
つきましては下記の通りご出家くださいますようお願い申し上げます
アキコはミユキの保育所に来るが
保護者以外のお迎えは登録がないとダメだと断られる
アキコ:
この度は私をご採用いただき心より御礼申し上げます
ミユキちゃんに感謝の意を表したいと思います
腹芸に笑う他の子たち
ミユキ:こんな人知りません!
私のブルースの生活は始まった
この唐突な再婚の本当の理由を私はまだ何も知らなかった
第2話 最愛の娘の家出!? そして私は制服を脱ぐ
7時間半で一挙放送はありがたいけれども CM の数が半端ない
すべては2020年のスペシャル版を見てもらうための伏線
リョウイチが来ると、アキコはミユキに土下座して謝っている
謝ることで相手を追い込む土下座の術
許さない自分が悪者のように見えてくるという心理作戦
ミユキ:ミユキのママはこんな事しません!!
5月
アキコはスーツケース2つだけで家に来る
アキコ:私はクライアントのニーズをキャッチできていないということになります
リョウイチ:アキコさんのイメージする母でいいんですよ
アニメを見ているミユキに野球中継をすすめてリモコン合戦になる
ミユキ:ママはアニメ大好きだったけど悪い母親だったってこと?
クライアントからの電話で仕事に戻るアキコ
朝帰宅するアキコ
ミユキ:
そんなんで家事をやる時間なんてないですよね
ずっとパパにやるやらせるつもりですか?
アキコ:
共働きの場合、夫婦の相応な家事分担は
円滑な家庭運営に欠かせないファクターと考えます
ちゃんとママになるべく考えますのでしばしお時間を また土下座
ヒロキ:そんなやつ追い出しちゃえばいいんじゃね?
アキコは共働きの女性からリサーチ
「最初は家事分担とか言っても、結局ぐずぐずになるじゃない」
「どうしてもという時はママ友に頼る」
「うちは埼玉の母に来てもらってる」
アキコが結婚すると聞いて驚く
アキコ:
相手はごく普通の企業に勤める子連れの一般男性です
彼は私に欠けているものを持っている人だと言えます
はるかちゃん、このドラマの間中ずっとあの黒いスーツと白いシャツなのかな
雰囲気的には『僕の彼女はサイボーグ』に近い感じ
ヒロキはミユキに家出をすすめる
明日は学校の創立記念日で休みだから家に来いと誘う
帰宅すると玄関前にたくさんのダンボール箱が置かれている
アキコの私物で宛名がもう宮本亜希子になっている
アキコ:
今日会社でヒアリングをして、子どもがいなかった時に比べて
何が一番変わったか質問したところ、子どもの予定が第一優先
その前提で自分のスケジュールを組み立てるという回答が得られました
予定表を見て明日が創立記念日だと気づく
今度は花屋のバイトをしている麦田章
言葉の間違いがやたらと多い
アキコ:
今日は創立記念日ですよね
学童も頼んでいないということですし
ミユキちゃんを一人にするわけにもいかないと思い、急遽休みを取りました
ヒロキに電話するミユキ(小学生でも携帯持つ時代か/驚
ミユキに今日1日母親として何をすべきか提案書にまとめて見せるアキコ
ミユキ:ママは時間がある時はのんびりするのが一番って言ってました
一緒にアニメを見る
アキコ:
素晴らしかったです
この番組には強力な魔法の力が隠れていると思いました
隠されているのは経済効果
このアニメを見た少女たちは憧れを抱き、グッズが欲しくなる
(はるかちゃんのモノマネが上手いw
下山が来て、ミユキも一緒にマンションの内見に行かないかと誘う
引っ越しに怒るミユキ
下でミユキを待っていたヒロキを遊びに来たと思い家にあげる
常にミユキの様子を見ているのは『家政婦のミタ』みたい
リョウイチの上司カサハラ部長から辞めちまえと言われて
自分が仕事を辞めればいいんだ!と思いつき
結婚相手はライバル会社ミツトモのアキコだと告げる
アキコ:ママとよく行った店にお昼に行きませんか?
デパートのフードコートに来る
限りなくイオンぽいジオンww
ミユキ:真似してもママになれるわけないじゃん
アキコ:
考え方や行動など細かい情報をもらえれば
かなりの部分はコピーできるのではないでしょうか
私も母と早くに死に別れたので母親のイメージはあまりありません
ですからミユキちゃんのママのことを教えてもらえるのは大変助かります
相手の心を開かせるにはまず自分の心を開くこと
営業のテクニックのひとつです
仲の良い親子を見て母親を思い出しているミユキに
同じことをやろうとハンバーグには何が入っているかゲームをするがすごい真剣勝負
いちいちリョウイチに電話して正解を聞く
全部ミユキの正解で大喜びするがショックを隠しきれないアキコ
アキラから花を買って帰るリョウイチ
アキコはママの味に一番近いレシピを探そうとしてパソコンに向かっている
リョウイチ:一緒に作りましょう
ミユキ:ママのコピーってそれはそれで嫌だし
アキコ:一人しかいないママですものね 私としたことが盲点
リョウイチ:
家族はクライアントじゃないんですから
土下座はもうやめましょう
それより履歴書にあった明るく楽しい家庭を築きたいというのをぜひ実現しましょうよ
人参が嫌いで残しているのを見て手を叩いて
アキコ:見てみたい ミユキちゃんのいいとこ見てみたい 人参食べるの見てみたい
(飲み会の一気飲みの方法で無理やり食べさせるってどうなの?
リョウイチは1本の花を亡き妻の写真にあげ
もう1本をアキコにあげるようミユキに頼む
ミユキ:同じ色じゃないから
リョウイチ:
僕は専業主夫になります
今日会社を辞めましたから
アキコさんのほうが仕事ができるし年収も僕の3倍あるし
僕は家事も好きだし、一番合理的じゃないですか
アキコ:
なぜうまく家事を回さなければいけないかと言うと
私とミユキちゃんが良好な親子関係を築くという目標のためです
給料を取って帰ってくるだけの私に
ミユキちゃんが親しみを感じてくれるでしょうか?
私が仕事を辞めるというのはいかがでしょう?
リョウイチ:アキコさんにとって仕事が全てでしょう?
アキコ:
別の世界で生きた経験は大変な武器になる
私は専業主婦の世界を知ることを新たな武器と捉えています
ミユキちゃんは私の奇跡なのかもしれません
翌日、退職届を出すと年俸をあげてもいいと止める上司
上司:
それでお手伝いさんを雇ったらどうです?
では10億ほどでいかがでしょう
アキコ:これからの私はさらに稼ぐことになるので
上司:引き抜きか?
家事も相当な労働力ってことを、この時代はまだ全然認知されていなかった(今でもだけど
アキコ:
私の娘はべらぼうに可愛いのです
その笑顔には少なく見積もっても1000万の価値があります
ミユキ:
追い出すのはやめた
変な人だけど、一生懸命だし
本当にミユキのママになりたいんだなって
(子どもが描く絵はセラピーにもなるし、深層心理もわかるからとても大事
アキコが好きな田口は、アキコが寿退社をすると聞いて驚くが
買ってきた花束をお祝いに渡すと
クライアントの誕生日だからそれをサプライズに渡してこいと言われる
正式な退社は恐ろしく溜まった有給休暇の後だったが
義母はこうしてずっと私のそばにいるようになった
リョウイチは会社に戻るが突然倒れる
父は刻一刻その時が近づいていることを
その頃の私は知る由もなかった
第3話 夫が私に解雇通告!? これが私の生きる道…PTAを全面廃止へ
ジオンのバイトに価格の値下げ提案するアキコ
社長に直電したことが奥さんの間で話題になる
ハルミはアキコを名簿でチェック
急にミユキに親しげに話しかける女子クラスメイト
ミユキ:うちに遊びに来たいんだって と喜ぶ
リョウイチ:
PTA の集まりに行ってもらっていいでしょうか?
ミユキのクラスに会長をしている方がいらっしゃるらしくて
アキコ:
親と教師が連携し、子どものよりよい学校生活を創設する機能
全身全霊をかけてコミットするのみです
私の今の肩書きは母親
PTA は私が取り組むべき最も大事なミッションと了解しました
私の義母の実態はどこまでいってもキャリアウーマンだった
PTA ってこんな感じなんだ
男性が一人もいない!!
PTA会長ハルミ:
もうすぐ運動会がある
今年も安全かつ盛大に盛り上げるべく皆さんの協力を得たい
受付は2名、駐車・駐輪場の整備1名、清掃警備1名、受付・・・
みんな下を向いてやりたがらない
アキコ:合計36人も必要なエビデンス(根拠)を教えてください
来た人の名前を確認して手荷物をチェックするだけでもかなりの人数が必要
アルコールや危険物のチェックも必要
アキコ:
緑ヶ丘小学校は公立
そもそも自転車を禁止してしまえば、この係はリストラできるのでは?
徒歩で来てくれと言っても自転車や自動車できてしまう人がいる
アキコ:ペナルティーを徹底しては? 違反したら入場禁止
ハルミの圧を感じて係をやると言う女性
アキコは何の係にもならなかった
リョウイチ:PTA は強制じゃない 最近は廃止した学校もあるそう
(係決めにこんなに揉めるんだったら本当にやめればいいのに
以前「あさイチ」で「どう付き合う? イマドキPTA」として特集した
メモったかと思ってブログ内検索してもひっかからなかった・・・
ミユキは「おうち会」の計画をたてたい
翌朝、一番に教室に来て、友達の机の中に招待状を入れるミユキ
友達は「急に来られなくなった」と断り、ガッカリして帰ってくるミユキ
連絡網を見て、遊びに来るはずだった子を調べる
アンナはハルミの娘、ジュリア、エレナ、マミ、みんな母親がPTA 役員
アキコ:
ドタキャンした親を戒めるスキームを考えている
根城である PTA を叩き潰し、廃止に追い込みます
敵に気付かれぬよう水面下で動き一気に奇襲をかけます
弱者は耐え忍べとミユキちゃんに教えたいんですか? 勝てば官軍
ミユキちゃんの心を踏みにじった大人を許すつもりはありません
駐車・駐輪係を引き受けた奥さんは、ゼオンでレジのパートをしている
PTA 廃止についての嘆願をまとめた文章を見せる
母親一人一人を周り嘆願書に名前を書いてもらい
ファミレスで集まってみんなの愚痴を聞く
「誰かが言い出すのを待っていたのよ!」
「うちの学校 あのモンスターの言いなりだから」
「3人の子どもがいて、10年くらい連続で会長をやっている」
「教育関係の偉い人や議員とも知り合いで・・・」
4人に呼ばれるアキコ
ハルミ:
請け負った仕事をやらない方、保護者会にも出ない方
そんな無責任の方も大勢いらっしゃる
親としての意識が低い
アキコ:
頂いたお名前は171名
この学校の保護者数の約1/3
書記がいないため念のためこの会話は録音させていただいております
IC レコーダーも出す(後で言った言わないが一番のモメ事になるものね
教師: PTA は必要です
アキコ:廃止にすれば過剰業務と言われる教師の仕事も多少を減らせるのでは?
担任・山口:お互いにメリットがあるなら話し合う必要はあるかと
ハルミ:一週間後の運動会について PTA は一切の協力をいたしません
アキコ:私ひとりで運動会を成立させます
アキコは副校長と担任に呼ばれ、ハルミ達に謝ってほしいと頼まれる
ミユキ:こんなことやめて! 私のママなら私が嫌われるようなことしないで
アキコ:
子どもは親が嫌われたら自分も嫌われると思っている
親は子どもが嫌われることを恐れて陰口で憂さを晴らす
その背中を見て育った子どもは長いものには巻かれろ
本当のことは影で言うのが正しいと思う
私は大事な一人娘にそんな背中を見せたくはありません
まず私の提案を聞いてもらえないでしょうか
運動会当日
自転車を停めようとする親に警官のコスプレをした田口がここに駐車するのは禁止だと言う
荷物検査はアキコとリョウイチが空港のようにスキャンしてる
PTA 役員:一人じゃなくて二人じゃない
リョウイチ:夫婦は二人で一人ですから
ハルミ:
こんな強引なやり方、みんなが不満に思わなければいいですね
ここからの対応は体ひとつでは絶対に無理
下山はハルミを知っているが思い出せない
アキコ:
応援席の皆様にお願いです
当運動会は競技ごとに席の入れ替えを行っています
赤のリボンをつけた方は緑のリボンの方に速やかに席をお譲り下さい と色分けする
3年生の徒競争が始まりミユキを応援するリョウイチ
デジカメで写真を撮ろうとするが携帯の充電も頼まれる
「席を変わってくれない人がいる
直接言ったら角が立つから注意してくれ」
「迷子の子が泣いている」
「日傘は禁止なのに使っている人がいるから注意してくれ」
「お茶がない」
(自分で出来ることばかりなのに、角が立つからと
学校や他人に押し付けるのが日本の文化・慣習か・・・
一人で対応しているアキコを手伝ってくれるママさん達が現れる
PTA 役員達も自分たちも何かやろうと言い始めて、ハルミ一人となる
子ども達も手伝うと言う
(そもそも子ども達の行事なら、自立性を高めるために子どもが運営にかかわるのも重要
下山:
私、あの人(ハルミ)に昔マンションを貸してた
急に結婚して引っ越すことになったからマンションを解約することになって
デキちゃった結婚で辞めさせられた感じだった
本当はあんたみたいにバリバリ働きたかったのかもしれないね
ハルミは一人で掃除を手伝っている
ハルミ:
素敵な運動会でした
PTA なんていらないってことが証明されて良かったですね
アキコ:
証明されたのはやはり PTA は必要だということではないでしょうか
私一人では回りませんでした
学校にとって保護者の組織はマスト
「去年はこんなじゃなかったのに」と今日1日で何度も聞きました
ずっとヤノさんがきめ細やかに仕事をされていたことを感じました
ただ保護者の組織は押し付け合いではなく
今日のようにポジティブに参加できる組織であってほしいと思います
そのためのリストラ、スリム化などはなされるべきではないでしょうか
ハルミ:私に仕事のやり方を教えてください 元部長
帰り道
アキコ:ミユキちゃんとリョウイチさんの二人三脚を録り損ねてしまいました
リョウイチ:来年のことなんてわかんないし・・・
二人三脚の写真のメールが届く
ヤノ:私も子どもの写真、撮れた試しがなかったので
リョウイチ:奇跡だ
その後、アキコは学校のシステムを改革
ハルミはアキコの家事を改革
ミユキはアンナと友だちになる
季節は夏になり林間学校が楽しみなミユキ
初めて3人で過ごす楽しい夏休みのはずだった
大学付属病院に入るリョウイチ
第4話 私達は契約結婚か!? 最愛の娘と夏の奇跡…夫が決めた愛の形!
2009年7月
医師から治療を勧められるが
リョウイチ:
ピンピンコロリと決めている
目の前の母親がどんどん弱っていくのを見るような
あんな思いはもう二度とさせたくない
医師:
必死で生きようとする姿を見せることは
いつかきっと娘さんのためになると思いませんか?
アキコはママ友の井戸端会議に参加する
夜の営みが減ったという話題で
アキコ:
誠に僭越ながらそれに関してはお役に立てるかと存じます
うまくいかない時は必ず見落としている穴があるはず
現場にお邪魔してヘルプすることもやぶさかではない と言うと爆笑される
夜間のビジネスかダブルワークだと勘違いしていて
リョウイチから事情を聞き「大変なセクハラ提案をしてしまった」と落ち込むアキコ
ミユキはアンナらと林間学校の出し物の話で家にお邪魔するが暗い様子で帰宅する
ミユキ:パパとアキコさんは偽装結婚なの?
うろたえる2人だが否定する
ミユキ:なんで結婚指輪してないの?
アキコ:私がいらないと申し上げたからです
ミユキ:何で別々の部屋で寝てるの?
アキコ:私の歯ぎしりがすごいからです
ミユキ:二人が初めて会ったのはどこ?
アキコ:
正確にフィードバックするために必要な時間を頂きたく
林間学校明けにはまとめてお答えします
ミユキが寝た後に嘘を教えていいものかどうかと悩むアキコ
アキコ:リョウイチさんが奥様から心を移したという話になっても良いのでしょうか?
リョウイチ:ミユキは知らないうちにアキコさんをママだと認め始めてるのではないでしょうか
ミユキはみんなでキャラ弁を見せ合うと
ギザギザのキャラクターを頼んだのになぜか線グラフ?ww
先生に聞くと株価チャート?だと言う
先生:相当凝っている 大変だったと思うよお母さん
どう出会ったかをレストランで話し合う二人
本当は2年前の入札プレゼンの時
アキコ:
その前に一度お会いしている
さらに1年前の上野のお花見
場所取りをしていたリョウイチさんを見かけた
新入社員がいやいや場所取りをしている中
一人でのんびり場所取りをしていた
(花見の新入社員の場所取りってまだあるのかな?!
もしやるなら呑みたい人だけとか、場所取りの時給も払うとか・・・
アキコはこれが本当の土下座だと言って、掘った穴の中に頭まで突っ込んでいる!
リョウイチ:
この辺はそのまま使ってもいいかもしれない
花見でそれぞれの存在を知りつつ、プレゼンで再会
アキコさんがカマをかけたお詫びとして食事に誘って
そこからはなんとなくお付き合いが始まった
愛と知り合ったのは合コンで似た者夫婦だった
今の話を全部逆にして、2人は何一つ似てるところがなくて
だからこそいいなと思ったからって
<回想>
リョウイチはアキコを呼び止めていきなり「僕と結婚してくれませんか」と頼む
アキコ:オファーの意味をはかりかねるのですが?
リョウイチ:
妻が死別してもうすぐ3年になる
ミユキと言う一人娘がいます まだ小学生
僕は今胃がんを患っていて余命は長くないと言われている
頼りにできる親戚もいない
僕が死んだ後、娘を守って育ててくれる人が欲しい
僕が知ってる女性の中で一番頼りになると思った
むちゃくちゃですよね
アキコ:もう少し詳しくお話を聞かせてくださいますか?
リョウイチ:アキコさんは、なぜあんなめちゃくちゃなお願いを聞いてくれたんですか?
アキコ:
私は人恋しかったんだと思います
あの前日、ある漫画を読んでいたのですが
今すぐ誰かにこの話をしたい
でも仕事以外の話をする相手は私には誰一人いなかった
リョウイチ:
くだらない話ほど面白いものはないんですよ!
だからこれからはそういうくだらない話をいっぱいしてください
アキコ:
でも寂しかったから結婚したなんて、今のミユキちゃんには大人っぽすぎます
私がプロポーズをお受けした理由は強さでどうでしょう
リョウイチさんは強いです
辛いシチュエーションにも愚痴ひとつこぼさず
普通の結婚は共に人生を歩むためにするもの
しかしながら私たちのはリレーです
でもそれでいいんだと思うんです
ミユキちゃんが巣立つ時が来たら
私は本当のことを告げようと思っています
お父さんが女性として愛していたのはお母さんだけで
私はお父さんの提案に乗ってよかったと言おうと思っています
リョウイチ:
手を繋ぎませんか?
ミユキに普通の夫婦っぽく見せるための練習です
帰宅して倒れそうになるリョウイチ
心配したアキコはキャラ弁の写メを送ると泣いてしまうリョウイチ
リョウイチ:サイコーです!
リョウイチ:僕の妻はどんな時にも提案を怠らない元キャリアウーマンでした
(いつも皆過去形なのが気になる
リョウイチはもう一度病院に行き医師に相談する
リョウイチ:
夏休みが終わったら入院することにしました
やっぱり頑張ってみようと思って
アキコさんには随分迷惑をかけてしまうことになると思うんですがいいですか?
アキコ:
私はリョウイチさんと結婚して一つ学んだことがあります
奇跡は割とよく起きます
公園でリョウイチと自転車に乗る練習をするミユキ
乗れるようになったと振り向くとリョウイチは倒れている
第5話 絶体絶命! 夫が入院 夫婦で戦う大修羅場!! 私、再就職します!?
2009年7月
病院の待合室にいるミユキにリョウイチは転んだというアキコ
下山にミユキを連れて行くようものすごい圧をかけるアキコ
医師からこのまま入院して治療を始めることを勧められるリョウイチ
医師:
ミユキちゃんには骨折したと説明したらどうでしょう?
入院期間は3~4週間
次回入院する場合も長期出張などで通していただければ
ミユキにも骨折の具合について詳細なメモを読む
アキコ:ミユキちゃんは病院が苦手では? とお見舞いも来ないほうがいいと提案
病院の看護婦に「検査までに体を拭いておいてくれ」と言われるアキコは一瞬たじろぐが
アキコ:
これから先更なる濃密な介助が必要とされる局面もありましょう
これは私がコンプリートせねばならないミッションです!
服を脱ぐ間すごい鼻息が荒いアキコ/爆
ミッションを遂行できなくて壁に頭を打ち付けるアキコ
リョウイチ:会社に休みを取っていいか許可をもらってきてくれますか?
ちょうど重要なプレゼンと当たってしまうと困った様子の上司に謝るアキコ
病院に戻ると検査結果でマーカー値が20も上がったとへこんでいるリョウイチ
マーカー値とは体内にどれだけがん細胞があるか示す示す数値
ひと月前にもになかった転移も見られた
アキコ:
リョウイチさんの査定をキープしたいなら
競合のプレゼンを私が成功させるということになりました
リョウイチ:僕なんて簡単に替えがきくんですよね
ショックを受けて去るアキコ
病人の介護ってこうした弱さからくるイライラも
全部受け止めなきゃいけないから難しいよね
アキコは自宅でリョウイチの保険証書を探していると
前妻の手作りのぬいぐるみなどが入った箱が見つかる
もうひとつの箱を開けると夫婦で撮った写真の数々
アキコ:情けない こんな時に私情に振り回されるなど なんて浅ましい!
邪気を払うと紙にいろいろ書き始める
眠れず病院のテーブルでゲームをしていると他の患者からお酒を勧められる
リョウイチ:治療って嫌ですよね 妻に当たったりして
患者:それは仕方ないよ 人間だもの
アキラは今度は白衣を着て病院にいる
アキラ:ドライバーで雇われただけなのに・・・
アキコはリョウイチの代わりに働かないかと会社から言われたとミユキに相談する
ミユキ:すごいね! 普通看病はできても、そんなことアキコさんにしかできないよ
翌朝、探している書類がこのファイルにあるのではと思ってくるミユキ
ミユキ:
ひとつご提案があります
パパが退院するまでミユキは下山さんのところに帰るというのはどうでしょう?
ママの時は役立たずだったから、こういうお手伝いをしたいの
アキコはリョウイチのために愛との写真を渡す
アキコ:
もしここにいるのが私ではなく愛さんならと考えて
きっとかゆいところに手が届くような
ベストなケアがおできになったのではないかと思います
彼女なら病気の当事者のマインドが分かります
私は大病もしたことがありません
心身のケアをすることは難しいと思われます
でも仕事ならそれなりにお役に立てるかと思います
リョウイチさんがミユキちゃんと一緒に暮らせることを
誰よりも願っているのは愛さんではないでしょうか
放射線照射治療が始まる
癌の治療もなかなか進まないねえ
2020年にもなるのに、まだ放射線とか言って
髪が抜けたり、吐き気とか↓↓↓
自分の元部下を潰すと提案するアキコ
アキコ:
これを宮本良一の仕事として評価することを
確約していただければ、その方法をお教えいたします
次々と仕事をこなすアキコ
「スタートダッシュをかけたい」と焦るリョウイチ
放射線治療最終日
カサハラ部長が「これから見舞いに行く」とアキコに電話する
腫瘍内科にいるのがバレないよう
これから一日だけ整形外科にの個室に移していただけないか
と土下座して看護婦に頼み、ギリ間に合う
リョウイチ:明日、結果が出る
アキコ:明日最終プレゼンなんです
リョウイチ:結果は一人で聞けます 癌が消えてるかもしれないし
アキコ:明日、奇跡が起こりますように
愛の写真に花を手向ける
リョウイチがジュースを買おうとして自販機の数字に7が並ぶ
こんなところで運を使いたくないと他の患者にボタンを押してくれと頼む
リョウイチ:奇跡は明日起こってほしい
アキコの完璧なプレゼンにへこむ元部下・田口
そのまま病院に直行するがベッドは空
リョウイチが入ってきて、幽霊でないことを確かめる
マーカー値が下がり、目標達成を告げるリョウイチ
アキコ:ありがとうございます! と泣く
リョウイチ:こちらこそありがとうございます と2人で土下座
リョウイチとアキコは一緒にミユキを迎えに行く
奇跡が大好きなリョウイチのために
いろんな数字が並んだ写真をアルバムにまとめたミユキ
ミユキ:今日は3人でお風呂に入りたい
また凍りつく二人ww
ミユキ:一緒に寝るのは?
ミユキを真ん中に寝る
リョウイチ:ミユキはどんな女の子になるのかなあ
アキコ:可愛いし、優しいし、きっとすぐ彼氏を連れてきたりするんでしょうね
リョウイチ:そういえばやたらとヒロキ君と一緒にいませんか
アキコ:あの子はいい子です その時が来たらリョウイチさんが面接してください
リョウイチ:
僕、死ぬことはあまり怖いと思ってなかったんです
でも今はとても怖くなってしまいました
このまま生きていれば信じられないような楽しいことが
きっとたくさんあるんだろうって思うと死にたくないです
アキコさんと出会ってそう思いました
僕はアキコさんといっしょにミユキが大きくなっていくのを見たいです
だからもし僕が治っても一緒にいてくれますか?
アキコ:
この結婚で私には娘ができると思っていたんです
夫というものまで付いてくるとは想定外でして
リョウイチさんが治った暁には身を引かねばと思っていた
リョウイチさんが良くなれば私のニーズはなくなる
従って今大変動揺しています
こんな奇跡のような受注があって良いものかと
本当に私で良いのですか?
母親にも妻にも向いているとは思えません
仕事しか取り柄のない人間です
リョウイチ:アキコさんがいいんです
リョウイチ:
3人で写真を撮りましょう
アキコさんとミユキは白いドレスを着て、僕はバシっとスーツでキメて
ウェディングドレスを選びに行くアキコを笑顔で見送るリョウイチ
***
自己治癒力などでガンが1日にして治ると言う例も世の中にはあるのに
映画やドラマでは助からないことが多いのはなぜだろう?
その昔は結核が不治の病だと言われていたように
癌は不治の病というのもある意味偏った固定観念の一つ
でも、それより「死」はけして終わりではない、ということを教えるドラマだと
後で分かった それはその後、いろいろなサイトを「偶然」見つけたことでリンクした
はるかちゃんて最強だと思うな
プロポーションも抜群だし
アクション演技も完璧だし
ちょっと抜けたコメディエンヌにもなれるし
『わたしを離さないで』みたいなシリアス演技もできる
とても貴重な女優さんだと思う
<つづく>