シソの実の醤油漬け

4月のメジソから始まったソシの葉の出荷は9月中旬で完了した。
その後、穂や実を出荷したが、適期が2週間ぐらいと短いので直ぐに終わりとなった。
しかし、我が家のソシはそれで終わりとはならない。
昨日から「シソの実の醤油漬け」を販売開始した。
採りたてのシソの実に、ミョウガ、人参を混ぜ合わせ醤油漬けしたもので、ご飯にフリカケのようにかけたり、お茶漬けにして食べると他のオカズがいらないぐらい美味しく食べら れる。

「新鮮館おおまち」には、一日遅れで今日から出荷したが、並べている時にお客様から「これ自家製ですか？」と尋ねられ「そうですよ」と答えたら、価格も見ずに買い物籠に入れて頂いた。
食べ方はお客様の方が詳しいようだ。
実をそのまま販売するのは売れ行きが芳しくなかったが、加工して直ぐ食べられるようになっているこの漬け物は大いに期待が持てそうな気がする。
　
シソの実は大部分を捨ててしまうほど沢山あるのだが、それを取るのにかなりの手がかかるため、「醤油漬け」の在庫はあまり多くない。
来年は何かツールを開発して効率化を図り、短期間に大量採取できるよう工夫したいと思っている。



ご飯に乗せた「シソの実の醤油漬け」。
実はこのご飯、除草剤を使わず手取り除草で苦労して作ったコダワリ米を今夜初めて炊いたもの。
まさにオカズが無くとも食べられる別格の美味しさで、折角のオカズもかすんでしまった。