霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

最後のあがき

2006-10-23 19:12:19 | 山菜
久し振りに雨が降った。
晴天が続いたため田畑の仕事も随分と片付いたが、やや過労気味。
朝、屋根の雨音を聞いたオバサンは、安心して朝寝坊をしていた。

午後になってから、久し振りに二人で山に出かけた。
晴天の日は田畑の仕事が優先してしまうので雨の日がチャンス。

栗が終わりキノコとは縁が無さそうなので、「山の幸」で一儲けしようと企む「里山ビジネス」も今年はもう幕を閉じなければならない。
それでもこのまま終わりとするのは諦めがたく、最後のあがきとして山百合の根(鱗茎)掘りに出かけた。

実質2時間余りだったが、期待した程の成果は得られなかった。
土が痩せている所と肥えている所では、鱗茎の大きさが全く違っていた。
ここでも土作りの大切さを教わった気がする。



半日の成果としては不満だったが、たまたまバアチャンの好きなアケビも見付かったし、黄色に染まって良く目に付くコシアブラの林も確認できたので十分満足できた。

いつも思うのだが、山に抱かれていると癒され、母の胎内に居るような安心感が伴うのは何故なのだろう。


コメント (2)
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