山道の開設は、何とか耕作放棄地が在る場所まで到達した。

(道脇にハッキリと目に付く境界標があった)
道を塞ぐ松の倒木はバックホーで簡単に除去できるが、枯れて倒れる直前の松の始末には
難儀している。
既に傾いているのは問題無いが、直立したままの場合は下手に衝撃を与えたりすると、
不規則に「中折れ」したりするので危険極まりない。
止むを得ず「触らぬ神に祟りなし」を決め込んだ。

(道の南側は我が家の山だったが、周囲と同様に松やコシアブラの倒木が目立った)
帰る時刻が迫り、薪用に裁断した栗の木を軽トラダンプに積んでいた時に、突然軽トラが
後ずさりを始めた。
慌てて止めようとしたが間に合わず、数メートル動いてバックホーと尻同士が衝突して
しまった。
軽い衝撃だったので、軽トラに少しの凹みと傷が付いた程度で済んだが、動き出した音に
気付かずに巻き込まれたり或いは挟まれたりしたら大変な事故になるところだった。
原因はフラットな道と思いサイドブレーキを引かずギアをバックに入れたままだったためで、
トラクターでも同様のトラブルを何度か経験していた。
「停車時にはサイドブレーキ」を習慣化させることが必要と痛感した。