安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
法面草刈機は文字通り法面(斜面)で効果を発揮する。
それだけでなく「畝間の草刈り」にも重宝していることは何度も紹介している。

しかし、重宝をいいことに平板な農道等にも使ったりするケースもあるが、
平板の場合はトラクターや畦刈機の方が数段上手となる。
法面草刈機は刈取り幅が広くないため能率が悪い。
今日も一往復で済む場所を二往復したりして時間を無駄にしてしまった。
長い農道の場合は面倒がらずに「適材適所」で草刈機を使い分けることが肝要なようだ。
今月の中旬位から産直の店頭に枝豆が並び始めている。
我が家の主力商品は言うまでも無く枝豆だが、早生品種は「味がイマイチ」な面があるので
例年あまり作付けしていない。
それでも、ご指名で購入頂いているお客様から「今年の枝豆は未だか」、「いつから産直に
出すのか」等の電話を今年も頂戴している。

早生品種の枝豆はこれまで色々な種苗メーカーの品種にチャレンジして来たが、納得出来る味に
めぐり会うことは無かった。
今年は雪印種苗の「味風香」に挑戦している。
収獲適期目前の「味風香」を昨晩試食したら、早生品種とは思えない旨味を感じることが出来た。
明日は倉庫から脱莢機を引っ張り出し「枝豆出荷開始」に備えようと思っている。
魚沼のスベルベさんはブログを通じて知り合い親交が続いている。
二人には共通点が多い。
・昔は同じ公労協の仲間だった。(国鉄と電電)
・会社退職後に本格的に農業を開始。
・それと同時にブログを発信し続けている。
・趣味がバドミントン
・正義感が強く不正に対し孤軍奮闘も辞さず。
・愛妻家
等々
そのスベルベさんが同級生の女性のエッセイが原作となった映画「ベトナムの風に吹かれて」の上映会の
実行委員長に就任し、なんと魚沼で二千人を集めたというから凄い。

その活躍振りもブログを通じて知っていたが、その映画を「一関でも上映する」というメールを北上在住の
軽石さんという方から頂戴した。
間接的にスベルベさんから聞いて私のことを知ったらしい。
もともと松坂慶子ファンでもある私だが、それを抜きにしてもスベルベさんが東奔西走して上映会を成功させた
映画を早く観てみたいと思っている。
東京で共働きをしている娘夫婦が揃って札幌に転勤になるという。
札幌に行く機会が増えるかもしれない。
北海道は八戸時代にキャンプしながら車で回った思い出がある。
何も見えない「霧の摩周湖」にガッカリし、諦めきれず翌日の早朝、屈斜路湖畔から再度摩周湖に
向かい晴天下で絶景を拝むことが出来た。
娘は当時、未だ小学生だった。

札幌には会社時代の同期の安村君が暮らしている。
テレビ局のアナウンサーをしていたという奥様と一献傾けるチャンスが訪れるかもしれない。
今の季節、産直に向かう途中の道端にはヤマユリが咲き誇っている。
草刈り時に敢えて刈り残したヤマユリは農道等にも散見される。
そういえば市野々の従兄妹もユリを残して草刈りをし、白い花を愛でていたらしいが、私が引き継いでから
一網打尽にするのを見て「風流の無さ」を嘆いていた。

複数の産直に出荷していると「運営する側の経営姿勢」も様々で、天上天下唯我独尊の運営方法に唖然とさ
せられるケースもある。
生産者として一番「ムッ」とさせられるのは、改善要望等に対し何ら検討することもなく「嫌ならやめて貰って
結構」と威圧的な態度に出られること。
そんな産直は生産者の方から「願い下げ」となることは言うまでもない。