安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
民進党の新しい党首に蓮舫議員が選ばれた。
たまたま昼食時間帯だったので投票直前の蓮舫さんの演説を聴くことが出来たが「熱意」が十分に伝わる
素晴らしい演説だった。
一般的に男性よりも女性の方が「潔癖」に思える。
小池東京都知事も含め女性リーダーが活躍する社会を迎えたことを大いに歓迎したい。

ミョウガは既に最盛期を過ぎ今シーズンも終わりを告げる季節を迎えている。
先日の日曜日、店をオープンしたばかりの「新鮮舘おおまち」でミョウガを並べていたら、僅か五人しか
居なかったお客様の内の二人から「ミョウガを買いに来たのに無いのでガッカリしていたところだった」と
声を掛けられた。
そんな「お客様の声」に嬉しくなり、生産部長は草刈りの合間にミョウガの収獲を続けている。
雨の翌日に行う草刈りは蛇と遭遇することを100%覚悟しなければならない。
ましてや今日行う所は「蛇銀座」と言っても過言ではないぐらい蛇が多い畦道となっていた。
二人とも「蛇嫌い」なので「蛇銀座」の草刈りはお互いに美しい「譲り合いの精神」で押し付け
合ってきた。
昨年は生産部長が続けざまに蝮二匹と遭遇し、たまたま近くにいた「蝮獲り名人」のジイチャンが
退治してくれた。

(農道右が「蛇銀座」。田んぼの際の草刈りは撮影後に行った)
か弱い女性に二年連続で押し付ける訳には行かないと「覚悟」を決め畦刈機で進んだ。
案の定、シマヘビやヤマカカシに驚きながら進んだが、途中で柔らかい土にタイヤを取られ
前に進めなくなった。
大義名分を見付け「これ幸い」と引き換えした。
しかし、責任転嫁出来たと思った刈り残し分は最後まで残ったままとなった。
昨夜から雨が降り始め、それが日中も続いた。
雨続きで稲刈りのスタートが遅れることが気になるが「産直の売れ行き」も気になった。
「雨の日」は極端に客足が遠のくので枝豆の出荷数も抑え気味にしたが、それでも「新鮮舘おおまち」
は完売に至らなかった。

(多賀城の叔父が剪定したツバキ。長年放置のままだったので長髪のお兄さんがスッキリした)
「暑さ寒さも彼岸まで」にならって昼寝は「春の彼岸」から「秋の彼岸」までとしていたが、
仕事の遅れを挽回するため昼寝は数日前から省略している。
そのため夕食後にブログに挑戦すると睡魔に負けてしまうことが多くなった。
タイムリーにブログを書くためには「夕食前」とすべきかもしれない。
後山の畑は四方を林に囲まれている。
折角育てたトウモロコシや枝豆を護るため電気柵は必需品だった。
しかし、必ず狙われるトウモロコシと異なり枝豆については電気柵の設置を省略しても
それほどの被害が無かった。
そこに油断があり、当初移設を予定していた電気柵はトウモロコシの収穫後に撤去して
しまっていた。
「庄内五号」の最後の畑の収獲が昨日から始まったが、狸の食害のヒドサに愕然とさせられた。
これまではせいぜい外側の畝の一部程度だったが、今回は畑の中心部まで被害が及んでいた。
どうやら狸は徒党を組んで毎晩通って来ているようだ。

(被害の大きさに驚き慌ててソーラー式の電柵を回した。)
狸は一本の幹に付いている莢を全部食べる訳ではなく、その一〜二割を食い散らすような食べ方を
する。
一週間応援してくれた多賀城の叔父が帰るというので「根付きの枝豆」を束にしてお土産に持ち
帰って貰らおうと思っていたが「狸の食害付きのお土産」になってしまった。
「不本意ながら・・・」と言い訳したら「狸が食べるのは美味しい証拠」と気にすることなく
喜んで受け取ってくれた。
枝豆の脱莢作業は機械化されているが、それでも多い時は二時間ぐらいかかる。
日曜日は「書き入れ時」と思い未だ暗い三時スタートとなった。
五時少し前に脱莢を終え残滓を片付けようとしたら東の空の「朝焼け」が目に入った。
時間の経過と共に色合いが刻々と変化し、まるでオーロラを見るような思いで暫し二人で
見入ってしまった。

販売は天気の影響を受け、好天の日と雨の日では天と地の差がある。
「道の駅」では本来は日曜日が「一番売れる日」となっている。
しかし、早朝は天気が良かったものの、その後は雨が降り出しそうな曇天が続いたためか
「期待外れ」の一日となった。