霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「ちむどんどん」を観て貧しかった子供時代を思い出す

2022-04-20 20:48:00 | 人生
 朝ドラの「ちむどんどん」は子役達の生き生きとした演技が素晴らしく、
朝食を摂りながら元気を貰っている。
 今週は母親役の仲間由紀恵が苦しい家計を支えるため土木作業に従事する
シーン等が続いている。

 若い視聴者の大多数は本シーンを「脚色上の誇張した特殊事例」と受け止
める向きが多いかもしれないが、当時は決して稀では無かった。


 現に、自分自身の小学校時代の教科書は兄や知人からの「お下がり」が普通
った。
 表紙は同じでも内容が違っていたりして、「授業嫌い、勉強嫌い」拍車が
かかったことが「苦い記憶」として残っている。

 後の時代に教科書が無償化になった際、「私のような惨めな思いをする子供
が居なくなった」と羨ましく思ったものだった。
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パイプ立て

2022-04-19 21:08:54 | 
 水はけの悪い田圃に塩ビパイプを埋設して排水を促進し、トラクタや田植機
それにコンバインが湿地で動けなくなるトラブルを防止した施策は、目論見
通りの成果が得られたが、一本4mの塩ビパイプの継ぎ目毎に排水口を設けた
田圃も有り、パイプ立て作業も半端ではない。

 秋の稲刈り前に外していたパイプを代かきに備え半年振りに立てて排水口を
閉じるが、中には土の中に埋もれてしまっている場合もあり、作業は遅々とし
て進んでいない。
 しかし、何とか明日の朝仕事で終えるつもりでおり、水の入った田圃から
順次代かき作業がスタートする。


 一方、初挑戦のプール栽培は今のところ順調に推移している。
 
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今年の桜

2022-04-18 18:58:33 | 
 今年の桜は何故か色が薄く、やや興ざめとなっている。
   最初は老眼が進展したための錯覚かと思っていたが妻も同様の見解だった。
    早春に夏日が3日も続き、桜の木にも異変が生じたのかもしれない。
 それでも今日は厳美渓の桜が見頃になっているお陰で「道の駅」の来店者
も多かった。
 岩手はコロナの感染者が増えつつあり気が重い日々を送っているが、そんな
閉塞感を打破する「流れ」になってくれたら有難い。


 
 写真は東西の双方向から撮った後山の工事現場。(今日午後3時) 
 16枚の畑が2枚に集約されつつある。
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白モクレンが茶モクレンに

2022-04-17 20:48:09 | 
 写真は薄曇りだった昨日の風景で、ハクモクレンが満開を謳歌していた。
 しかし、今朝は放射冷却現象による氷点下の気温となり霜で白いびらが
茶色に変色してしまった。

 霜が無ければ20日程度は美しい花を愛でることが出来るが、無事に花の
命を全うしたのは過去に一度だけだった。


 二毛作を続けていると畑が空かないため圃場整備が出来ず、塩ビ管の排水口
や明渠が泥等で埋まり機能しなくなっていた。
 そのため今年は二毛作を全廃し圃場整備を優先していたが、あまり目の届か
ない2カ所の畑が未実施のままだった。
 慌てて今日中に済ませるつもりでいたが、ハウスの散水設備の漏水補修等
でスタート遅れ、薄暗くなるまで頑張ったが終えることが出来なかった。

 止むを得ず現場にバックホウを置いて徒歩で帰る途中、活動を始めたイノシ
シに遭遇したが、10m 先で相手の方が先に気付き脱兎のごとく走り去った。
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佐々木朗希投手の育成法

2022-04-16 21:25:28 | 
   今朝の毎日新聞社説(2022.4.16)が
「佐々木投手の快挙『大切に育てる』広めたい」と題して論評していた。

 若者の優れた才能を見抜き、大切に育てて開花させる。
 どの分野であれ、指導者に最も求められる資質だ。
 それを実感させたのが、プロ野球・ロッテの20歳、佐々木朗希投手が史上
最年少で達成した完全試合である。
 物議を醸したあの試合を思い出す人も多いだろう。
 岩手・大船渡高3年生だった2019年夏、甲子園出場が懸かった岩手大会決勝
でマウンドに上がらず、チームは敗れた。
 それまでの4試合で400球以上を投げていた。 160キロ超の速球を投げる肩
やひじには大きな負担がかかる。
 国保陽平監督は「壊れる可能性が高い」と判断し、起用を見送った。
 「大切に育てる」という方針は佐々木投手のプロ入り後も引き継がれた。
 吉井理人コーチは1年目、一度も登板させず、その後も体作りやフォームの
改善を優先した。3年目での飛躍は時間をかけた指導のたまものだろう。
 2人の指導者には共通点がある。米国でプレーした経験を持ち、大学や大学
院でスポーツ科学やコーチング論を学んだ。結果を急がず、選手の能力に合っ
た育成方法を重視している。
(以下略)


   稲作の育苗は今年からプール栽培に挑戦している。
   先日の餅米に続いて今日はウルチ米の苗箱を3号ハウスに搬入した。
 並べるのも結構な肉体労働で年々負担が大きくなりつつあるが、今年は仕事
が休みの息子の応援を得て「大助かり」だった。
コメント (2)
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