農業に対する「交付金と補助金は違う」と大威張りする人もいるが、その
違いを明確に定義づけることは困難なので、総称して「補助金」と受け止め
ている。
就農当初、国の「猫の目行政」に振り回されない「経営基盤の確固たる
農業」を目指そうと思っていた。
しかし、第一次産業での「仕事の見直しや効率化」には限界があること
から、現時点では、補助金無しに経営を成り立たせることは困難な状況と
なっている。
現在受け取っている補助金には大きく二つある。
〇日本型直接支払制度
・中山間地域等直接支払
・多面的機能支払
・環境保全型直接支払
※本制度は法制化されているので法律改正が無い限り変更されることは
ない。
〇水田活用直接支払交付金
・戦略作物助成(小麦、大豆等が対象)
・産地交付金助成(特定の野菜等が対象)
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(農水省のHPより)
これらの補助金で受け取る金額は産直等の年間売上に匹敵するが、水田活用
交付金は4年後に全廃されるので、それまでに安定した収量が得られる「高収
益作物」を創出しなければならない。