霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

祝、古川学園春高バレー優勝

2023-01-11 20:44:44 | 趣味
 花巻時代にバレーボールのインターハイが花巻で開催された。
 丁度夏休みだったので男女共準々決勝以降は全試合を観戦し、男子は深谷、
女子は古川が優勝した。
 今回の優勝が23年振りとのことなので当時のチームは春高バレーも制覇して
いたようだ。

 大会会場は花巻東高校に隣接する花巻総合体育館だったが、各校は市内の
高校等の体育館で練習してから試合に臨んでいて、練習風景を観たバレー仲間
が「古川は効率的な凄い練習をしていた」と興奮気味に話すのを聞いて、「試
合より練習を観るべきだった」と大いに悔やんだものだった。


 仙台時代、要請されて西多賀小のバレーボール愛好会の監督に就任し、親の会
の会長兼GM的存在だった中沢さん(故人)の絶大な支援で強力なライバルを撃破
し県大会を初制覇したが、その時の子供達で古川学園に進んだ子はいなかった。
 しかし、その21年後、西多賀小、富沢中、古川学園、東北福祉大、日立リヴァ
ーレ、そして全日本でもリベロで活躍した佐藤あり紗(現、リガーレ仙台選手兼監
督)は「中沢さんの親戚」と奥様から聞いて驚いた。

 いつの日か当時の子供達と「中沢さんを偲ぶ会」を開く予定だが、その際は是非
彼女を招待したいと思っている。



(蛇足ながら)
 インターハイ終了後、家に戻ってNHK教育TVで放送した決勝戦をビデオで
観ていたら、試合終了後にコートの片付けをしていた当時高一でバレー部所属の
次女の顔が偶然大写しになって放送が終了したのにビックリした。
 今になって思うと「それも何かの縁だった」のかもしれない。
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お酒を飲まない生き方

2023-01-10 20:49:32 | 健康
 「酒もやらずタバコもやらず百まで生きたバカが居た」は若い頃にいつも
「飲み」に誘ってくれた職場のG先輩の得意フレーズだった。
 「そんなバカな人生があってもいい」と思いつつも酒との縁が切れないまま
だが、減量のため年末から何度目かの断酒を始めた。
 直ぐに気付くのは「頭がすっきりし、時間を有効に使える」こと。
 そんな大きなメリットがあることを何度も経験していながら「長続きしな
かった」のは意思薄弱なためか。

 今回、断酒と腹八分目の食事で半月経過したが、残念ながら体重は80kgを維持
したままとなっている。
 それでも「習慣は第二の天性」と信じ、断酒を続けるつもりでいる。
 残された人生を「健康長寿」で全うするために・・・


 ちなみに、当ブログにいつもコメントを入れてくれるsunasanさんは、酒豪
だったにも関わらず10年ほど前から断酒を続けている。
 その意志の強さに敬服するしかない。
 また、メリー・ジェーンを歌った、つのだひろも「一日の時間が有効に使え
ので断酒した」とTVで話していた。


 
 そんな折、次の記事を興味深く読んだ。
 
「お酒を飲まない生き方」(朝日新聞「天声人語」2023.1.8)

 はやりのカタカナ言葉は何やらごまかされているような気もしてどうも苦手
だ。ただ、これにはハッとさせられた。ソバーキュリアス。直訳すれば、しら
ふの好奇心。あえてお酒を飲まないことで得られる気づきといった意味か▼
作家の桜井鈴茂(すずも)さん(54)がそんな断酒の生き方を始めたのは
3年前。ひどい二日酔いがきっかけだった。すぐに気づいたのは「1日の時間
が長く感じられるようになりました。頭がすっきりし、夜には読書もできる」
▼以前はほぼ毎日晩酌していた。朝起きるとけだるい。疲れがとれない。酔う
と攻撃的に議論をふっかける自分が嫌だった。「何度も酒で失敗しました。
あと10年早くやめておけばよかったな」▼不便を感じたのは飲み会の席で
注文できる飲み物が少ないこと。「この社会は飲酒する人に合わせてデザイン
されている」と実感したそうだ。世界各国のおいしいノンアルコールのビール
を集めたバーを、自ら東京・目黒に開いた。「酒飲み文化への抵抗です」
▼確かに人類の歴史はお酒との歩みにほかならない。〈夕(ゆうべ)として飲ま
ざるなし〉とうたったのは晋代の陶淵明。〈一杯一杯また一杯〉との名詩を残し
た李白は〈一飲三百杯〉と誇った。もしも偉大な詩人たちが晩年に禁酒していた
なら、どんな詩を残していただろう▼きょうは正月事納め。年末年始、痛飲して
しまった人もいれば、楽しく飲んだ方もおられよう。飲むか。飲まないか。人間
らしい悩みのなかに新たな気づきを見つけたい。 

コメント (6)
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防衛費増額問題 その五

2023-01-09 06:27:22 | 社会
 「戦争の悲惨さを知らない政治家」が軍備増強を唱え、同様に「戦争の
悲惨さ知らないTVのコメンテーター」がそれを追従する。
 いずれも平和を願う国民の気持ちより私利私欲を優先させている。
 23日から始まる通常国会では「国防や原発」を最大の論点とし、日本が
「同じ間違いを繰り返す国」とならないよう軌道修正願いたい。

 軍備の強化について福田康夫元首相が インタビューに答えていた。
 説得力のある見解だったので、その一部を紹介したい。


 (ホダ木伐採のため我が家のチェンソウが勢揃い)

「日中互いに軍備を強化しあう関係でいいのか」
              (毎日新聞「政治プレミアム」2023.1.1)

 予算編成に忙殺される2022年末に、原発政策の見直し、事実上の金利引き
上げなど、大きな政策転換がいかにも慌ただしく矢継ぎ早に発表された。
 その中で、将来の増税含みの防衛力強化方針が打ち出された。
 この数年の国際情勢の激化に鑑みれば、防衛力の強化に賛成意見が多いことは
く分かる。問題はどのように強化するのかだ。具体的な筋道はいずれ明らかに
なるのだろう。
 政府が年末に決定した新しい安全保障関連3文書では、中国の動きを国際秩
序への「最大の挑戦」とした。中国に関してはこれまで、小泉純一郎首相(当
時)が「中国の発展は脅威ではなく、日本にとって好機」、安倍晋三首相(当
時)が「(日中は)戦略的互恵関係」と言及したが、「挑戦」という表現はし
てこなかった。
 ロシアとウクライナが戦争状態にある緊迫した状況下で、日本が周辺国を含
む国際社会を刺激するかもしれないことは努めて避けなければならない。
 岸田文雄首相は今回なぜこうした判断に至ったのか。まずは国民に、そして
中国をはじめ関係諸国に、正確に理解を得るよう丁寧に説明することが必要
だ。
 (日米中は利益共同体)
 3文書では相手国のミサイル発射拠点などをたたく「反撃能力」(敵基地攻
撃能力)保持も明記した。大きな転換だからこそ、国民的にも国際的にも理解
を得る必要があり、政治家も慎重であってほしい。
 このままでは日本と中国が互いに軍備を強化しあわなければならない関係に
なってしまう。それで両国は幸せになれるのか、それで日本はやっていけるの
か、と問うておきたい。協力しながら発展することが本来の両国関係ではなか
ったのか。
 たしかにこの10年ほど、中国の軍事力増強は著しい。緊張感を高めているの
は、日本だけではない。
 しかし中国も、やみくもに日本と戦争しようと考えているわけではない。米
国も今の中国を抜きに自国の経済はやっていけない。
 共有すべき基本認識は、日米中も世界も同じ利益共同体だということだ。米
国はそのことをよく理解しており、使い分けをするしたたかさを持っている。
コメント (1)
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狸の「姥捨て山」

2023-01-08 20:46:05 | 自然
 周囲の林に生息し夜な夜な活動する狸は、電気柵の隙間から侵入して豆や
トウモロコシに被害をもたらす。
 元気な内は日中に姿を見せることは殆どないが、何故か老衰してヨボヨボ
になると庭に来てうろつき始める。
 野山で餌を得る体力が無くなり、カラス同様に猫のタマが残した餌を狙って
いるのかもしれない。

 (三日前は、近付くと逃げようとしていた)
 
 (今日は近付いても動こうともしなかった)

 日増しに動きが鈍くなり体毛も抜け出し惨めな姿を曝し、いずれ春を迎え
ることなく命が尽きるものと思われるが、「亡骸の後始末」を強いられるの
を避けるため追い払おうとするが、一旦は姿を消しても直ぐ舞い戻って来る。

 このような古狸は、今の季節になると毎年のように現れるので、我が家の
庭は狸の「姥捨て山」になっているのかもしれない。
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JAファマーズの「二日ルール」

2023-01-07 21:28:38 | 産直
 産直で販売する野菜は鮮度がウリ。
 生産者が仲介業者を通さずに直接出品するので、前日の午後の遅い時間
或いは当日の朝に収獲した野菜が殆ど。
 大部分のお客様は値札に表示されている出荷月日を確認して購入する。

 そのような消費者動向を踏まえ、JAファーマーズでは出荷月日の翌日に
売れ残った野菜は「店頭から撤去する」ルールとしている。
 そして、二日経過後の売れ残り野菜は「値引き販売」も許されない。
 これは生産者にとって極めて厳しいように見えるが「さに非ず」で、意外
にも生産者にとっても好都合なルールとなっている。


 本ルールは、数日前の古い野菜と当日の野菜が混在し、お客様の印象を悪くし
「当日の野菜も売れなくなる事態」を防ぐのみならず、生産者にニーズ見合い
の出品数とすることを促す役割も果たしており、結果的に「即日完売が期待でき
産直」に繋がっている。
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