簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

月の沙漠の故郷 (JR乗り潰しの旅)

2012-01-16 | Weblog
 安房鴨川から途中大網を経て千葉までの93.3キロが外房線。
内房線とこの路線で、房総半島を大きく一回りしている。

 房総半島の東に位置する小さな町、御宿とその先の大原辺りでは伊勢エビ漁が盛んで、
その水揚げは、日本でも有数の量を誇っているとか。



 御宿の駅を降り、町中の商店街の通りから住宅地に入り、それを抜けると10分ほどで御宿
海岸に到着する。
この海岸は約2キロにわたって広がる白い砂浜で、抒情歌「月の沙漠」の舞台と成ったところだ。
 その海岸には、月の沙漠を行く2頭のラクダの像と、「月の沙漠」の記念碑が建っていて、
海岸にはどことなくエキゾチックな雰囲気が漂っている。





 その像の先には、メルヘンチックな形をした「月の沙漠記念館」が建っていて、作詞者で
ある「加藤まさお」の作品や資料を展示紹介している。
 「加藤まさお」は、大正から昭和にかけて、主に少女雑誌で活躍した挿絵画家で、幾つかの
抒情詩も残している。
「月の沙漠」も、挿絵と共に少女雑誌に発表されたものだ。



 海岸の近くには天然温泉「御宿の湯 クアハウス」が有る。
入浴料は1,000円と少し高いが、寝湯・打たせ湯・気泡湯など、多彩なスタイルで温泉を
楽しむ事が出来る。
湯は源泉かけ流し、ナトリュウム一炭酸水素低張泉のとろみのある黒湯で、入浴後は肌が
すべすべになる。(続)



(この旅行記は、「東日本大震災」発生直前に巡ったものです。)


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