簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

博多南線 (JR乗り潰しの旅)

2012-03-14 | Weblog
 九州の玄関口・博多駅は山陽新幹線の終着駅、九州新幹線・鹿児島ルートの始発駅で
あると同時に、更にもう一つの顔を持っている。



 その三つ目の顔は始発駅の次が終着駅と言う、僅か8.5キロのミニ路線で”博多南線”
と言い、JR西日本が管轄している。
新幹線の軌道敷・車両を使って特急列車が運行しているが、法的には新幹線では無く、
在来線扱いと言う珍しい路線で、運賃190円の他100円の特定特急料金が必要になる。
列車は6両または8両編成で、全車自由席、博多南までは僅か10分ほどである。




 この路線、元々は車両基地までの回送線であったが、基地周辺では福岡市の中心部
へ出るのにバスで1時間ほど擁していたため、何とかこの回送線で旅客を運べないかとの
地元の強い要望を受け実現したものらしく、これによりこの地域の利便性が大幅に改善
されたそうだ。





 この日もサラリーマンの帰宅時間帯とあって新幹線ホームには列車の到着前から乗車
口に何本もの人の長い列が出来ていた。込み合っても席が無いことはまず無いらしく、
二人掛けのゆったりとしたシートに身を委ね、しかも早いとあって通勤・通学の利用者が
多いようだ。



 博多南に到着した頃には、辺りはすっかり暗く成ってしまった。
駅前のバスターミナルには、ここからバスに乗り継ぐ人々の行列も出来ている。
その周りには、商店や居酒屋等の商業施設が並び、赤々と明かりを灯し客を待っている。

 帰路はバスでと思い、バス待ちの女性に乗り場を尋ねると「時間がかかるので止めた方
が良いですよ」と新幹線を勧めてくれた。 (続)




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