簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

青春18きっぷ・瀬戸内海を行く(JR全線乗り潰しの旅)

2013-07-03 | Weblog
 朝7時前には岡山から下関行きの電車が出る。
この電車、終点までの360キロ余りを、7時間半以上もかけて直行する。
更にその先下関、小倉で乗り継げば、その日の内に熊本を過ぎ八代までも行く事が
出来る。



 直行の良さは、乗り換えで荷物を持ってホームを移動する手間や、待ち時間が無くて
良いが、これだけの長丁場であると、乗っているだけでも結構体力勝負である。



 ではあるが途中糸崎、岩国、柳井では十分以上も停車するので、その間にホームに
出たり、駅構内の売店を冷やかし、観光案内所を覗いたりと、それなりに気分転換も
出来る。こう言った長距離列車に乗っていると折々の長い駅停車は有難い。



 おまけに山陽本線は、瀬戸内海に沿って走るので、瀬戸内の静かな海と、そこに
浮かぶ島々を眺めていれば決して飽くことも無いし、退屈する事も無い。
時には車窓から、思いがけない光景に出くわす事もある。



 夏の頃は、一面に広がった緑の絨毯、秋口から冬にかけての枯れ葉色の畑、今まで
何度も目にしてきたのは、岩国辺りに広がる広大なレンコン畑の風景だ。
 ある時初めて車窓からレンコン掘りの作業を目にしたが、こんな光景は長旅の思わぬ
プレゼントだ。





 本当は所々で途中下車をして、すこし町歩きを楽しんで、叉電車に乗って先に進む。
時間が許せば、このほうが良いだろう。
 気分転換にもなるし、町を歩く事が格好の休息にもなるからだが、折角の長距離
列車を逃すのも勿体なく、こんな葛藤が心の中で何時も渦巻き戦っている。
(写真は何れも山陽本線の沿線から)(続)



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