島を横断する島内唯一の国道350号線を走り、真野に有る「佐渡歴史伝説館」に
立ち寄ってみる。

ここは800年前、佐渡に配流に成った順徳天皇、日蓮上人、世阿弥などに纏わる
歴史を、等身大のセットにハイテクロボットを配し、音や光の演出で物語を再現して
見せる施設である。

先ず目に付くのが、エントランスゲートの屋根に乗る「瑞鳥」のオブジェ。
鋳金作家で佐渡出身の人間国宝・佐々木象堂の作品で、皇居・新宮殿の棟飾りに
採用されたものだ。


館内では、第一景・慶子女王から始まり、佐渡に配流された順徳天皇の場面や、
日蓮上人・佐渡受難の場面、雨乞いの舞を舞う世阿弥、安寿と厨子王伝説の場面
などをリアルなロボットが演じて見せてくれる。


中でも面白いのは、第9景 語り部の場面。
おじいちゃんの昔語りを、舞台セットに寄りかかって聞き入る少年がいる・・・と思い、
よくよく見て見れば何とその少年も造り物。

どのロボットも精巧で、表現も豊かに造りこまれているので、どのシーンでも物語
に引き込まれるようで、十分に楽しむ事が出来る。

見学順路の最後に、人間国宝 佐々木象堂の記念コーナーがあったが、氏の事は、
殆ど知らなかったので流し見程度でやり過ごす。
見学コースは、そこを抜けるとお決まりのお土産品コーナーへと導かれて行く。
そのコーナーは、見学を終えた人びとで賑わっていた。
そんなお土産物の積まれたカウンターの脇で、水色のシャツを着た、思わぬ方を目
にすることに成る。(続)

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立ち寄ってみる。

ここは800年前、佐渡に配流に成った順徳天皇、日蓮上人、世阿弥などに纏わる
歴史を、等身大のセットにハイテクロボットを配し、音や光の演出で物語を再現して
見せる施設である。

先ず目に付くのが、エントランスゲートの屋根に乗る「瑞鳥」のオブジェ。
鋳金作家で佐渡出身の人間国宝・佐々木象堂の作品で、皇居・新宮殿の棟飾りに
採用されたものだ。


館内では、第一景・慶子女王から始まり、佐渡に配流された順徳天皇の場面や、
日蓮上人・佐渡受難の場面、雨乞いの舞を舞う世阿弥、安寿と厨子王伝説の場面
などをリアルなロボットが演じて見せてくれる。


中でも面白いのは、第9景 語り部の場面。
おじいちゃんの昔語りを、舞台セットに寄りかかって聞き入る少年がいる・・・と思い、
よくよく見て見れば何とその少年も造り物。

どのロボットも精巧で、表現も豊かに造りこまれているので、どのシーンでも物語
に引き込まれるようで、十分に楽しむ事が出来る。

見学順路の最後に、人間国宝 佐々木象堂の記念コーナーがあったが、氏の事は、
殆ど知らなかったので流し見程度でやり過ごす。
見学コースは、そこを抜けるとお決まりのお土産品コーナーへと導かれて行く。
そのコーナーは、見学を終えた人びとで賑わっていた。
そんなお土産物の積まれたカウンターの脇で、水色のシャツを着た、思わぬ方を目
にすることに成る。(続)


