簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

トキの森公園 (JR全線乗潰しの旅)

2013-07-15 | Weblog
 両津の、賑やかな街並みが近づいてきた。





 港で船を降り、賑やかな土産物店の立ち並ぶ通路を抜けて、フェリーセンター構内で
レンタカーを借りる。
島内に路線バスが無いわけでは無いが、短時間に効率的に廻るのには向いていない。
島内観光には、矢張り車は欠かせない。





 フェリーターミナルを後に、右手に加茂湖を見ながら「トキの森公園」に向かう。
加茂湖は、周囲が17キロ有り、新潟県内では一番大きな湖で、湖面にカキ筏が浮か
んでいるのが見える。



 港から続く幹線道路を外れ、内陸に向かって少し走ると新穂地区にその公園がある。
島のほぼ中央部、国仲平野と呼ばれる穀倉地帯で、周りには田圃が広がっている。
港からは15分ほどのところだ。



 ここは、国際保護鳥「トキ」の保護・育成が目的で、平成六年四月に開園した施設で
ある。広い園内にはトキ保護センターやトキ資料館などが併設されており、資料館では
トキの生態を学ぶことが出来る。
また、保護センターで飼育中のトキは、観察廊下から窓越しに観察することが出来る。



 「トキ」は、目の回りの頭の部分が綺麗に塗り分けたように赤い。
足もオレンジ色に近い赤さで、体の羽毛は純白では無く、薄らとピンク掛っている。
もっぱら動物性の生餌を捕獲して食べるのに適しているのか、嘴が長くて湾曲している。
体長も五・六十センチほど有り、堂々とした気品を備えている。



 しかし、飼育ゲージで見る「トキ」の中には、頭も足も黒っぽいのがいるが、これは
まだ成鳥に成っていないかららしい。(続)



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