簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

降圧剤(四国遍路の旅・高野山編)

2015-09-02 | Weblog
 ふくらはぎの「こむら返り」と、山道での激しい「息切れ」、この重なる二つの症状に
思い当たるふしが無いわけではない。



 健康診断で血圧が高めであるとの指摘を受け、近所のかかりつけ医に相談すると、
「年齢的にもそろそろ、少し下げるようにコントロールした方が良い」と降圧剤の服用を
すすめられていて、それはその服用を始めた頃に合致する。



 丁度この頃からであるから、何らかの因果関係があるのでは・・・とは思うが確証も
なく、単なる思い込みなのかもしれない。
医師に相談しても「直接の関係は考えにくい・・・」と言うばかりである。



 しかし、実際にこの頃ジムで筋トレをすると、それ以前には経験したことも無いような
症状を時々体験することが有った。
めまいのように、体がふら付くような、少し体が浮いたような、そんな感覚で、そんな時
血圧を測定してみると、収縮期血圧が100を遥かに切り、拡張期血圧も50程度になり、
心拍数が大きく100を超えている。



 こんな時医師は、「激しい動きは避け、少し休み休みしたらいい。高いことのリスクの方が
心配だから」と言う。
事実、少し休めばなんてことも無く落ち着いてくるし、休み休み時間を掛けさえすれば今ま
で通りの筋トレをこなすことも出来る。



 こんな状態の不安を抱え、繰り返しながらもなんとか「菩提の道場・伊予路」と「涅槃の
道場・讃岐路」を歩き、88番札所・大窪寺で満願を迎えた。
その後一泊二日の行程で霊山寺に戻り、四国の遍路道に円環を描き結願すると、残る
は高野山への道歩きだけとなった。(写真:四国遍路道・鶴林寺みち)(続)





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