簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

陣屋町のひな祭り(JR乗り潰し・桃太郎線)

2016-08-26 | Weblog
 陣屋町・足守の町歩きは国道429号を外れ足守川に架かる葵橋を渡り、「足守
歴史 ふれあい通り」の入り口にある「足守歴史庭園」から始まる。



 町の中ほどには観光センターの役割を果たす「備中足守まちなか館」が有り、そ
こには観光パンフレットが置かれ、ボランティアの観光ガイド(無料)も常駐している。



 またその近くに位置する足守プラザは、情報発信基地、文化交流、安らぎの場と
して親しまれている施設で、陶芸や木工などの体験教室出来る工房を備えている。
ここではレンタサイクルの貸し出しも行われている。



 この通りで代表的な建物が「藤田千年冶邸」である。
これは江戸時代末に建てられた建物で、入母屋の本瓦葺、壁は漆喰塗で、この地
では多く見られた商家の造りだそうだ。
代々醤油製造を営む豪商の建物は一般に公開されている。





 足守ではこれらの施設を中心に23カ所にお雛様を飾り、「陣屋町足守町並み雛
めぐり」が行われている。
近年岡山県下では各地で町おこしのひな祭りが開催されているが、ここ足守のひ
な祭りは県下のトップを切って毎年2月の初めころからおよそ2か月間にわたって
開かれる。期間中には夜間のライトアップも企画されているようだ。



 商家や武家屋敷の残る陣屋町の町並みを散策しながら、楽しんでもらおうと言う
もので、大正から昭和初期にかけて使われ各家庭に残された貴重なものや、陶器
や組み木細工、掛け軸に描かれた雛などが家々に飾られ訪れる人々の目を楽しま
せている。(続)





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