遊行寺坂を下り、一里塚跡を見ながら藤沢宿に入ってきた。
知らなかったが遊行寺は、時宗の総本山で正式には清浄光寺と言う。
広重の描く藤沢の絵にも、門前に架かる大鋸橋と共に描かれている。
藤沢宿はこの門前町としても発展を遂げており、ここ藤沢の歴史そのものとも
いえる名刹だそうだ。
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広い境内には文化財や史跡も多いらしいが、残念ながら参拝する時間はない。
今回東海道を歩くとして、一日のノルマを30Km余りにしてしまったから、時間
的な余裕が持てないので失敗だった。
高輪の泉岳寺にも立ち寄りたかったが叶わなかった。
折角だから、いろいろ遊山を重ねたい。
そのためには一日20Km程度が良いのかもしれない。
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藤沢宿は家数が919軒、人口4000人余りでここには本陣脇本陣がともに一軒ずつ、
旅篭が45軒あったと言う。
東海道はここで大山参りの大山道や、弁財天参りの江の島道に分かれていた。
ここには江の島の一の鳥居が立ち遥拝所として、又遊行寺の門前町であることから、
観光地として賑わいを見せていたと言う。
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藤沢橋の橋詰に小さな広場があり、そこに江の島道を示す道標が残されている。
角柱の側面には「ゑのしま道」「一切衆生」「二世安楽」と刻まれていて、東海道
を別れ江の島道を行く人すべての安寧と極楽への願いが込められている。
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街道の電線は地中化されて、地上の所々にトランスボックスが置かれている。
そこには、古い写真や絵図面、史料などがラッピングされているので、これらの
サインを見て歩くのも楽しい。(続)
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