簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

古川町商店街 (東海道歩き旅・山城の国)

2024-10-21 | Weblog
 白川橋を渡るとすぐに、「古川町商店街」というのがあった。
終戦後の昭和25年頃から形成された商店街で、京都を代表する「錦市場」
に対する「東の錦」と呼ばれ、50店舗以上が揃い繁栄した時期があった。
ところが今ではシャッターを下ろした店舗もチラホラと目に付いている。



 三条通りから南に約250mの間に、今では40店舗ほどが軒を連ねる小
さな商店街だ。アーケードで覆われた商店街の通りは狭く、幅は2間程
しか無く、路地の様だ。天井から吊り下げられた「パステルランタン」
が独特の雰囲気を醸し出している。



 「レトロ&モダン」をコンセプトにする商店街で、老舗の店舗も多い。
至る所に昭和な香りがするが、中には今風の映え狙いでモダンでな店構
えも少なくない。不思議な感覚のする商店街で、今ではTVや映画のロ
ケ地、また雑誌等の撮影の他インスタの撮影スポットとして人気という。



 南禅寺のある岡崎地区と、円山公園地域を結ぶ通りぬけ通路でとして
も知られているらしく、買い物客に混じり、多くの観光客も商店街を通
り抜けている。中にはお目当ての新しい店を目的とする観光客も多いら
しい。



 抜けると白川の川縁で、その先を左折すると、知恩院の入口の古門が
建っている。まっすぐに参道を進めば、知恩院の山門に行き当たる。
その北には先程チョットだけ立ち寄った青蓮院門跡がある。



 その南には円山公園が広がり、高台寺、更にその先二年坂から産寧坂
を経て清水寺への道である。八坂公園の西には八坂神社、社前には花街
祇園が広がり、京都市の繁華街四条通りが西に延びていて、京を代表す
る一大観光地が拡がっている。(続)





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