簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

成田線で銚子へ (JR乗り潰しの旅)

2012-02-06 | Weblog
 五年前、初めて銚子を訪ねた時は、千葉から佐倉を経由して総武本線を利用した。
従って今回は、未乗車の成田線で銚子に向かう。
成田線は、銚子の一つ手前の松岸までだからここまで乗れば、後は成田から常磐線
の我孫子までの支線を残すのみとなる。

 再び佐原の駅に戻り、銚子行きの普通列車に乗車する。銚子までは1時間程だ。





 総武線の終着駅銚子は、漁業と醤油の生産で知られた町。
ここからは、レトロな私鉄が接続している。
醤油の輸送や、漁業関係者を港まで運ぶ手段としてつくられたのが銚子電鉄。
銚子から犬吠埼の外川までの6.4キロを、およそ20分で結んでいる。
昭和が香る古めかしい車両も懐かしい、小さな、小さなローカル私鉄で有る。

 何かと話題の多い鉄道で、前社長の横領が発覚したり、経営危機を副業で初めた
「ぬれ煎餅」の販売収益で脱したりなどは有名な話である。最近では銚子が舞台の、
NHKの連続テレビ小説「澪つくし」などでも取り上げられ更に有名になった。

 沿線には犬吠埼や地球の丸く見える展望館、マリンパーク等の観光スポットも多い
ので、乗降自由の一日乗車券を購入し、巡るのが良いだろう。







 今回の旅では、丁度夕食時に成ったので、“銚子漁師料理”の幟旗に引かれ
駅前の居酒屋さんに入る。生マグロ定食に心ひかれたが、限定品で既に売り切れ
との事で、刺身定食を注文する。安いのにボリュームがある地魚数種類の刺身の
盛り合わせに、ビールも進み大満足。(続)

(この旅行記は、「東日本大震災」発生直前に巡ったものです。)


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