まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

千本弦

2009-04-02 | 弓道
先日の試合で弦が切れた。
相当使い込んでいたので、切れそうな気もしたが、まだもつだろうと考えたのが甘かった。
後で、どのくらいの耐久力か調べた。
麻弦よりも合成繊維が入っているものは強いし安価だ。
千本引けるから「千本弦」ということからも分かる。
果たして驚きの結果。
矢数をメモしてあるものを確認したら、3000本もったことが分かった。
弓力12キロなので長持ちしたのかもしれない。

弦が切れると試合の運行を妨げるし、気力も切れてしまう。
そろそろ替えなくてはと思う間に時の過ぎることが早くて驚く。

弦が切れなくても、矢を落として飛ばさなかった身近な人もいた。
どちらにしても、若くて強い選手達の引き立て役に枯れ木も山のにぎわいで、参加人数を増やしただけかも。
それにしても枯れ木??


数字のモノサシ

2009-04-02 | 読書
「数字のモノサシ」寄藤文平著
「絵で見る数字の感じ方」という副題です。
身体を使って数字を体感してみたり、脳のモノサシというのを楽しい絵で表わしてあり、数字が苦手なわたしにも楽しく読めました。
できれば、子供にも薦めたいです。

全く、脳のモノサシといえば、どうしてそう考えるか!!と思える人に遭遇することがあります。
今ならあの隣国のミサイル騒ぎです。
あの方達(北の方)は、きっととんでもないモノサシが頭の中にあるのでしょう。
本日は誤報なんておまけつきの人騒がせです。
狂った物差しでみんなを惑わしていますね。

さて、モノサシの話に戻りますが、「限界を超えるとどうでもよくなる」というのにも同感しました。

たとえば「1万円」の予算を持つ人は「9500円と1万円」では迷うけれど、「1万5000円と1万5500円」の違いはほとんど感じないという傾向が指摘されています。
モノサシの目盛りは、限界に近づくほど細かくなり、限界を超えると評価不能になる傾向があるのだそうです。一大事を経験した人が自暴自棄になったり、逆にホトケみたいになるのも、ちょっと納得。(引用)

数字のまわりには面白いドラマや、いろんな考え方がたくさんあって、それが数字のもうひとつの魅力だと思います。(引用)

ずっと数学は苦手だと思っていました。
若い頃にこの本と「虚数の情緒」に出会っていたら、もう少し勉強したかも。
いやいや、今からでも遅くないですね。
数学を学ぶことではなくて、とにかくまだまだ学ぶことがあるということに気づきます。