まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

消えた予定

2020-02-26 | 暮らし
毎日、毎日、コロナのニュースは日々拡大していく患者の数を報道する。
まるで恐ろしい映画を観ているような気持になり、これが現実なのだということが信じ難い。しかし、現実なのだ。

名古屋で開催される中日本女子大会も、中止になった。加賀市内の市の開催の講座も、町内の老人会の落語会も中止だ。

いつもの日曜は、仕事か弓道かなので、日曜が休みとは何年ぶりだろうかと思う。

不要不急ということで、予定はことごとくなくなっていく。もしかしたら仕事以外はすべてが不要不急のことだったのだと今思う。
いや仕事も、世の中から見たら不要不急の場所かもしれない。
観光目的のお客様がみえるからだ。(たまに勉強のためにみえる人もいるが)

世の中は文化の名のもとに進歩しているが、人間はそんなに進化していない。
それどころか、いろいろなことが便利になって、自分のことも人にしてもらうような世の中になった。トイレすら、勝手に蓋が開き勝手に流れていくではないか。

世の中の人は、おしゃれになって、世界旅行などは当たり前になって、もしかして、そういうことは生きていくうえでどうしても必要かといわれると、今の状況では不要となるのかも。
大きなビルも、衛星も原発も、半径一里の生活をしていたら不要なのかもしれない。昔、何かのCMで「一里四方のものを食べてりゃいいんだ!」って、頑固おやじ風な人が言っているのがあったっけ。
太陽が出たら畑に出て、暗くなったら寝る。それでいいのだーーと。

さて、婆さんに「名古屋へ行ったら2週間は職場へ来ないでって言われた」と、冗談半分で言ったら「あらー。そりゃ困るわ。ばあちゃんに移るがいね」で、あった。