ついに踏ん切りがついた。
踏ん切りと言う漢字を「糞切」と打とうとしたが、パソコンは正しく変換してくれて良かった。
テクノロジーに感謝だ。いやITというのだろうか?
さて、踏ん切りがついたのは何かといえば、小学校1年からずっと大切にしていた下敷きを捨てることにしたことだ。
東京から加賀市へ引っ越すときに両親が買ってくれた物だ。
父が言うには「日本中どこにも同じ模様の物はない下敷き」である。
そういう親の言葉は呪縛にも等しい。
高価なものでもないのに宝物となるのである。

しかし、端っこは欠けているし、セロテープも貼ってあるのを見て、貧乏臭いと思うようになってきた。
ついに決別の時を迎える前に画像を撮っておくことにした。
その時に気づいた。スマホでかざすとナイフとフォークのマークが出る。
スマホはこの下敷きを食べ物と認識するのである。
娘にこの不思議をラインすると「そんなマークでないわ」という。
ドコモは出るが、機種の問題か?
「人間は人マークがでるよ」というと「どんな、どんな?」と訊くので
画像をラインした。
この下敷きのどこかが美味しそうなのだろうか。

これはパソコンの画像を撮ってみた。人と認識する。正しいのである。

テクノロジーとは、「特定の分野における知識の実用化」という。
ITも似たような意味か・・どちらがどうなのか分からないが、日々進歩していく。
ちなみに自分を写そうとしてみると、驚くべきことに「美人画」と、出た。
信じるか否かは任せましょう。