
久弥祭の日に、ゆかりの地巡りをした。
深田久弥と滝口加全とは交流があったので、この陶板を作ったのだが、深田久弥の筆跡を作品にするのに大変苦労したそうだ。
今、県立九谷焼美術館で滝口加全氏の展示も行われているので、ここは強くPRしたい。
巡る道中、錦城小学校の前の川沿いの道を歩くと、松の新芽がすごい。
触ると花粉がドバっと飛び散るのである。
「こんなんなります!!」
一緒に周ったお客さんが散らしたので、おぉ!!とカメラに収めた。
こんなんなるとは知らなかった。
この年になっても、知らないことが多すぎる。
不可解なことも多すぎる。
いや、知っていることが爪の先ほどもないということだ。
そして、知ったことは、知らないことが多くても生きていけるということだ。
知らないことが多いと、知ることが楽しい。
しかし、この頃は、知った先から忘れるという仕組みを知った。
