まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

鳥越村史

2007-12-23 | 暮らし

今日実家へ寄ったら、母の里の鳥越村の村史があった。
「鳥越村史」「続、鳥越村史」と、2冊セットだ。
鳥越村は、白山の山懐にあり、一向一揆でも有名で、歴史や景色もすばらしい所がある。
母の実家の名は珍しく、平家の落ち武者ではないかと言われているが
実際、村史にもその歴史が書かれていた。

何をかくそう、わたしが産まれたところである。
三瀬というところがそうなのだが、今は6人しかいない。
寂しいことに、合併のため白山市になって、「鳥越村」は、子々孫々に
「鳥越村」として伝わらないことになる。
そのため、この村史は大変貴重なものと思える。
お婆さんの産まれた鳥越村はどこにあるん?と、将来言われそうだ。

鳥越村の各町々に住む人たちが、一同に会して記念写真を撮っている。
わたしの従姉妹も映っていた。やはりこれは大変貴重な宝物と思えてきた。
母にとっても、私にとっても。
自分のルーツというものは、誰にとっても何より一番興味深いことなのだから。
その村の名がなくなることは寂しい。
八号線を走っていて、松任なのか鶴来に向かっているのか、分からなくなることがある。
合併は故郷の歴史をあやふやにしてしまう気がしてならない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿