今日は「海の日」で休日だが、両親は仕事で、お姉ちゃんは中学になると友達と遊びに行くので、ひとりぽっちのnanaと遊ぶことになった。
小学3年生になると、わたしが日頃出来ないことのお付き合いをしてくれる。
まず友達のブドウ園ヘ行ってぶどうを買おうかと出かけたが、まだ出荷前だった。
けれど、ブドウ園を案内してくれて、いかにシャインマスカットや、巨峰を作ることが大変か分かった。
摘果というより、摘粒が大変。勝手に大きくならないとは思っていたけど。
そう思うと、ルビーロマンなどは相当手をかけて育てているに違いない。
その後、フルーツランドで加賀パフェを食べる。
パフェに添えられた冷たい加賀棒茶がとても香ばしく美味しかった。
完全に歳の離れた女子会モード。
車の中で聴いていた歌がbacknumberの「水平線」
「お姉ちゃんと歌っとったよ。」とのこと。
この頃の子供は、この頃の長い歌詞の歌をちゃんと歌うのですごいと思う。
「すごいね~、ばぁばは覚えられんわ~」というと
「音楽会で、ヨアソビのツバメ歌ったんや。はじめは覚えられんかと思ったけど歌えるようになったよ」とのことだ。
「いい歌やよね~、歌えんけど。でもその音楽会って加賀市の全部の小学4年生が歌うんじゃなかったっけ?」
「4年生少ないし、3年生も歌った」
「ほぉ~、やるね~」
人数の多い小学校は、4年生だけで舞台いっぱいになるのだが、小さいところは全校生徒が出てくるところもある。
廃校になってしまう学校もある中、それぞれの小学生が一生懸命歌っているのは感動ものだ。
学童で働いている時、子供達のを見に行ったことがある。
いつも暴れまくっている子供たちが、舞台の上で一生懸命歌っている姿を見ると泣けそうになったことを思い出した。
歌って戻ってくると、やはり悪ガキは悪ガキだったが。
あの頃の小学4年生の孫が高校2年生になったのだから、時の経つのは恐ろしい。
悪ガキたちは、おっさん風になってくる。
女の子はいつまでも女の子で可愛い。おばさんになるまでは。