カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~大河のうた ~

2007年10月28日 20時30分59秒 | 映画 / MOVIE
京橋のフィルムセンターで行われている
「インド映画の輝き」と言う映画祭へ行ってきた。
10月9日から1ヶ月半くらいの期間で行われているのだが、
なかなかスケジュールが取れなった。

インド映画と言っても、
最近話題のマサラムービーではなく、
1950年代~80年代までの、
白黒フィルムの文芸作品などの古い映画だ。

客層もかなり年配の男性が中心のようだ。
入りは定員(310席)の半分くらいか。

     

さてこの「大河のうた」は、
インドの巨匠サタジット・レイ監督の
オプー3部作の2番目の作品。

大地のうた(1955年)
大河のうた(1956年)
大樹のうた(1958年)

監督としての初めての作品である「大地のうた」は、
サラリーマンをしながら休日に撮影をしたため、
完成まで3年かかったと言う。

大地のうた

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今回は「大地のうた」を観る事が出来なかったのだが、
そのあらすじは・・・・

西ベンガル州の田舎で少年オプーは、
両親と姉と4人で暮らしていたが、
姉の死をきっかけに家族は、
田舎からバラナシへ引っ越す。

 「大河のうた」は、ここから始まる。

バラナシへ引越してきたオプーと両親。
僧侶である父はガンジス河のガート(沐浴場)で
庶民に説法をして貧しいながら、
日々を暮らしていた。

オプーが10歳の時、父が肺炎で急死したため、
オプーと母親は親戚に勧められるまま、
東ベンガル州の田舎へ戻る。

僧侶になるための勉強を始めたオプーだが、
普通の子供と同じように学校へ行きたいと言い出す。
 学校では秀才ぶりを発揮し、
地方で2番の成績を収めると、
奨学金でコルカタ(カルカッタ)の大学へ進む。

印刷屋に住み込みながら、
夜は働き、昼は大学へ行くのだが・・・居眠りの日々。
なかなか田舎へ帰郷する事も難しい生活。

田舎に一人残された母は、オプーを心配しながら
オプーが17歳のときに病気で死んでしまう。
死に目に間に合わなかったオプーだが、
引止める伯父を振り切ってコルカタの大学へ戻る。

大河のうた

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3部作なので、ここで終了。
続きは「大樹のうた」へ・・・。
コメント (2)
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