今回は全身麻酔でないのでT字帯(ふんどし)は、なし。
前回と同様に徒歩で手術室へ向かった。
右腕に点滴を刺したまま手術室に入ると、
前回とは違ったBGMがかかっていた。
若い男性ボーカルのポップスであるが、
外国暮らしが長い私(笑)には誰だか特定できなかった。
手術台に横になると手術着の後部分が外され、
前部分は腰あたりまで折られ、
胸部だけが露出された状態で肩にタオルがかけられた。
右腕に血圧計、胸に心電図が装着された。
左足には電気メスのアースが装着され、
両腕は真横に開いた状態で、両足は揃えた状態で固定された。
(緊縛プレイではないっ
)
無影灯の強い光から目を保護するために
顔の下部でタオルが吊るされるのだが、
手術部分以外は青い不燃布でカバーされるので、
あまり関係ないように思えた。
ここで執刀医のI先生が登場。
データを取るために前回の傷跡を計った。
「手術痕は4.5Cm。」
看護師が記録している様子が見えた。
「漢字、判る
『あと』ね。」
思わずウププッと・・・内心笑ってしまった。
『あと』って言うと『跡』かと思っちゃうよね。
『痕跡のこんの方』とかの方がいいんじゃない
・・・その時、私は正確に思い出せなかったけどね。
余裕があったのはここまで・・・・。
左胸全体から鎖骨、脇腹から背中にかけて、
広範囲に消毒が2回(2種類)施された。
そして麻酔
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これは左胸全体に針が刺される。
恐怖を感じていた程の痛みはなかったのだが、
(マンモグラフィの方が痛かったような。)やっぱり痛かったわ。
10箇所までは数えていたのだが、
そこから後は先生の
「これは痛いですか
」に対して、
「ちょっと痛いです。」と時おり答えた。
そして先生が私の身長と体重を確認して、
「どんよりする薬が入りますので、寝ちゃったらそれでいいし、
眠れなかったら時々深呼吸をしてください。」と言った。
手術関係者と患者がコミュニケーションを取りながら進む所が、
全身麻酔とは違う所だ。
手術中に意識があるのだから全神経を集中して、
どんな事をしてるのか一部始終を観察してやろうと思っていたのだが、
寝ちゃいました・・・・。
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再手術は前回切除した同じ傷跡からメスを入れ横部分を切除する。
声を掛けられて目を覚まし、時計を見たら50分位が経過していた。
そのうち手術時間は25分との事だった。
そこから手術の傷口に保護テープが貼られ、
左側の背中から右胸にかけて長い絆創膏で圧迫された。
先生が「切除した部分を見ますか
」と言ったので見せてもらった。
この辺も全身麻酔の手術とは異なる。
今まで3回手術を受けたが初めて自分の腫瘍を見た。
「これが3%(再発率)かぁ・・・。」と思った。
それは銀色のトレイに乗った1×2Cm位の涙型だった。
中央の赤い部分が肉でその周りには黄色いツブツブが付いていた。
その後、瓶に入れられてホルマリン漬けになった。
再び手術着が着せられ手術台から降りて、
車椅子に乗せられ病室に戻った。
点滴の針も抜かれて自由な姿であった。
そのまま立ち上がって待合室まで行き、
友人J子と従兄弟に声をかけたら
驚いてたわぁ。
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闘病日記(発見の経緯)。
闘病日記(手術方法)。
闘病日記(手術)。
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闘病日記(病院設備)。
闘病日記(注意点)。
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ピンク・リボン・ウォーク 2013。
闘病日記(追加切除)。
闘病日記(再手術その①)。
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前回と同様に徒歩で手術室へ向かった。
右腕に点滴を刺したまま手術室に入ると、
前回とは違ったBGMがかかっていた。
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外国暮らしが長い私(笑)には誰だか特定できなかった。
手術台に横になると手術着の後部分が外され、
前部分は腰あたりまで折られ、
胸部だけが露出された状態で肩にタオルがかけられた。
右腕に血圧計、胸に心電図が装着された。
左足には電気メスのアースが装着され、
両腕は真横に開いた状態で、両足は揃えた状態で固定された。
(緊縛プレイではないっ
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無影灯の強い光から目を保護するために
顔の下部でタオルが吊るされるのだが、
手術部分以外は青い不燃布でカバーされるので、
あまり関係ないように思えた。
ここで執刀医のI先生が登場。
データを取るために前回の傷跡を計った。
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看護師が記録している様子が見えた。
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思わずウププッと・・・内心笑ってしまった。
『あと』って言うと『跡』かと思っちゃうよね。
『痕跡のこんの方』とかの方がいいんじゃない
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・・・その時、私は正確に思い出せなかったけどね。
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余裕があったのはここまで・・・・。
左胸全体から鎖骨、脇腹から背中にかけて、
広範囲に消毒が2回(2種類)施された。
そして麻酔
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これは左胸全体に針が刺される。
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(マンモグラフィの方が痛かったような。)やっぱり痛かったわ。
10箇所までは数えていたのだが、
そこから後は先生の
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そして先生が私の身長と体重を確認して、
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眠れなかったら時々深呼吸をしてください。」と言った。
手術関係者と患者がコミュニケーションを取りながら進む所が、
全身麻酔とは違う所だ。
手術中に意識があるのだから全神経を集中して、
どんな事をしてるのか一部始終を観察してやろうと思っていたのだが、
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再手術は前回切除した同じ傷跡からメスを入れ横部分を切除する。
声を掛けられて目を覚まし、時計を見たら50分位が経過していた。
そのうち手術時間は25分との事だった。
そこから手術の傷口に保護テープが貼られ、
左側の背中から右胸にかけて長い絆創膏で圧迫された。
先生が「切除した部分を見ますか
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この辺も全身麻酔の手術とは異なる。
今まで3回手術を受けたが初めて自分の腫瘍を見た。
「これが3%(再発率)かぁ・・・。」と思った。
それは銀色のトレイに乗った1×2Cm位の涙型だった。
中央の赤い部分が肉でその周りには黄色いツブツブが付いていた。
その後、瓶に入れられてホルマリン漬けになった。
再び手術着が着せられ手術台から降りて、
車椅子に乗せられ病室に戻った。
点滴の針も抜かれて自由な姿であった。
そのまま立ち上がって待合室まで行き、
友人J子と従兄弟に声をかけたら
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闘病日記(発見の経緯)。
闘病日記(手術方法)。
闘病日記(手術)。
闘病日記(病院食)。
闘病日記(病院設備)。
闘病日記(注意点)。
闘病日記(乳癌と乳製品との関係)。
闘病日記(術後1週間)。
闘病日記(術後1ヶ月)。
ピンク・リボン・ウォーク 2013。
闘病日記(追加切除)。
闘病日記(再手術その①)。
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