カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~タイガー 伝説のスパイ~

2013年04月25日 20時49分59秒 | 映画 / MOVIE
 原作タイトルは「エーク・ター・タイガー」である。
私はサルマン・カーンのマッチョすぎる身体と顔つきが、
どうも・・・タイプではないので彼の主演映画はほとんど観ていない。
従ってこの作品も評判は良かったにもかかわらず、
ヒンディー語版は観ていないのだった。

だから新鮮だった。
ストーリーの予習もしていなかったので、
展開も読めず・・・(笑)



<ストーリー>

サルマン・カーン演じるタイガーはインド諜報部の有能なスパイである。
ターガーは作家と名乗り潜入するが潜入先で、
カトリーナ・カイフ演じるにゾヤに出会い恋に落ちる。
ゾヤがパキスタンから送り込まれたスパイだと知らずに・・。

ゾヤの方は途中からターガーが作家ではない事に気づいていたフシがあるのだが、
タイガーは敵のスパイを突き止めた時にそれがゾヤだと知るのだった。
で、味方になるか、死を選ぶかの問いにゾヤは死を選び、
タイガーは拳銃を発射する。
 (本来はここで休憩が入るのだが、今回はなし。)
突然、場面が切り替わり・・・タイガーは次の指令の地トルコに赴く。
そこでゾヤに再会し、二人は組織を裏切って逃亡する事に。
 (実はゾヤを射殺してなかった事がここで解る。)
トルコのブルーモスクが凄く綺麗でちょっと行きたくなっちゃた。

お互いに国を裏切ると言う事はありえない事で、
しかもそれがインド、パキスタン両国の関係においては、
絶対にありえない
でも意外にも裏切るんだなぁ・・これが。

お互いの組織を欺くために嘘をつくのだが・・
どれが嘘、どれが誠か見ている方も欺かれるのだった。
しかしインド映画がハッピーエンドにならないワケがないのいで、
最終的には消息不明となり世界各地を股にかけて逃亡する。
インドとパキスタンの友好を願って。

疑問点は・・・
 インドとパキスタンの関係から見て、
やはり国境を超えた恋愛は有り得ないのではないか。
しかも一般人でなはい諜報部員においては。
まぁ相手方に寝返ったわけじゃないのでいいのかなぁ・・・。

 タイガーが長年かけて貯めたお金が230万Rs。
これは日本円でたった420万円である。
今のインドの物価から考えてもそれほど大金じゃないし、
これだけで逃げおおせるわけはない。
まぁ途中からバイトしていたみたいだけど。

 それから字幕の担当者は知らない方だったが、
最近は英語版から日本語訳をするらしいので、
ヒンディー語の翻訳者ではないのかもしれない。
どうもヒンディー語と字幕が合わないと思ってたら、
そのせいだったか・・・・と納得。

タイガー 伝説のスパイ [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


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