カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

WBA世界ミドル級王座決定戦

2017年05月20日 23時59分59秒 | スポーツ / SPORTS
WBA世界ミドル級1位           WBA世界ミドル級2位
アッサン・エンダム(カメルーン)     村田 諒太(帝拳)
     35勝(21KO)2敗              12勝(9KO)

                 

ボクシングのオリンピックの金メダリストで、
世界チャンピオンのになった選手はいる。

モハメッド・アリ、ジョー・フレージャー、
ジョージ・フォアマン・・・最近では、
オスカー・デラホーヤ、ウラディミール・クリチコ、
フロイド・メイウェザー、ギジェルモ・リゴンドー、
ユリオルキス・ガンボア。

しかし、ミドル級では114年目にして初めてである。



写真左側:緑色のトランクスがエンダム選手。
写真右側:青色のトランクスが村田選手。

          

1ラウンド:戦前の予想通りの展開。村田選手がプレッシャーをかけて前進し、
エンダム選手が下がりながらジャブ。そしてガードの上から連打。
  (エンダム選手:10-9:村田選手)

2ラウンド:ガードを固めて村田選手が前進、エンダム選手が足を使って
回りながら下がりながらガードの上に連打していく。
  (エンダム選手:10-9:村田選手)

3ラウンド:同じ展開。エンダム選手のステップワークと手数が目立つ。
村田選手は時折威力のある右ストレートを放つが単発。
  (エンダム選手:10-9:村田選手)

4ラウンド:ようやく距離がつかめて来たか村田選手がワンツー、
ワンツーとパンチを出し始める。そして右ストレートがクリーンに決まり、
エンダム選手がダウン。
  (エンダム選手:8-10:村田選手)



5ラウンド:打ち合いなり村田選手の右でエンダム選手がよろめくが、
ロープに助けられてダウンにはならず。一発の威力の村田選手、
手数のエンダム選手の図式。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

6ラウンド:村田選手が前進して右。エンダム選手は下がりながら連打。
追われて当て逃げしているように見える。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

7ラウンド:ラウンドの前半はエンダム選手が足を使って連打するが、
村田選手はガードしており、ラウンドの後半に右をヒットさせる。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

8ラウンド:展開は変わらず、エンダム選手の足の送りが怪しくなり、
スリップダウンが多くなる。村田選手の右は当たる。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

9ラウンド:エンダム選手は村田選手のジャブでもフラつくようになり、
かなり効いているようだが足も手も止まらず。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

10ラウンド:村田選手の左右のボディ。
エンダム選手は身体を折りながらもなんとか持ちこたえる。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

11ラウンド:村田選手のボディが有効。しかしエンダム選手は止まらない。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

12ラウンド:エンダム選手は動き続ける。村田選手は無理をせず、
前進しながら右を当てる。
  (エンダム選手:9-10:村田選手)

私の採点では、117-110で村田選手の勝利。
公式採点は、ジャッジ:パナマのオパディージャが116-111でエンダム。
アメリカのカイズが117-110で村田、
カナダのアールが115-112でエンダム。
2-1の判定でエンダム選手の勝利となった。

この採点については別の記事にて、私の意見を詳しく説明したい。

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