大湾 硫斗(志成) ロビン・ラングレス(フィリピン)
10勝(6KO)1敗 11勝(4KO)4敗
55Kg契約ウェートの試合、もともと大湾選手は、
スーパーバンタム級だからほぼこの体重。
写真左側:白色のトランクスが大湾選手。
写真右側:赤色のトランクスがラングレス選手。
1ラウンド:静かな立ち上がり、お互いにフェイントをかけながら、
出方を探っている。両者共にガードが低い。大湾選手の左フックから
右アッパー、ラングレス選手も好戦的にパンチを大きく振る。
大湾選手の左フックがカウンターとなりラングレス選手の腰が落ちる。
(大湾選手:10-9:ラングレス選手)
2ラウンド:ラングレス選手のワンツー、右ストレートで、
大湾選手の腰が落ちガードが上がるが、そこに右フックが当たり、
ダウンかと思ったらなんとスリップダウンの判定(そりゃないわ)。
ラングレス選手はチャンスと見て前進する、大湾選手は立て直して、
残り8秒で右ストレートでダウンを奪う。
(大湾選手:10-10:ラングレス選手)、
*公式採点は10-8だろうけど。
3ラウンド:ラングレス選手は左ジャブからじわじわ前進し左フック、
入るところに大湾選手の右ストレートがヒット。
(大湾選手:10-9:ラングレス選手)
4ラウンド:ラングレス選手が前進し飛び込んで左フック、
大湾選手の左ボディから右アッパー、コーナーに詰めて右フック、
左ボディでラングレス選手がダウン。
(大湾選手:10-8:ラングレス選手)
5ラウンド:大湾選手の左ジャブが伸びる、右フックから距離を詰め、
左ボディから揉み合い大湾選手が上からプッシュしたように見えたが、
レフェリーはダウンをとった。まぁボディは効いてたと思うけど。
(大湾選手:10-8:ラングレス選手)
6ラウンド:ラングレス選手が前進するが入るところに大湾選手が、
左フック、左ボディがタイミングよくヒット。さらに前進し、
左ボディから右フック。
(大湾選手:10-9:ラングレス選手)
7ラウンド:大湾選手が左を連打、左ボディが強烈。ラングレス選手も
左フックから右ストレートを返すが大湾選手がロープに詰めて連打。
(大湾選手:10-9:ラングレス選手)
8ラウンド:ラングレス選手が出て来るが大湾選手の左フック、
左ボディ、右フック、左フック。
(大湾選手:10-9:ラングレス選手)
私の採点では80-71で大湾選手の勝利、公式採点は
三者共に80-69で大湾選手の勝利。
本人の話にもあったけど、ガードが甘いところがある。
スロースターターなのかもしれないけど。
いい左ジャブからの攻撃にバリエーションをもったら、
期待できる選手だと思った。