IBF世界ミニマム級チャンピオン IBF世界同級5位
ダニエル・バラダエス(メキシコ) 重岡 銀次朗 (ワタナベ)
26勝(15KO)3敗1分 8勝(6KO)
前回たまたま兄の重岡雄大選手の試合を生観戦したのだが、
その時に弟君も来ていた。似たようなタイプだと言う事だったけど、
同じミニマム級だし、同じサウスポーだし。
兄弟でボクシング選手と言うのも結構いるね。
写真左側がバラダエス選手。
写真右側が重岡選手。
1ラウンド:重岡選手が落ち着いて前進、ジャブの差し合い。
バラダエス選手が左ジャブをボディへ伸ばす。右フックから、
左アッパーと多彩な攻撃を見せる。重岡選手も左ストレート。
(バラダエス選手:10-10:重岡選手)
2ラウンド:距離の探り合い、バラダエス選手は右フックから、
重岡選手は左をボディへ入れながら追い詰めて行く。
バラダエス選手はいきなり右フックから入るが、
タイミングが合っている。
(バラダエス選手:10-9:重岡選手)
3ラウンド:バラダエス選手は左を下げて右から当てて行く。
重岡選手は右ジャブから左ボディ。バラダエス選手は身体を沈めて
右フック。重岡選手の左ストレート、左ボディと当たる。
偶然のバッティングでバラダエス選手の頭が重岡選手の顎に当たると、
バラダエス選手はダメージを主張しインターバルがとられる。
えっ! 長いインターバルの後、思いもよらない展開。
レフェリーが試合続行不可能を宣告!! それはないなぁ。
負傷引き分け・・・・
重岡選手は落ち着いており自分が勝つと言う、
自信があるように見えた。対するバラダエス選手は、
チャンピオンなので簡単に試合を放棄するとは
思えないのであるが・・・・。
バッティングのダメージがどれほどなのかは、
本人でないので判らないけど、戦意喪失と見えた。
なんかなぁ・・・やりきれない気持ちである。
わずか3ラウンドだし、中盤まで進んで、
経験に勝るバラダエス選手のテクニックや試合運びに
重岡選手がどう対応していくのか観たかった。
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