2016年の作品。タイトルに意味はなく、
ズキューンみたいな効果音らしい。
もちろん封切り時にインドでヒンディー語で
観ているのだけれど、日本語字幕版で再度観た。
ワルン・ダワンの父親ディヴィッドはコメディの映画監督で、
この作品はワルンの兄ロヒットの監督作品。
ワルンも身内の作品だから演じやすいのかもしれない。
<ストーリー>
中東で開催されているクリケットの試合に出場している
インドのスター選手ヴィラージ(サキッド・サリーム)が
パキスタン戦を前に誘拐される。
36時間以内に事件を解決する為に、
インドから派遣されたのは優秀な警官のカビール
(ジョン・アブラハム)だった。
最初のシーンは彼がGFの部屋を訪ねるが、
そこには浮気相手が隠れており、
それを暴くと言うシーンは、
後半ジャクリーン・フェルナンデスが登場して、
いい感じになる伏線であった。
現地に到着したカビールは現地警察の
ジュナイド・アンサリ(ワルン・ダワン)と組んで
カビールが失踪した夜の足取りから追う。
ホテルからヴィラージを車で連れ出した女性、
そのパーティ会場で出会ったオカマ(アクシェイ・クマール)、
そして犯人らしき男と接触したらしき女性イシカ
(ジャクリーン・フェルナンデス)。
音楽が嫌いで硬派なカビールと軽快でコミカルなアンサリは、
好対照な名コンビに見えた。
犯人を追跡するために国境は超えるな、
と上司に言われたアンサリはバッジを外し拳銃を返却して、
カビールと行動を共にする。
二人はイシカを救出して国境を超える。
アンサリが重要人物の飼い犬に仕掛けたカメラによって、
ヴィラージの監禁先を突き止め救出に向かうが、
ヴィラージには爆弾が仕掛けられていた。
カビールはインド国に対して解決の為の金を払うように伝えるが、
金を支払っても時限装置は止まらなかった。
三人は海に飛び込み海中で爆破装置付きの服を脱がせる。
えっ・・・こんな事で・・・と思ったけど。
危機一髪で助かったヴィラージは、大観衆の待つスタジアムに現れた。
スタジアムには犯人もいたがヴィラージの登場に慌てて逃げ出す。
逃げる犯人の車をヘリコプターで追うカビールとアンサリ。
ワルン・ダワンは「僕は君のヒーロー」で見せた、
コミカルな演技が板についており、
まだ若いのでしばらくはこの路線で行くのかもしれない。
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