教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

全国で新たに1785人感染 大阪、東京を上回る 新型コロナ

2021年03月30日 18時42分12秒 | デジタル・インターネット

全国で新たに1785人感染 大阪、東京を上回る 新型コロナ

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エジプト側「損失は1日あたり16億円」…スエズ運河の通航再開

2021年03月30日 14時06分36秒 | 国際・政治

エジプト側「損失は1日あたり16億円」…スエズ運河の通航再開

読売新聞2021年03月30日12時25分

エジプト側「損失は1日あたり16億円」…スエズ運河の通航再開

 

 【カイロ=上地洋実】エジプトのスエズ運河で正栄汽船(愛媛県今治市)所有の大型コンテナ船「エバー・ギブン」が座礁した事故で、スエズ運河庁は29日、船の離礁に成功し、運河の通航を再開したと発表した。運河庁は、待機していた船舶が約3日半で運河をすべて通過するとの見方を示した。

 29日に記者会見した運河庁のオサマ・ラビア長官によると、座礁船は29日午後3時頃、大型タグボートによる作業の結果、運河両岸の中央付近に戻った。船はその後、紅海側と地中海の中間あたりに位置するグレートビター湖に入った。燃料漏れやコンテナの損傷は確認されていない。

 他の船舶の通航は29日午後6時に始まった。家畜を積んだ船が優先された。

 紅海、地中海、グレートビター湖などで足止めされた船は422隻に上った。運河庁は24時間態勢で船舶を通過させる方針で、30日午前8時(日本時間30日午後3時)までに113隻の通過を終えたい意向だ。

 スエズ運河は海運の大動脈で、世界の貿易量の約1割が通る。ラビア氏によると、事故による損失額は1日あたり1500万ドル(約16億円)とみられる。ラビア氏は「事故調査によって、誰が負担すべきか、明らかになる」と述べた。

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 1か月で5千万円→4万円に…ネコと暮らすホームレス男性は元社長「野良猫になっても生きていける社会を」

2021年03月30日 13時51分36秒 | 社会・経済
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1か月で5千万円→4万円に…ネコと暮らすホームレス男性は元社長「野良猫になっても生きていける社会を」
2021/03/29 16:38
 
ネコと暮らすホームレスの井東さん
(東海テレビ)
名古屋の街で、ネコと暮らすホームレスの男性がいます。男性は週に4日空き缶を拾い、自分と飼育している猫の食費を賄っています。
 
 食料の配給や生活保護も拒み続けホームレスを続けているこの男性には、「自分の食い扶持くらいは自分で」という強い信念がありました。
 
※ゴミ集積所からの空き缶持ち去りを条例で禁じる自治体もありますが、名古屋市では禁止されていません。
 
■ゴミを集めて作った小屋にはテレビや風呂まで…ネコと暮らすホームレスの男性
 
 井東広さん(69)は名古屋の街中で、10年以上路上生活をしているホームレスです。一緒に暮らすのは、オス猫の空ちゃんです。
 
井東さん:
「(ネコは)俺より金額かかる。700円が6袋だから5000円。お猫様だもので、俺よりご飯が先よ」
 
 井東さんの食事は、いつも空ちゃんの後です。食材は近くのスーパーで買っていますが、1日2食で生活しています。住んでいる家は、全て井東さんが自らゴミを拾ってきて作りました。中をのぞいてみると、そこにはテレビが…。電気は、発電機を使い自らで賄っています。
 
井東さん:
「俺の趣味の部屋で。生きていくために、なんか楽しみにしようと思ってこうやって作っとる」
 
 去年作った「お風呂」は、カセットコンロ3台を使って沸かします。かつて建設関係の仕事をしていた井東さん。どうしても風呂を作りたく、3年越しで作り上げました。
 
■深夜に自転車走らせ週4空き缶拾い…1か月に稼いだ4万円で食費を賄う
 
 午後10時前。井東さんの仕事が始まります。深夜の名古屋を自転車で走り、空き缶集めです。
 
井東さん
「食うためには仕方ない、まともな人間のやることではないと思ってやっているから。だから、俺はゴミで人間じゃないから、ちょっとでも人間に近づきたい、そう思って頑張っているだけ…」
 
 冷え込む街中を7時間ほど走りまわったこの日、手に入れた空き缶は35キロ。これで2800円ほどになるといいます。週に4日空き缶を拾い、1か月の稼ぎは4万円ほど。これで食費と空ちゃんのエサ代、そしてタバコと酒代を賄っています。
 
■所持していた車は計7台…ホームレスの男性は「月5千万円売上げる」会社の元社長
 
 井東さんには、意外な過去がありました。16年ほど前まで建設会社を経営し、社長だった井東さん。バブル景気の頃は羽振りも良かったといいます。
 
井東さん:
「笑い話だけど、1か月に5000万くらいの売上がある。それで、手元に残るのが700万〜800万円。車も7台くらい持っとったし」
 
 自分の車、奥さんの車、奥さんが買い物に行くだけ用の車、更にキャンピングカーまで。しかも、全部現金で購入したといいます。しかし業績が悪化し、53歳の頃に会社は倒産。その後は別の建設会社に雇われて働いていましたが、トラブルがあり働けなくなりました。
 
井東さん:
「やり直しがきかんからな、この年になると。それが一番や」
 
■「身内に知られるのが嫌だから」…生活保護の受給を阻む理由は“扶養照会”
 
 井東さんのもとには、時々ボランティアの看護師の女性がやってきます。この女性は、週に一度、支援物資を持ってホームレスをまわり、健康状態をチェックしています。井東さんに生活保護について話をしますが…。
 
看護師の女性:
「(井東さんは)『いやいやいりません、お金だけもらって部屋でぼーっとするのは嫌だ。体が弱ったらお願いするけど、まだ今はその時期ではない』って…」
 
「生活保護は受けたくない…」それには大きなワケがありました…。
 
井東さん:
「落ち目になったとき人に見せたくないもん。身内に知られるのが嫌だから…」
 
 井東さんが生活保護を受けない理由は「扶養照会」です。行政が生活保護を申請した人の親族に、援助をできないか問い合わせるものです。
 
井東さん:
「会ってもおらん子供のこと考えたり、色々なことを考えるからな」
 
 離婚し、当時3歳だった息子とは35年以上会っていない井東さん。生き別れた息子の存在が、生活保護をためらう大きな理由でした。井東さんは、「扶養照会」を理由に生活保護を受けず、ホームレスを続けている人も少なくないといいます。『井東』という苗字も偽名で、役所の担当者が訪ねてきても、本名は伝えていません。
 
■「野良猫になっても生きていける社会を」…ホームレスを続ける男性の願い
 
 この日、小屋の隣では食糧の配給が行われていました。しかし井東さんはそこには並びません。
 
井東さん:
「俺は並ばない。缶拾い行く方がマシだわ。善意は善意だとしても、あんまり気分のいいものではないし」
 
「自分の食い扶持くらい自分で。それが人間の姿だし、少しでもそんな人間に近づきたい…」
と話す井東さんには願いがありました。
 
井東さん:
「一言だけ言わせてほしい。それは絶対映してほしい。こいつ(猫)は俺の子供やねん。こいつが、俺が死んでも生きていけるような世界を作ってほしいし、野良猫になっても安心できるよう世の中を作ってほしい。それを言いたかったから、(取材を)受けた。それだけです。ありがとうございました」
 
 野良猫になっても生きていける世の中を。井東さんが願う社会です。
 
※ゴミ集積所からの空き缶持ち去りを条例で禁じる自治体もありますが、名古屋市では禁止されていません。
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やくざが支配する日本<本澤二郎の「日本の風景」(4040

2021年03月30日 13時23分45秒 | 国際・政治

やくざが支配する日本<本澤二郎の「日本の風景」(4040)

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やくざ支配の日本<本澤二郎の「日本の風景」(4040)

<安倍が仕掛けた宏池会壊滅作戦の主役は地元やくざの大親分>

 「アサ芸」の特ダネ記事は、日本の政財官の闇の正体を見事に暴いて余りあるだろう。新聞テレビが報道できない中身である。安倍晋三が、手元に引き寄せていた宏池会の岸田文雄の足元を、その実、やくざを使って破壊する過程を、主犯の地元やくざの大親分が真相を打ち明けた。この情報の価値は、政財官の目的実現には、必ず仲間のやくざ暴力団を動かしていることを、見事に証明・裏付けている大ニュースである。

 

 河井案里夫妻の役目は、宏池会の参院議員の現職・溝手顕正攻略の鉄砲玉である。そこへと安倍と二階は、1・5億円を投入、安倍は4人の秘書を河井支援に投入した。

 

 菅の方は、公明党創価学会の政治部長?の佐藤浩に命じて、学会票を河井支持に一本化させて、見事に河井当選を実現した。河井の勝因は、1・5億円の賄賂攻勢と、やくざ暴力団・公明党創価学会の支援だったことになる。

 

 1・5億円の政党助成金(血税)は、公明党創価学会とやくざの懐にも流れたことになる。もちろん、安倍の4人の秘書も大金を手にしたろう。

 

 古くをさかのぼると、この極右・清和会とリベラル・宏池会の死闘は、安倍の祖父・A級戦犯の岸信介と宏池会生みの親である池田勇人からである。池田は、いまの岸田と全然違った。60年安保強行のため、警察の取り締まり強化のための警職法改悪の場面で、岸内閣の閣僚を放り投げて、反岸に転じたことで政権を手にしたものだ。池田はひ弱な岸田と違った。

 岸の警職法改正は、やくざ退治のためとは真逆の、市民拘束を容易にするものだった。現に岸の周辺には、児玉誉士夫や笹川良一ら右翼暴力団がまとわりついていて、60年安保デモ規制に突っ込んでいった。

 

 池田の側近・大平正芳は、石橋湛山が果たせなかった日中国交回復のために、真っ先に池田内閣を誕生させ、岸の反中路線を軌道修正した。続く田中内閣の外相となって、抵抗する岸の台湾派を振り切って、1972年9月に悲願を果たした。

 岸の復讐劇は、最初に田中内閣を、文春を使ってスキャンダルまみれにして退陣させた。対抗する田中は、大平内閣を誕生させたが、岸は森喜朗ら青嵐会右翼を動かして、大平内閣を40日抗争に持ち込んで、大平の命を奪った。

 

 同じ自民党を名乗っていても、リベラルの保守本流と傍流右翼の攻防は激しく、それなりに政治的均衡を図ってきたのだが、田中・竹下の後継・小渕恵三首相が急逝、森喜朗が政権を担当するや、日本の政治は「神の国」へと極右転換した。彼らは遂にNHKなどの報道を、内閣の広報宣伝に変質させることで、7年8か月の安倍内閣、次いで現在の菅へとバトンタッチさせた。

 

 そんな清和会にぶら下がって、戦争法制にまで手を出した公明党創価学会に、主権者はようやく気付いた。彼らの裏の裏に、やくざが跋扈するという、民主主義を根底から突き崩す、暴走ならぬ暴政が敷かれていたものである。

 

 政治は、選挙によって左右される。右翼政権の不正選挙は、今では日本だけではあるまい。アメリカも、である。曲者は開票機器にある。手作業にしなければなるまい。その選挙を左右する決め球は、候補者の腐敗・スキャンダル・嘘情報をまき散らすことである。ここでは安倍に限らず、自民党右翼候補はやくざを使って、選挙での勝利を手にする。

 

<「溝手のスキャンダルを探せ」にやくざ主導の河井事件全容判明>

 「ケチって火炎瓶」という言葉が一人歩きしている。何のことか理解できなかったのだが、安倍が地元の首長選挙で、やくざを先頭に立てて、ライバル候補を打ち破った。ところが、やくざに約束していた金を少なくした。これにやくざが怒り狂って、地元の安倍邸に火炎瓶を投げ込むという事件が表面化した。

 

 「半島流儀なのか、目的のために手段を選ばない」が極右の荒業であるのだろうが、房総半島などでもこれが日常化してきた。やくざが主導する選挙戦なのだ。信じたくないが、今回の広島戦争で、そのことを当事者のやくざ親分が告白した。

 

 アサ芸の特ダネ記事は、そのニュース価値からすると、文春のそれをはるかに上回るものである。選挙だけではない。以前、厚労省役人の不正を暴いた「霞が関の犯罪」(リベルタ出版)を執筆した際、彼らは右翼暴力団を使って取材妨害を始めた。初めての経験なので内心驚いた。やむなく警視庁の暴力団担当の警察官と連携して対応した。

 仰天したことは、筆者の携帯電話に右翼が直接電話してきたことだった。出版前後には、妻の車のタイヤ4本に穴があけられた。東と南の窓ガラスの2か所にも、空気銃で穴をあけられた。友人弁護士が「急いで警察に被害届を出せ」といわれて、そうしたのだが警察は、本腰を入れて捜査をしなかった。

 

 溝手と河井の参院選は、やくざに対して「溝手のスキャンダルを探せ」という指令から始まった。いわば消音銃の号砲に違いない。被爆地・広島でのやくざ主導の選挙戦に仰天するばかりだが、安倍の宏池会壊滅作戦の行方は、今後とも注目を集めることになる。今回、岸田自ら防御のためか、自民党広島県連の会長に就任した。槍衾を受けて立つ気構えと見たい。

 

 他方で、宏池会は安倍の足元で、参院議員の林芳正が、安倍と二階派幹部の河村建夫攻略に始動している。宏池会と清和会・反宏池会との死闘は、次の総選挙に持ち越される。

 

 ここで清和会OBの解説を紹介したい。清和会も二つに割れている。岸の流れを汲む安倍と森喜朗らは「清和会ではない清和会」という。福田赳夫は、安倍の実父・晋太郎を全く信用していなかった。「福田は私のいる前で、二度も安倍晋太郎を非難・面罵している。塩川正十郎が、安倍は清和会の人間ではない、と言ったことは本当のことだ」となる。「安倍も小泉も清和会の事務所を使って総裁選をしていない」「晋三は閥務をしたことがない。派閥としては町村を擁立している」と。なるほど安倍は、清和会候補の町村を破って総裁に就任した。金力で。

 

<宏池会ブレーン・安田正治の遺言=改憲は清和会との決戦しだい>

 現役のころ、アメリカ大使館前にある自転車会館には、よく足を向けた。官邸前の国会記者会館から坂を下って、溜池を通り抜けるとすぐである。運動にもなった。

 

 事務局長の木村貢と宏池会ブレーンの安田正治が、いつも応対してくれた。後者は京都新聞記者を辞めて、宏池会二代会長の前尾繫三郎の秘書になった。以来、大平・鈴木善幸・宮澤喜一の内閣で、宏池会ブレーンとして大活躍した。

 

 大変な知性派で、おしゃべりしていて勉強になったものである。木村は、池田勇人の秘書からだから、宏池会の生き字引である。彼は大平・鈴木の政務秘書官を歴任した。大平の最期の場面では、毎日連絡を取り合ったものだ。

 

 安田の遺言のような話は「憲法をめぐっては、国家主義の清和会と中曽根派とのリベラル・宏池会との最終戦争いかんだ」と厳しい認識を明かした。戦前派・保守傍流の改憲軍拡右翼とリベラル・憲法重視派の宏池会の決戦の行方が、その鍵を握るとの予言である。

 

 民意を重視する宏池会・アジアの平和と安定を希求する宏池会、対する戦争の出来る日本にしたい岸の清和会右翼の決戦が、いま広島と山口でゴングが鳴り響いているのである。河井事件の真相は深い。溝手と河井の対決という見方は、表面的皮相的で間違いである。

 

<「木更津レイプ殺人事件」犯人やくざ強姦魔を逮捕しない千葉県警の闇>

 政治屋とやくざと公明党創価学会という奇妙な組み合わせが、やくざ浜名の「木更津レイプ殺人事件」から読み取れる。

 強姦魔殺人やくざを、結果的に擁護?する公明党創価学会と千葉県警もまた、不思議な組み合わせなのだ。目の前の犯人を逮捕しようとしない千葉県警と所轄の木更津署の対応もまた、日本の政治宗教史の1ページを彩ることになるのだろうか。

 

 まことに不思議千万である。強姦は殺人に相当する重罪である。しかも、命をも奪った性凶悪犯罪事件である。報道管制で迷宮入りさせるつもりなのか?

 

 市民の勇気ある告発状を門前払いにした木更津署である。告発者は、その理由を文書にせよ、と強く抗議している。戦前の「おいこら警察」が今も継承しているのであろうか。

 

 春秋の筆法を持ち出さなくても、木更津署の判断ではない。千葉県警だ。千葉県警に圧力をかけた警察官僚は、警察庁にいる人物なのか、それとも国家公安委員会なのか。さらにてっぺんの官邸なのか?

 TBS強姦魔もみ消し事件とも共通している?

 

 捜査妨害の犯人は、相手を見誤まったと警告したい。

2021年3月30日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

https://demo-mansion.viewn.co.jp/book?book_id=0000057940

 

<安倍の東北復興五輪の成果を外国人カメラマンが撮影、一見に如かず>

これがフクシマのイマだ。ポーランド人の写真家が撮影したリアルフクシマな33画像が世界に衝撃を gataro (asyura2.com)

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80歳カリスマ百貨店員が引退 売り場にファン順番待ち

2021年03月30日 09時59分20秒 | 企業
 

80歳カリスマ百貨店員が引退 売り場にファン順番待ち

80歳カリスマ百貨店員が引退 売り場にファン順番待ち

80歳を機に引退を決意した畦崎ヒサ子さん。最終日まで売り場で笑顔を見せる=宮崎市の宮崎山形屋

(朝日新聞)

 「80歳のアイドル」と呼ばれたカリスマ販売員の女性が3月31日に売り場を退く。宮崎市の老舗百貨店「宮崎山形屋」の靴売り場でトップセールスを続けてきたが、「傘寿」を機に退職を決意した。長年の得意客らが続々と来店し、列をなして名残を惜しんでいる。

 「本当に充実した日々だったんです。でも、デパートには若い感性が必要だとも思って……」。宮崎山形屋新館1階にある婦人靴店「銀座ヨシノヤ」の販売員、畦崎(あぜざき)ヒサ子さん(80)。明るい笑顔が売り場の看板だった。

 地元宮崎の出身。1959年、高校卒業と同時に宮崎山形屋に就職した。靴やバッグの売り場で8年勤め、結婚を機に退職。20年ほど専業主婦として暮らしたが、夫と死別すると、元同僚たちから「戻ってこない?」と声がかかり、89年に靴売り場にパートで復帰した。48歳になっていた。

 長年のブランクに戸惑うこともあった。

 「左右違うサイズの靴をお渡ししたり、金額を間違えたり。お客様からたくさんおしかりをうけました」。失敗を繰り返すうち、「お客の声をしっかり聞く」という姿勢が身についていった。

 座ったお客の前でひざをつき、低い目線でお客の趣味や注文に耳を傾ける。接客時の言動の一つひとつが美しいと、お客や同僚の間で評判が広がった。本人は「私の所作や言葉遣いは、明治生まれの母親仕込みなんです」と話す。

 復帰して5年で、山形屋にもテナントを持つ銀座ヨシノヤから契約社員として迎えられた。全国に約70店を展開する同社の中でも、顧客数や売り上げがトップクラスに。社内でも「宮崎のお店に素敵な人がいる」とその名が知れ渡った。

 販売の秘訣(ひけつ)は何か――。

 「真心だと思うの。売ろう売ろうとせず、相手が何を求めているのか、無心でじっくりと話を聞くことです」。足や靴選びの悩みに寄り添い、親身になってお客に合う商品を探した。「お客様のことをよく覚え、その方に似合う靴を見つける名人」(銀座ヨシノヤの宮崎山形屋店の店長)として信頼を集めた。

 お客が2度、3度と来店するたびに会話は深まり、靴の好みはもちろん、家庭や健康のことも打ち明けられる。お互いの人間関係が深まり、常連客は靴を買う予定のないときも、まず畦崎さんに会って話をして、それから洋服や食品の売り場へ向かうようになった。

 畦崎さんは営業時間外にも努力を続けた。300人を超す常連客に、手書きのはがきを季節ごとに送った。

 70歳でヨシノヤの定年を迎えると、「こんなに顧客に愛されている人はいない」と、今度は宮崎山形屋が異例の措置として特別嘱託社員として採用した。

 それから10年。3月に80歳となり、一線を退く決心をした。「さまざまの事(こと)思ひ出す桜かな」。芭蕉の句とともに退職を伝えるはがきを書いた。

 いま、約40平方メートルの売り場には、畦崎さんが選んだ靴を履いた女性たちが集い、畦崎さんと話すために順番待ちをしている。

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30日 広い範囲で黄砂 関東、沖縄、奄美は雷雨も

2021年03月30日 09時39分30秒 | デジタル・インターネット

30日 広い範囲で黄砂 関東、沖縄、奄美は雷雨も

30日 広い範囲で黄砂 関東、沖縄、奄美は雷雨も

30日 広い範囲で黄砂 関東、沖縄、奄美は雷雨も

(tenki.jp)

きょう30日(火)も、広範囲で春の困りもの黄砂があり、2日連続の所も。日中は晴れる所もあるが、雲が広がりやすい見込み。大気の状態が不安定になる関東周辺や沖縄、奄美では雨や雷雨の可能性。最高気温は、5月並みや6月並みの所がある。

きょうの天気 関東と沖縄、奄美では不安定な天気 突然の雨や雷雨

画像A

きょうは、北海道の北を低気圧が東に進み、南にのびる気圧の谷が本州付近を通過する見込みです。午後から夜にかけては、寒気が北陸から東北南部や関東を通過するでしょう。大陸からは前線が沖縄など南西諸島にのびてくる見込みです。寒気が通過する所や前線の付近では、大気の状態が不安定です。
【黄砂に要注意】
北海道から九州にかけての広い範囲で、大陸からの黄砂が広がっています。見通しの悪くなる所がありますから注意が必要です。
付着した黄砂は、やっかいもの。洗濯物は、よく払ってから取り込むとよいでしょう。クルマに付いた黄砂は、ワイパーを動かす前に、水を十分かけて洗い流しておきましょう。こうすると、黄砂がフロントガラスを傷つけることの防止になります。
【各地の天気】
北海道は、日中は晴れる所が多い見込みですが、朝までと夜は雲が広がりやすいでしょう。東北は晴れる所がありますが、雲が多い天気で、南部の太平洋側では夜になって雨の降る所があるでしょう。
関東は昼頃にかけては晴れるでしょう。午後は天気の急な変化に注意が必要です。北部から都心にかけて、夕方からは雨や雷雨の可能性が高くなっています。
東海と北陸3県は、昼頃にかけて晴れる所が多い見込みですが、夕方から夜は雲が広がるでしょう。
近畿や中国四国、九州北部では、朝までと夜は晴れますが、日中は雲の広がる所が多いでしょう。九州南部では雲が広がりやすく、所々で雨が降りそうです。奄美地方では雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。
沖縄でも、本島地方や大東島地方では大気の状態が不安定です。雨で雷を伴うことがあるでしょう。宮古島地方や八重山地方は、大体晴れそうです。

きょうの気温 広い範囲で大型連休ごろ 6月並みの所も

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きょうの最高気温は、沖縄や九州からと東北南部にかけて20℃以上の所が多いでしょう。沖縄は各地とも25℃以上になり、東海や甲信地方でも25℃以上の夏日になる所がある見込みです。東北北部は15℃以上の所が多く、北海道

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スエズ運河で通航再開 待機の船420隻超に

2021年03月30日 09時36分23秒 | デジタル・インターネット
 

スエズ運河で通航再開 待機の船420隻超に

大型コンテナ船が座礁していたエジプトのスエズ運河は、6日ぶりに通航が再開した。

愛媛県の会社が所有するコンテナ船は、日本時間29日午後10時ごろ、座礁から6日ぶりに航行を再開し、スエズ運河庁によると、日本時間午前1時ごろ、通航が再開した。

コンテナ船は現在、運河の途中にある湖で船体の損傷の有無などを確認する検査をしている。

一方、これまで運河を通航できずに待機していた船が420隻を超えていることから、運河庁は、従来の運航状態に戻るまでには最大4日ほど要すると見込んでいる。

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