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暴対法30年で潜るやくざ<本澤二郎の「日本の風景」(4374)
2022/03/04 10:05コメント1113
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暴対法30年で潜るやくざ<本澤二郎の「日本の風景」(4374)
<典型例「木更津レイプ殺人事件」犯は市民・信仰者にもぐる大変身>より、転載させて頂きました。
今月3月1日で暴力団対策法が施行されて30年。久しぶりに書棚から「元警視総監 秦野章の日本警察改革論」(エール出版)を取り出してみた。1992年12月に出版していた。暴対法が施行された9か月後の本である。
懐かしく開いたが、我ながらよくまとめてある。今読んでいても適切な指摘が多い。たとえば「大臣にSPをつけるのは無駄。狙われる大臣はいない」「ピストル不法所持はもっと刑罰を重くせよ」「敗戦直後は警察が暴力団から脅されていた」など興味深い。
施行30年でやくざは、市民社会に潜り込んで犯罪を次々と起こしている。いわゆる「半ぐれ」は、やくざの配下として、事件を拡大させ、市民生活を脅かしている。ここでは2014年に暴いた富津出身やくざの浜名による「木更津レイプ殺人事件」を取り上げてみたい。それこそ潜って潜っての強姦殺人事件であるが、我ながら名探偵・明智小五郎も舌を巻く成果である。
浜名は現在も木更津市のJR岩根駅近くの介護施設で活躍しているが、一部の市民は彼の正体を調べ上げて教えてくれた。なんと浜名は、普通の市民に変身して、さらに宗教団体の会員にもなっていた。夫妻そろってのカルト教団のメンバーなのだ。今回はS教団としておこうか。
うまく化けたものである。一般に信仰者に悪人はいないと思い込む。日本人だけではない。やくざの次なる展開が、また世間を欺く見事な転身である。この罠に、美人の栄養士が騙されて、やくざ新ビジネスでバイトを始めた。彼女も同じSカルト教団の古参会員だった。
<教団政治力でデイサービス認可受け、真面目な介護施設経営者か>
神社本庁もそうだが、教団内では不可解な事件事故が限りなく起きる。現在でも「信仰すればいいことがある」と信じ込む貧困家庭は多い。そこが教団の狙いでもある。
教団の多くは、権力と癒着する。カネと票に政界関係者も飛びつく。S教団
には政治部門が存在し、政党を所有して、今では政権の中枢に潜り込んでいる。化けて潜る政党兼教団にやくざも化けて潜った。
ここから多少推測をまじえるしかないのだが、そこの勢力を利用して厚労省が認可するデイサービス資格を取った。信仰者経営の介護施設だ。信者仲間も、信じて応援することになろうか。名称も「かけはし」だ。木更津市の福祉関係者はみな知っているが、まさか日本初のやくざ介護施設とは分からなかったらしい。第一、日本政府の福祉部門である厚労省が認可しているのだから、ケチをつけることは出来ない。
どのようなやくざ信者なのか?これも不明である。もともとJR岩根駅周辺の住人ではないのだから、大半の市民を騙せるのだ。本気でやくざ稼業から足を洗っていれば、素晴らしいのだが、浜名と会った人は、瞬間胡散臭い人物だと分かる。
余談だが、ハマコーは議員時代、決して仲間の前でも裸にならなかった。この浜名も、夏場でも長袖シャツを着込んで、胴体を見せることはしない。入れ墨やくざがバレてしまうからだ。
<美人栄養士をバイトに誘い込み、内職の大工仕事で自宅にもぐり込む>
浜名の配下で知られるホームヘルパーYが、取材の時に興味深い話をしてくれた。「大声の浜名」「三本指の浜名」と知らせてくれた。やくざの特性というと大声を上げて、相手を威嚇する。脅しに不可欠だ。そして指つめも相当な威力を発揮する。浜名は二本の指をつめた、正真正銘の現役やくざなのだった。
Yがなぜ浜名の正体について内緒話してくれたのか、というと、浜名の強姦殺人事件を取材するな、という脅しのためだった。どっこいそんなことで折れたら、泉下の秦野章に申し訳が立たないではないか。
栄養士を浜名の介護施設に誘い込んだ人物こそが、ヘルパーのYだった。
彼女はお目当ての栄養士に対して「同じ信者仲間が困っている。助けてあげてほしい」と哀願してきた。2013年夏のことだった。浜名夫妻とYは、共に同じ信者仲間だった。
第三者には理解できないのだが、同じ信仰仲間というと、相手をいっぺんに信用してしまうものだ。介護施設で浜名は、大工仕事もしていた。これも栄養士を騙す策略だった。浜名大工は「家の修理する所があれば、安くやってやるよ」の一声に転んでしまった。二つとない人生を奪われるのである。
強姦魔を本業とするやくざを、一人住まいの住宅に呼び込めば、もはや声を上げることも出来ない。入れ墨を見せつけられただけで、普通の女性は硬直してしまうものだ。
一人住まいの女性は、男性に家をかき回させる場合、決して一人で対応してはならない。だれか友人とか身内を呼んで、立ち会わせることが不可欠だが、同じ信仰仲間という信頼がアダとなってしまった。
<覚醒剤など強姦七つ道具で110番通報阻止・性奴隷6か月>
その都度、知り合いの女性に聞いたりしているが、覚醒剤について理解している日本の女性は少ないか、ほとんどいない。
なぜやくざが覚醒剤を使用し、密売するのか、なぜ男たちが覚醒剤の虜になるのか、どんな場面で覚醒剤を使っているのか。伊藤詩織さん事件では、犯人は人を酩酊させる薬物を使っている。間違いない。ホテルに連れ込むためだ。その後に犯人は覚醒剤で暴れまくるのだろう。巨人軍選手の清原事件で知ったことだ。
強姦魔は事前にレイプ七つ道具を用意しているため、容易にレイプすることが出来るということも分かってきた。医師らも詳しいという。
「木更津レイプ殺人事件」被害者は、浜名に強姦され、動画撮影もされた可能性が高い。これでは110番通報などできない。ただでさえ日本人女性は、この種の事件について110番通報しない。警察不信は相変わらずだ。いわんや強姦七つ道具で証拠を撮られたら、もはや生きることは出来ない。
性奴隷として6か月、彼女は毎夜木更津市内の浜名の店などで酷使された。性ビジネスに違いない。
<逃げ出そうとした途端「ばらす」「ネットに流す」のドーカツで衝撃死!>
日本では古来より「血も涙もないやくざ」と語られてきたが、このレイプ殺人犯が裏付けている。栄養士は、殺害される直前に浜名の妻に助けを求めていた。むろん、相手にされなかった。彼女の葬儀に、やはり浜名夫妻もYも姿を見せなかった。
お通夜に参集した信者仲間は「まるでお人形さんのようだった」と吹聴していた。栄養士を知る信者は「もう本人は死んでしまった。殺人事件をほじくると、死者の名誉に傷がつく」と。カルト教団の人間関係は浅すぎる。
浜名は殺傷武器で栄養士を殺害したのか。違う。「ばらす」「ネットに流す。本気だ」と恐ろしいやくざ特有のドーカツである。その衝撃で、栄養士は自宅居間に倒れ込んだ。大動脈破裂で即死だった。君津中央病院のヘリコプターが搬送した時には意識不明、強い心臓も2日後に止まった。
<千葉県警・木更津署は捜査回避、背後で政治圧力の重大疑惑>
非業の死である。やくざに強姦されると、もはや人生は打ち切られるのである。逃げたくても逃げられない。携帯電話を、やくざが支配していることも重要である。この携帯を捜査当局が逆手に取れば、やくざ事件は難なく証拠が集まるのだが。
これほどの悲惨な強姦殺人を、未だかつて聞いたこともない。市民に姿を変え、化けて潜ることで、やくざの残忍な事件は、むしろ増加しているだろう。本事件の刑事告発に対して、あろうことか千葉県警木更津署は、告発状を意味不明な理由をつけて放棄した。
安倍官邸とS党も絡んで、捜査を止めた疑惑が新たに浮上している。伊藤詩織さん事件と似てきているのではないか。いえることは、暴対法の影に隠れて、巧妙な潜り戦術で、やくざはしたたかに悪事を働いている。政治にも接近して、利権も手にして、その間隙を縫って強姦殺人も。以上が「木更津レイプ殺人事件」の全容である。
警察正常化協議会の見解を聞かせてもらいたい。
<中村格・警察長官は知っている?>
本事件の全貌を暴くことになると、S教団やS党と官邸などにも飛び火するかもしれない。それゆえの捜査妨害事件の可能性を否定できない。暴対法30年を契機に、より強固な法改正も不可欠であろう。
ひょっとして本事件について、中村格も知っているのか、いないのか不明だが、千葉県警に捜査指示を出してもらいたい。人間の命は地球より重い、とは佐藤栄作の議会答弁である。
2022年3月4日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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コメント 1
1.
桃子
2022年03月04日 11:06
知的な組織の情報
「ロシアは金本位制に戻る事を開始します。そして銀行で金を購入するときも、今までは20%の税金がかけられていました。それも廃止となります。」
日本もきっとそうなるでしょう。
ウクライナへのロシアの軍事作戦も順調で、世界中のサイコパスをカオスに導いている間に、ロシア国内では量子銀行システムだけになり、更に金本位制になります。これはGESARA法によるものです。私達は勝利しています。
これはロシアだけではなく、世界に波及していきます。
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