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恐怖のナショナリスト<本澤二郎の「日本の風景」(4375)
2022/03/05 09:36コメント31
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恐怖のナショナリスト<本澤二郎の「日本の風景」(4375)
<核施設・原発を攻撃したロシアのプーチンは人間なのか>より、転載させて頂きました。
プーチンは日本を何度も訪問している。森喜朗・安倍晋三との仲は深い。しかし、肝心のヒロシマとナガサキには行かなかった、と記憶している。それでもチェルノブイリとフクシマの放射能被害については、詳しい情報を知っている。恐ろしい被ばくの恐怖を学んでいる。それにもかかわらず、プーチンの軍隊は、世にも恐ろしいウクライナの二か所の原発を攻撃した。
昨日は、ヨーロッパ最大級の原発で火が噴いた。国際社会を大混乱に陥れた。偏狭なナショナリスト・プーチンの本領が発揮されたものだ。目的達成のためには、手段を選ばない、それが国家主義者だ。仮に核施設や送電線に砲弾が直撃すると、地球の北半球全体が放射能被害に見舞われる。そのことを承知した攻撃だったことから、プーチン暗殺計画が本気で語られ始めた。
プーチンは人間ではない!誰もがそう思ったかもしれない。ナショナリストの恐怖を裏付けている。核施設に手を出したり、核兵器をチラつかせるナショナリストは、自身の命の危機を感じ取ったものか。それにしても核に手を伸ばすようでは、隣国への侵略失敗を認めたようなものだ。戦争犯罪を問われることになる可能性が高い。
nationalistを選んだpeopleの責任も問われている。正しくはストロングがつく。日本語だと国家主義者より国粋主義者を指す。日本国内でも、いまこの手の人間が増大して、インターネット情報を攪乱している。胸に手を当ててみよう。
<ユダヤ系ウクライナ人・ゼレンスキーの「国民を盾」はまともか>
反動的にウクライナの元俳優・ゼレンスキーの評価が高まっているが、この人物にも危険な要素がちらつく。彼もまた、ストロング・ナショナリストに違いない。
国民の命や人権を軽視するナショナリストを、人々が政治指導者に選ぶという恐怖を大衆に呼びかけている。資金を懐に入れている財閥は、さらに血税を懐に入れようとして、民主主義者を拒絶して、国家主義者・国粋主義者を選ぼうとする。そのために新聞テレビを悪用する。広告費で左右できる言論界操作が、極右化を宣伝するため、市民は容易に騙される。
彼らはヒトラーのように、選挙で選ばれて這い上がって権力を握る。国民が気付いて引きずり降ろそうとしても、既に洗脳された大衆がそれを許さない。圧倒的資金力による選挙で繰り返し再選し、都合の良い憲法改正や法律を制定して、反対に市民監視を強め、人権を奪い取る。国家主義者の怖いところだ。
プーチンもヒトラー同様に、選挙で選ばれ、背後の強大な財閥が支援している。ゼレンスキーはどうだろうか。反プーチンを合唱することで、人々の支持を得てきている。ただし、彼が本当にいい政治家かどうかの基準は、危機に遭遇した際の人々への対応いかんである。
国民の命にどう向き合うか、である。残念ながら彼は、人民の味方ではなかった。その反対である。今回のロシアとウクライナの戦争は、双方のナショナリストの激突である。
ゼレンスキーは、アメリカを軸とするNATOの全面的支援を前提としたプーチン対決である。彼はロシア軍の前に、最も大事な国民の命を、盾にしたことで、まともな政治家ではなかった。米CIAを懐深く抱きいれての戦争をしている。プーチンの誤算は、ここにあった。
ロシアの大軍にすぐさま手を上げると考えていたプーチンは、誤算続きだ。事実は、ゼレンスキーのユダヤ民族主義が彼の五体を包み込み、米国の工作を100%受け入れていた。民間人の犠牲を喧伝することで、国際世論を独り占めにした。結果的に、戦闘は泥沼化して市民の命を使い捨てにさせている。
プーチンが要求するウクライナ中立化は、願ってもない好ましい材料で、スイスとの中立同盟による平和攻勢が、人々の命と人権を守ることが出来る。出来れば非武装中立の9条国家が最善だった。しかし、CIAはそれを許さなかった。NATOの前線基地化に突っ込んで、人々の命をプーチンの軍隊に捧げている。これはゼレンスキーの過ちである。
<「ウクライナ首脳陣はアメリカ国籍」との見方は本当か?>
いま不可解な情報が飛び込んできた。ひょっとして事実だとしたら、ゼレンスキーは、人々を裏切っていることになるのだが。
ご存知、中国の官僚たちは、こぞって米国などに家族や資金を送り込んで、自身と家族の安全を図っている、と聞く。ウクライナの要人たちも、みなアメリカの国籍を取得している、というのだ。
つまりは、こうなのだ。「CIA当局が、ゼレンスキーの側近たちの身の安全を保障したうえでのロシアとの戦争」というのであるが、果たして事実なのかどうか。単なるうわさなのか、それとも?
ゼレンスキーの家族は、いまどこに身を隠しているのだろうか?不可解な点は、まだいくらでもあるのかもしれない。
ちなみに、この戦争区域は、過去にスターリンを育んだ風土だった。そして、そのことは日本の天皇絶対制度下の日本にも、当てはまることになるのだ。
<プーチン便乗の安倍晋三・維新・国民民主党もナショナリストかぶれか>
筆者は、恩師・宇都宮徳馬さんの教えから、以前から日本の財閥の動向に関心を抱いてきた。安倍晋三の改憲論は、三菱や三井の意向の反映である。次男・正文の東芝病院での医療事故死の、無慈悲すぎる対応から、一段と財閥の悪徳に警戒と警鐘を鳴らしてきたジャーナリストである。
不思議なことに、日本共産党でさえも財閥を蓋して「大企業」と誤魔化してきている。両者の関係は怪しいとにらんでいる。
それはさておき、プーチンと親しすぎた安倍の、目下の核保有便乗論に、自民党別動隊の維新が共鳴するのは当然のこととして、国民民主党までが非核三原則を破壊しようとして、それを国民に向けて発信している。この右翼三党は、財閥の意向を受けてラッパを吹いていると分析できる。
原発再稼働や戦争三法を強行した、安倍内閣の危険な体質を国民は、現在も記憶している。公明党創価学会もこれに便乗したが、今や安倍や高市ら国粋主義者を先頭に、核利権に飛びついて、大衆を洗脳しようとしている。被爆国日本・フクシマの日本を忘れろ、とがなり立てているのだ。彼らこそプーチンの仲間、国家主義・国粋主義に染まった面々といえるだろう。
天皇制国家主義へと舵を切りたいのだ。財閥の強い期待なのである。ここまで真剣に考える学者や文化人出でよ、と叫びたい心境である。ナショナリストはいらない!大衆の覚醒を強く求めたい。
2022年3月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
追記 昨日、予期しないうれしい贈り物が届いた。岩ツツジの幼木二本。親類の柴崎夫妻が持参してくれた。次男・正文の仲間が出来た、と感動してしまった。実は、正文が早稲田の学生だった頃、妻の真知子と長男・春樹の三人で、養老渓谷に車を走らせた。途中、長南町のレンゲソウが咲き誇る田んぼと、春風に泳ぐ鯉のぼりを見学。養老渓谷では、岩ツツジが見事に開花した場所で記念写真。そこで幼木二本買った。その一本が育った。これを「正文の木」と呼んで大事にしてきた。その仲間が出来たのだ。「医療事故」本の表紙裏の写真は、この時のものである。
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コメント 3
1.
桃子
2022年03月05日 09:51
【演説全文】ウクライナ侵攻直前 プーチン大統領は何を語った?
2022年3月4日 18時25分 ウクライナ情勢
NHK
プーチンが嫌いな人へ
あなたの嫌いなプーチンがどのような事を考えているのかを
知ってからでも遅くはないでしょう。
すでに日本の若者の多くが本当のプーチンを知っています。
社会主義国のソ連のイメージが刷り込まれていないからです。
刷り込みはコントロールにすぎません、
日本の支配者によるコントロールです。
0
2.
桃子
2022年03月05日 10:05
日本におけるプーチン打倒の多くに
カルト宗教団体がからんでいます。
彼らは上層部からの命令で
何でもできます。
ワクチン会場に並ぶ事も厭いません。
日当もでています。
書き込みの日当もでています。
なんちゃって日本人の会のお話です。
街頭の募金活動は組織的です。
PCもSNSも組織的なものです。
何でもありの社会はすでに網羅されています。
真実は埋もれていくのでしょうか?
0
3.
唐澤辰巳
2022年03月05日 11:27
ウクライナを全面的に是とするつもりはなく、もしかしたら我々の与り知らぬ事実がありそれを知ったらロシアに同情するかもしれません。
しかしウクライナのことはウクライナ国民が決めることです。非武装中立化は理想像であっても部外者があれこれ言う筋合いはありません。かつて孫文が唱えた三民主義そのものです。
ロシアに同調する中国を始め専制国家は今は強くとも国民を抑圧する体制が長続きする筈はありません。ましてや戦争は嫌だと言った小学生の女児までも逮捕拘禁するような野蛮国は必ずや近い将来崩壊の道を突き進むことでしょう。
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